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故郷を失う悲しみ

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過去にこちらで一度質問をさせていただきました。現在20代のるると申します。

私は四季折々の自然豊かな田舎に生まれ育ち、現在生家に両親と暮らしています。
長く暮らした町に深い愛着があるためいずれ家を出てもこの町に留まり風と緑に囲まれて生きていたいと思っていました。
しかし、少し前に祖父が亡くなり都会にある祖父の家は同居していた長男の伯父夫婦が相続したのですが、伯父夫婦には子供がおらずさらに伯父夫婦の退職後の移住計画のため、次男(父)の子供である私か弟がいずれ移り住まなければいけないことになりました。
弟は海外就職を目指しているためおそらく、ほぼ確実に私が祖父の遺した家に住まなければいけなくなるでしょう。祖母も伯父も父も最終的な相続人になる私を入れず、さらに彼らで面と向かって話し合いもしないまま問題を先送りしていて、いよいよなし崩し的に自分が全て背負わねばならぬ時が来ています。

祖父は家と土地を守ってほしいと生前話していたそうです。しかし我が家は何代も続くような特別由緒ある家ではありません。
その土地は祖父の代に本家(こちらも特別由緒ある家ではない)から分けてもらった土地で、親戚がかなり近くに集まって住んでいるため売るのは格好がつかないから私が相続しなければいけないのだと言われました。

大切な故郷を離れなければならないこと、祖父の「家を守りたい」という願いのためと、たかだか三代前にできた家と世間体のために、孫の私の故郷と故郷の家を失わなければならないこと等々、悲しいのと腹立たしいので心が潰れそうです。

どこに相談して良いのか分からずこちらに相談を投稿いたしました。
何かお言葉をいただけないでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

住むこと以外の有効活用

丸投げ、丸抱えの関係はお辛いですね。

「祖父の考えを守る」について、叔父夫婦移住までの期間限定という考え方でいらっしゃるようですね。

名義は受け継ぐが、一生背負わなければいけない、という認知でなく、住み続ける以外の有効活用の方策を考える選択肢もあるかと思います。

いづれにせよ、相続はデリケートな問題も含むかと思いますので、無条件ではなくるる様の健康を守れる条件を相続の際に提案するのも一案かと思います。

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有り難し
おきもち

僧侶として長い時間を過ごしてきましたが、 四十年以上経った今でも、言葉や文字にできない思いはあります。 どんなに経験を重ねても、 世の中で起きる出来事や、自分の中に生まれる感情のすべてを きれいに整理して表現できるものではないと思っています。 だから、うまく書けなくても安心してください。 ここでは、無理に言葉を整えることよりも、 いったん息を整えて、静かに耳を澄ますことを大切にしています。 まとまりのない文章でも、途中で止まってしまっても構いません。 言葉になる前の思いが、そのまま置かれてもいい場所でありたいと考えています。
特別な準備や、上手に話すことは必要ありません。 このオンライン相談の時間は、あなたのために差し出された時間です。 話すことだけが人生の目的ではありません。 言葉が浮かばないときは、 ただ呼吸に耳を澄ませる時間として過ごしていただいても構いません。 日常の中で受けている外からの抑圧やストレスから、 ひととき身を離れるための「避難の時間」として この場を使っていただくこともできます。 僧侶である私は、何かを答える人というより、 あなたがこの時間を安心して過ごせるよう、 静かに同席する存在でありたいと考えています。 話がまとまらなくても、途中で止まっても大丈夫です。 この時間が、あなたのペースを取り戻すきっかけになれば幸いです。 なんまんだぶつ。

質問者からのお礼

泰庵様、質問へのご回答誠にありがとうございます。
わたしが住む以外の選択で土地を有効活用するというご提案は自分では思い浮かばなかったアイデアでした。
また、ここに気持ちを吐き出せて心が楽になりました。もう成人して個人としての責任も権利もある当事者としてこの問題について親族と直接話をして、わたしの気持ちを一度はっきりと伝えようと思います。
重ねて申し上げますが、この度はご回答いただき誠にありがとうございました。

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