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主人が何をしたかったのかわからない。

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有り難し有り難し 7

いつも、相談にのっていただきありがとうございます。とても感謝しております。

今日は去年の7月に別れた主人の行動が府に落ちないのでお聞きしたく、質問させていただきます。

別れた主人は浄土真宗大谷派のお寺の孫です。ただ孫と言うだけで、浄土真宗とはまったく縁のない生活をしています。

しかし、事あるごとに「俺は浄土真宗のお寺の孫だから」と上から目線で話してきます。そして、私には「お前は浄土真宗のお寺の孫の嫁なんだから、もっと色々考えて行動しろ」と命令口調です。

一度、浄土真宗のお寺の孫の嫁と怒鳴られた時に思わず「早口言葉かよ」とつぶやいてしまい「お前は浄土真宗を馬鹿にしてるのか!!」とテレビのリモコンから子供のおもちゃまで投げつけられた苦い思い出があります。

確かに私も浄土真宗のお寺の孫の嫁として不勉強な所もあったかと思い、10数年前になりますがインターネットを通じて、何冊か書籍を取り寄せたこともありました。
その時主人は「お前はなんでもすぐ夢中になるから、檀家になるとか言い出すなよ」と言っていました。その言い方があまりにも憎々しげだったので、結局その書籍も読むのを辞めてしまいました。

主人の周りの人にも「俺、浄土真宗のお寺の孫なんですよ〜」と得意げに話していたようで、「聞き流しましたけど、反応に困りました」という声も聞きました。

浄土真宗のお寺の孫って、そんなにエライものなのでしょうか?

私としては、浄土真宗のお坊さんやその他の浄土真宗のお仕事に携わっているならともかく、ただ孫というだけなら普通の人だと思うんですが、違うのでしょうか?

長文、失礼致しました。
よろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お坊さんも、一人の人間です

初めまして、今日は。

私は出家前に、困難な出来事をこれでもか、これでもか・・と嫌になるほど与えられ、サラリーマンから在家出家をしてお坊さんになりました。

私は、宗派など一切関係なく・・宗教や、お寺、お坊さんとは何故・・必要なのか?常に考えております。宗教とは、抜苦与楽(ばっくよらく)の為にあります。そして仏の弟子として修業をして、宗教の観念から苦しみを抜き去り、楽を与える事こそがお寺やお坊さんの役目だと思って行動をしております。

私は、純粋に自分が体験して来た出来事をマイナスとして捉えずに・・プラスとして生かしております。難儀される方々をお救いさせて頂くことが何よりも仕合せなのです。

お坊さんだから偉い、地位や名誉があるから偉い、議員さんだから偉い・・それは違っていませんか?あくまでも社長さんなどの位は看板にしか過ぎないと思っております。同じ人間なのです。

そして、お坊さんは”仏の弟子”なのです。決して・・天狗になったり偉ぶったりしては行けません。謙虚な心と、包み込む慈悲の心で、心から寄り添うこそ、お坊さんではないでしょうか?一切衆生の為に、利他の為に、お坊さんはいるのだと思っております。

昔、覚鑁様と言う僧侶がおりました。真言宗も今年で空海様が弘法大師様となられて1100年目です。その長き間に・・位を求めるお坊さんや、食べる為と割り切ったお坊さん達・・高野が荒れていました。それを正そうと、密厳院発露懺悔文を書き上げた・・と言うお話があります。そして、古義、新義真言宗となった出来事があります。

どうか、お坊さんに対する思いに絶望なされませんように・・

ここにいる先輩僧侶様方のように、純粋なお心でお救いをしたいと慈悲のお心で活動されている素晴らしいお坊さんが多数おられます。

純粋な祈りは、宗派や国境、人種など一切問わず、時空をも超えると思っております。

これが、私なりの僧侶の想いです。

志を忘れずに、心と寄り添い・・生涯、私は抜苦与楽の為に、仏の道一筋に負けず諦めずに・・挑ませて頂きます。

あなたらしく人生という冒険旅行を仕合せに歩めますように。心からお祈り致しております。

合掌

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有り難し
おきもち

皆様、初めまして。ストレスの多い現代・・お寺とはご葬儀や法事のみではなく、悩みを相談し気軽に参拝出来る”心のよりどころ”であって欲しい・・・その願いを叶えさせて頂きました。仏縁を頂き真言宗の小さな手作りのお寺を開山させて頂き4ヶ月が過ぎました。妻を脳腫瘍で看取り、東日本大震災で彼女を失い、父を心筋梗塞で看取り、障がいのある長男と健常児の次男を育てる父子家庭の父、押し寄せるこれでもか!と来る障害。・・どうにかなるさ!と思考を変え、今日に至っております。一切衆生をお救いする事、それは経験させて頂いた出来事があるからこそ、その痛みがわかるからできるのことです。迷わず、負けずぶれず道一筋に、あなたの希望ある光輝く人生を楽しめますように。濃霧も時がたてば天晴の如く見通しが良くなるように人生の羅針盤となり皆様に寄り添い、慈悲の回向の光を届けさせて頂きます。 開かれたお寺と志を忘れないよう挑み続けます。合掌 礼拝

そのように育てられたのでしょうね。

「浄土真宗のお寺の孫」なんだから
ちゃんとしていなさいって育てられたなら
その元夫もかわいそうな境遇でしたね。

浄土真宗のお寺の生まれ育ちだからって
偉そうにしている人を見たことはありますが
やはりカッコ悪いなぁと感じています。

浄土真宗では
「凡夫」という言葉をよく使いますが
自分がまさにそうだと思っている人は
少ないと思います。
私も「あんたは凡夫だ」って言われたら
腹が立ちますもんね。

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有り難し
おきもち

 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

質問者からのお礼

永寛様

コメント遅くなり、申し訳ありません。
拝読させていただきました。
元主人はマウンティングをとる人だったので、私にも周りの人にも「俺はお前とは違う」というのを知らしめるために、浄土真宗のお寺の孫という肩書を振りかざしていたんだろうなあと思います。
職業にも人間にも貴賎はなく、みんな同じだと考えるのですが、元主人には伝わらなかったようです。とても残念です。
永寛様のような方が元主人の人生にあらわれてくれることを心から願います。

和田様

いつもコメントいただきありがとうございます。
浄土真宗のお寺の孫だから…のくだり、納得です。主人の母も「私の父は浄土真宗の住職ですごく頑張ってくれたから、私は食べ物にもお金にも困ったことないの」とよく私に話していました。私はお寺ってお金持ちなのか!と偏見を持ってしまいました。

主人の知人には「浄土真宗のお寺の孫って言われてもねぇ…だから?って感じだよね」と言う方もいました。

浄土真宗のお寺の孫にしがみつかなくても生きていけるように、元主人も何か生きがいとか楽しみとか目標とか出来るといいなと思います。

本当にありがとうございました。

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