私にとっては突然の娘の養子縁組話
お世話になります。 30代娘と母(私)のことで、
娘は、高校まで、いじめや友人、父、母(私)の関係等に悩み、卒業と同時に家を出て、専門校を経、上京、自身で生活(今に至っては、この時点でひとりで生きてゆく覚悟だったようで)しはじめました。
遠方に離れ、メンタル面が弱く、転職や引っ越しをくり返しておりましたが、
自立心もみえ、私生活も楽しんでいる様子でしたし、友人関係も上手くいっているようで、日々の生活に追われていた私は、特別用事がない限り連絡をとることも少なくなり、数年が経っております。
先日、電話の話の中で「いまの仕事、何れ辞めようと思ってる、伴ってまた引っ越そうと」と告げられました。つい先日まで、職場、通勤とも満足している様子だったのと、結婚せず独身で生きていくつもりと聞かされていたこともあり、これまで転々と繰り返してきたこと、将来的な事も頭がよぎり「何度転職、引っ越せば気が済むの!」と罵声を浴びせてしまいました。彼女自身は、生きるため色々考えがあっての決断だったようなのですが、このやりとりがきっかけとなり、
過去、度ある毎に自分(娘)の気持ち、私に苦言していたのに、感情的にり罵声を浴びせてきたように
「子供(娘)が悩み苦しんでる時に、まるで子供の癇癪のよう、未だ変わらない私の態度に付き合いきれないし、この先も、繰り返されると思うと耐えられない!このままだと自分が苦しくて死に至ってそまいそう」と言い、親子関係を断ち、これまで悩み苦しい時理解してくれた、友達ご夫婦(同じ30代)のところに養子として入ることを告げられました。
彼女が学生の頃から働き始めた後も、何度か衝突し、私の方が感情的になり、言ってはいけない言葉をその場で抑えることができず、つい言ってしまったことが度々ありました。 ここ数年は、揉め事もなく時節毎に帰省することも少なくなっていた(娘の気持ちとしては、二度と帰りたくはない位の気持ちになっていったようです)ので、ここまで重く受け止めていたとは、思いもよりませんでした。
今となっては、これまでの私の言動が、彼女を苦しめ、悲しませ、生きる道を途方に暮れさせ、人生を奪ったのだと深く反省しております。 今更図々しいようですが、縁を断ち切り、養子縁組と言う形だけはとって欲しくないと考えております。良きアドバイスがありましたらお願いします。
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あなたの分身であるかけがえない娘様と心から向き合ってください
初めまして、お早う御座います。
物があふれ、何でもお金さえあれば手に入ってしまう便利な世の中になり、その分大切な何かを失ってしまっています。そして、人々の心が病んでしまって行っている出来事に胸が痛む想いです。
夫婦とは、お互いを理解し労わり支え協力し合って、見返りない愛情を与え続ける事だと思います。物事を始めるときの志と一緒で、出会った頃やお付き合いをして、結婚を決めたあの日の事や、居て当たり前・・家事をして、仕事をしてお給料をもらって来て当たり前・・と有難さや存在を忘れてしまっているから、離婚や家族がギクシャクしたりするのです。それらを敏感にキャッチするのが・・子供たちです。親の都合や勝手により一番傷つくのが未来ある、我が分身の子供たちなのです。その結果・・大人となり心を病んでしまったり、犯罪を犯したりしてしまうのです。人は皆んな、善きものを一つは必ず持って生まれて来るのです。それぞれの家庭環境により・・善きものを悪に変えてしまうのだとも思います。
あなたに課せられた課題だと私は思っております。お子様からのヘルプを発信していたことに気づいて上げられていましたか?
今、ここで人生と言う冒険旅行の主人公の自分自身と立ち止まって・・良く自分自身に問いかけて見てください。
どんな事があっても、心を尖らせずに。お子様の心に寄り添って・・穏やかにお子さまと向き合ってお話をされて見ては如何でしょうか?耐えてきたお子さまの気持ちをしっかりと受け止めてください。答えをすぐには出そうとせずに、結果をすぐに求めずに・・ゆっくりとお子さまとの時間を取り戻して行ってください。
過ぎ去った過去に捕らわれたり、奪われたりせずに。起こっていない出来事を思って心配や不安になり心を奪われず、二度とないこの瞬間をあなたらしくお過ごし下さい。純粋な心からの言葉は必ずお子さまに届きます。そして、失った時を新たに人生を描いて、ちょっとの勇気を出して・・仕合せな人生を歩み出してください。
人生も運命も自分自身も・・いくらでも変えられます。夢や希望は捨てない限り逃げては行かないのですから・・・
あなたらしく人生という冒険旅行を仕合せに歩めますように。心からお祈り致しております。
合掌
質問者からのお礼
早速のご回答、大変有り難く感謝致しております。
子ども達が生まれてからは、仕事、家事、育児に追われ、余裕もなく、
大切な時を流される様に過ごして来てしまいました。
ご指摘いただきましたように、これまでのこと、今、娘に目を覚まさせられたように感じております。
これからは、頂きましたお言葉を胸に刻み、残りの時間を無駄にすることの無いよう精進して参ります。 有り難うございました。