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過ちを誤魔化すための嘘

回答数回答 1
有り難し有り難し 24

自分にはある「過ち」があります。
その過ちを知られたくないと嘘を繰り返してきました。
自分のついた嘘が苦しくて、夢に魘されます。何度も死にたくなっています。

「過ち」は非常に恥ずかしいことで、情けないことです。

そして私はその過ちの前科を持ってることを隠して、友人を作り、就職しました。

その過ちを知っていれば友人は友人にならないだろうし、会社は入社させなかったはずです。つまり私のしたことは詐欺行為です。

「過ち」からは約20年が経ちます。
もはや、過ちの真実がバレること自体は怖くはありません。

でもそれを隠すために嘘をついた過去がバレるのが怖くて、本当のことが言えません。

私はずっと友人や知人を欺いていたことになります。
そして、新しく会う人にもこの事実(嘘をつき、人を騙した自分のこと)を話さないと、それも裏切りのような気がします。だから、新しく友人を作る資格はないです。

ずっと孤独のまま死ぬのでしょうか。

自業自得だけど、それなら早く死にたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

それは嘘なのか

ご相談拝読しました。お辛いですね。ずっと一人で抱えているのですね。

本当のことを伝えないと誰かと関係を作ってはいけないようなもどかしさがあるのですね。
そして本当のことを伝えないと相手は本当の自分ではない人と関係している…まるで自分が自分でないような違和感があるのですね。

でもどうでしょう。「隠す」ということと「言わない」ということは違うのではいかと思います。「言わない」自由もあなたにはあるのです。

その中でどうしてもこの人には「言いたい」というご縁に恵まれたならば勇気を出して伝えてみるのもあなたの自由です。

もちろん相手にはその内容をどう受け取めるかの自由があります。だからあなたが望む受け止め方と違うものになるかもしれません。

それでもあなたがあなたでいるためにそれが必要な試練ならば、その試練との向き合い方はあなた次第です。

人は弱い生き物で縁(条件や環境)にふり回されます。その時々の縁で関係が結ばれることも離れることもあるでしょう。

でも仏様と仏様の教えだけはあなたがどんなあなたであろうと、それを理由にあなたを除け者なんかにしません。
あなたが恥じるあなたの何かをなかったことにするのでなく、それも大事なあなたの課題だと受け止めさせてくれるのが仏教です。

仏教に支えられ続けるからこそ、苦しい現実に立ち向かい引き受ける勇気をもらえるのかもしれません。

あなたはあなたなりの方法でやってみたらいいですが、もしも自分の力だけでは無理だと感じたならば是非仏教にあなたという存在を学んでみましょう。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
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