嫉妬されるのが怖い
はじめまして。そこまで切迫した悩みではないのですが、お坊さんのご意見をお伺いしたく、質問しました。
表題の通り、「嫉妬されるのが怖く、対人コミュニケーションが難しい」ことが悩みです。
私は、自分が非常に恵まれていると思います。尊敬できる両親・親族がおり、友人に恵まれ、長年付き合った彼女と結婚もして幸せに暮らしています。世間的に良いとされる大学を卒業し、同じく世間的に良いとされる企業に入社し、同僚に恵まれ仕事も順調です。幾つかの挫折も経験しましたが、良い人生だと思っています。
一方で、対人コミュニケーションは難しさを感じるようになりました。学生時代の友人のほか同僚・上司等との飲み会では、どうしても仕事・恋愛のようなプライベートの話になり、話題が振られるたびに、嫌々ながら自分の話を少しだけ話します。ですが、その度に相手に嫉妬の色が見えて(時には露骨に嫉妬心を言及されたこともあります)、非常に心苦しいです。その度に、嘘の不幸話をしたり、別の話にすり替えるなどして誤魔化していました。
学生時代からも時折そういったことはありましたが、社会人になるにつれてその頻度が上がっているように感じます。中でも一番心苦しいのは、旧知の仲である友人等と話す時に嫉妬されることです。親しかった友人にプライベートの内容で嫉妬されるのはとても悲しいです。
このように、人に嫉妬をさせてしまうのが嫌で、ここ数年は、今まで以上に自分の話を外でしなくなりました。また、自分の話を聞き返されないように相手のプライベートを聞かないように、踏み込まないようにしてたのですが、そのうち、どんどん相手のプライベートに興味を失っていく気がします。
人が何かに嫉妬心を持つことは自然な感情の動きであり、他人を変えることはできないので、自分の心構え・考え方の問題と思っているのですが、この悩みは中々良い整理ができません。
皆様のご意見をお伺いしたいです。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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それぞれのコミュニティで線引き付き合いをするのが一番。
そうですねぇ、人の心の難しい部分ですよね。
幸せ話や得意.自慢話は、共感されにくいものです。まさに嫉妬心ですよね。
決まって盛り上がるのが、噂話や不幸話、愚痴というものです。
職場では、能力や人脈や働き方によって嫉妬が生まれます。
自分より恵まれていたり、幸せそうな人を見ると、向こうばかりがいい思いをして、自分は損をしているような気持ちになりやすいからでしょうね。それは、その人の勝手な思い込みであるけれど、それが嫉妬になってしまいます。
嘘をつけとはいいませんが、人は雰囲気を察して周りに話を合わせたり遠慮しながら、矛先が自分に向かないように気をつける。あなたのようにね。
コミュニケーションとしては、上手くバランスを取っておられると思います。
ただ、本音で言い合える関係とは言えませんから、疲れますよねぇ。
人のプライベートに関心がない方が、ラクですよ。職場仲間は職場のことだけ、ママ友仲間はママ繋がりだけと、それぞれのコミュニティで線引き付き合いをするのが一番だと思います。
それでも、本音が言えたり、本気で意見してくれたり、自分のことのように喜んでくれたりする人(友、仲間、家族)ってどのくらいいるのでしょうかね。
せめて、自分には嘘偽りなく生きたいものですね。私は、仏様には、素直になれます。
そういうものかもしれません。
この世は諸行無常です。
当たり前にある物や人もいつかは無くなるのです。悲しいけれど。
寿命も後何年あるのか後何日あるのか誰にも分かりません。
家族も後何年一緒に居られるのか後何日一緒に居られるのか誰にも分かりません。
恵まれていると感じられるのも短い間だけのことです。
旧友や同僚や上司達とあまり変わらないのです。
いずれは一人でこの世を去る運命なのですから。
明日はどうなるか分からない儚い運命なのですから。
ですから嫉妬されることを恐れる必要はありません。例えば「羨ましいぞ」と言われたら「今だけだよ」と返したらいいと思います。
持っているものが多ほど失う時の苦しみも多いのです。自分が恵まれていることを感謝して喜んでお過ごし下さいね。
嘘の不幸話などする必要はありませんよ。
嘘は苦しみの元凶ですからね。
幸せなのも今だけだよと他人からの嫉妬は受け流してくださいね。
質問者からのお礼
お二方、ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ございません。仰る通り、世は諸行無常ですね。自分が恵まれている事も一時的かもしれません。
これからはあまり、気にせず生きていこうと思います



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