いじめ教師に人生を狂わされました。
中学生のとき、産休に入った担任の代理のT先生(大学を卒業したばかりの臨時講師)にいじめられました。赴任初日から「あなたのような地味な子がクラスの成績トップなんておかしい」「分不相応だから○○部の部長もやめろ」などと言われました。毎日物陰で嫌味を言われ、手首を掴んで引きずり回されて。放課後には手伝いと称して準備室に連れて行かれ、書類整理や小テストの採点をさせられました。
親に相談し、学年主任に話をすることにした矢先、準備室に閉じ込められました。出られないまま校舎は真っ暗。幸いにも教頭が気づいてくれ、救出されました。その後もT先生は1年間学校にいましたが、周囲が目を光らせてくれました。T先生は教師としては不適格とされ、教員採用試験の受験を断念したそうです。
先日ある人から、T先生が私に恨みを抱き、私の進路を執拗に調べていたことを聞かされました。中学卒業後、私は何度も辛い思いをしました。高校の教師数人が突然冷たくなったり。地元大学の教育学部に進んだものの、附属校の教育実習では私だけろくに指導をしてもらえず。実習先のある先生からは初対面で「あなたが○○さん?」と尋ねられ、はいと答えると「そう。一遍死ねば?」と言われました。実習の評価は最低で、教師になることを諦めるしかありませんでした。
その後は工学部に編入し、エンジニアとして地元企業に就職。ところが入社1ヵ月もしないうちに身に覚えのない噂(万引きや不倫など)が流れ、上司からいじめられるように。いつか誤解が解けると信じて10年働きましたが、体調を崩して退職しました。
そんな中で会った元関係者から、ぼんやり濁されながらも事の顛末を聞きました。T先生は自分がしたことを全部私の自作自演だと、嵌められたと両親(どちらも教師)に訴えたようです。それに激怒したT先生の両親が、自分の派閥に私のことを言いふらしたとのこと。T先生親子の執着はすさまじく、私の居場所を探しては、周囲の人におかしな噂を吹き込んでいたようです。
T先生とのことがあってから20年近く、なぜ行く先々でトラブルが起こるのか、私にいじめられる要素があるのだろうかと苦しみました。私の手首を締め上げたT先生の冷たい指を、忘れたことはありません。あの指が私の人生を狂わせたかと思うと腸が煮えくり返る思いです。どうしたら自由になれますか。私の人生を取り戻したいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
噂は智者にてとどまる。
こんにちは。
大変な思いをされましたね。私もたぬさんほどではありませんが根も葉もない噂に長年悩まされ、人生を狂わされたことがあります。(しかも相手は僧侶でした)
さて、たぬさんほどの実害が出ているケースでは気は進まないとは思いますが、調査会社や弁護士等を使って相手を黙らせるという手も視野に入れてはいかがかと思いました。
参考までに私の場合はあまりに長い間噂が独り歩きをして、収拾がつかないと判断しましたので、実際に最初に噂を流した人や同じように噂を流した人の証拠を調査会社に集めてもらった上で弁護士に相談し、原因となった相手の所へ「次同じようなことがあれば告訴します。」と直接警告に行きました。
それでも人の口には戸が立ちませんから完全に噂が消えるということは無いでしょうが、新たな発生は防げたようです。
その際に気付いたのは残念ながら世の中頭がいい人ばかりではないということ。
真っ当な人であれば人の噂が耳に入ってきても鵜呑みにしたりすることはありませんが、視野の狭い業界にいる人だとあっさり信じる人も結構な数でおります。
初対面のたぬさんに対して「一遍死ねば?」なんて言える人なんていうのは言葉は悪いですが、最早頭のおかしい人です。おそらく本人が気づいていないだけで周囲の人からの評価は低いでしょうね。ちゃんと見ている人はそういう所気付きますからね。
私もそうした経験があってから、肩書が良くても本当に素晴らしい人かどうかというものはそうした時にひょっと垣間見られるなぁ、勉強になったなぁと今では思えるようになりました。
タイトルに書いた「噂は智者にとどまる」というのは私が自戒も込めて心がけている言葉でもあります。
恨みを忘れなさいときれいごとを言うのは簡単ですが、現代社会においては自身の名誉は自分で守ることも必要かなと個人的には思うところであります。
怒りで報復するということではなく、あくまで自身のため現実的な大人の対処をするだけです。
そういうことをする人というのは自身の行為の重大さに気付いていないことが多いですので、第三者が介入して初めて罪であることに気付く事もあるようです。
我が身を顧みてそういう人間にだけはならないよう気を付けたいものですね。
前世の問題かもしれないので物語のように
ここまで絵に描いたような状況だと、前世で何かあったかも、と、坊主の私は思ってしまいます。
だいぶ苦しめられましたが、やっと、原因が分かったので、今後、不当に何か言われたら、先回りしてユーモアで解決してはいかがでしょうか。
あくまでにこやかに、面白がっている感じで、他人事のように、昔話のように、仏教の前世物語(ジャータカ)のように、「時々、人のことをそういう風にいう人がいまして、時々、家族ぐるみでやっている人もいまして、しかも、世間的には信用ある立場の人々がやっている場合もありまして、、、ところで、そんな噂、誰から聞いたんでしょうか。噂というものは本当に無責任で、タンポポの綿毛のようにあちこちに飛んで行って、タンポポならきれいな花をあちこちに咲かせてくれますが、、、はあ、ほんとに困ったものですね」などといって、自分は全然困らないけど、そんな噂、程度が低くて呆れますね、という感じで、応対してみてはいかがでしょうか。
質問者からのお礼
渡部仁海様
ありがとうございます。
「噂は智者にとどまる」、本当にそうですね。思った以上に噂は広範囲に撒かれていたようなのですが、変わらず親しくしてくれるご近所さんや親類、恩師などには感謝しかありません。
教育界にいる伯父に、事の次第を話すことにしました。伯父はT先生のいじめの件を知っており、T先生のご両親の派閥についてもわかると思います。
家族には、私の新しい仕事先を周囲に話さないようにお願いしました。今の仕事で信頼を得るまで、隙を見せずに注意深くふるまおうと思います。今そばにいる人達に感謝しつつ、しっかり身を守ることを考えていきます。
藤本晃(慈照)様
ありがとうございます。
おっしゃるとおり、やっと原因がわかりました。T先生への怒りを消すのは難しいですが、たくさんの人を疑うよりは気が楽なのかもしれません。
これまでは急に冷たくされるか無視されるかして、理由がわからず右往左往。噂の存在を突き止めるまでに数ヵ月かかり、事態を把握できた頃には周囲との溝が決定的になっているのがお決まりパターンでした。これからは空気がおかしくなった時点で、こちらも心の準備ができそうです。うろたえずに、泰然と構えて対応したいと思います。