過去の自分を許せません。
はじめまして。
私は過去に許されないことをしました。
幼稚園から小学生の頃の万引き(幼稚園の頃:謝罪しました)、友達のモノやお金(300円ほど)を盗る、隠す(小学4年頃)という行為です。
今になり、それがどれだけの罪だったかを思い知り、苦しく夜も眠れません。
子供だったから、という理由で片付けられない罪です。
謝って許されることではないと分かっていますが、相手に謝る勇気がありません。
自分が許せないのに、行動できない私は本当に終わっていると思います。
思い出すまでは何も思っていなかったのですが、当時、母が「こんな子を育てた親だから」と思われていたかもしれないと思うと、本当に申し訳なくて死にたくなります。
この過去を思い出したきっかけは、つい最近、たった一瞬の思いつきでしたことで「家族に迷惑をかけることになったらどうしよう」という不安に駆られたことです。
それから過去を悔みだし、自分の過去の罪を思い出しました。
しかし、私が今恐れていることは、起こるかも分からない、しかも相手を悪者に仕立て上げた上での不安です。こうして不安になるのも、可哀想な自分が好きだからなんだと思います。
そういう自覚はあっても不安になり、苦しむのを止められません。
今、私の周りにいてくれる友達はみんな素敵で優しく、魅力で溢れた子たちばかりです。
数人にこの過去を打ち明けましたが、それでも関わってくれて、何事もなかったかのように接してくれています。
このような周りにいてくれる子たちを大切にし、過去の罪を一生忘れずに、様々な形で色々なものに貢献していくつもりです。
ですが、相手に謝る勇気がないため、社会等に貢献するというのは間違った行為でしょうか?
今更謝られても相手も困るだろうし、これから再び関わるかと言われたら関わりません。
しかし、まだ母がその子の親と関わりがあった場合、私のカミングアウトによって母達の関係を壊してしまうのは嫌です。
初めて消えたい、死にたい、と思いました。
毎日震えて泣いて吐き気も止まらず、常に罪悪感でいっぱいで、未来に希望を持つこと、幸せになりたいと思うこと、今の幸せを感じることも罪に感じます。自分が許せません。
もうどうしたらいいかわからず相談させていただきました。
長くまとまっておらず、読みづらい文をここまで読んでくださりありがとうございました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大切な気付きをプラスに変えて見てください。
初めまして、今日は。
人は誰かに迷惑を掛けながら、そして気が付かない内に過ちを犯してしまったり、気が付いていても過ちを犯してしまう事もあります。完璧な人はいないのです。
いかに煩悩や我や欲と、上手に共存して過ごすか・・これが大切なのです。そしてこれらを消し去る事は出来ず、なくては生きてはいけないのです。
人生と言う冒険旅行を歩んでいると・・様々な出来事が訪れます。思うようにいかない出来事が多く、その中で時々ひょっこりと善き事が現れるから、ありがたい=ありがとうとなるのです。世の中、逆だったら?私たちは、思いやりを無くして自分勝手な世の中になってしまうのです。そして、人生のストーリーを歩んでいると様々な気づきやチャンスを与えてくれます。それらをしっかりとキャッチして掴みちょっとの努力や勇気を出せば、人生も運命も自分自身もいくらでも変えられるのです。
今、大切な気付きを与えて頂けたことに感謝をして、同じ繰り返しをしない!と反省をして気づいたのです。それにより懺悔された事と一緒です。
ご恩返しをして見ませんか?でも、決してこれだけしたのだから!という見返りの心を捨てて、純粋な心で出来る事を無理なく継続する事が、ご恩返しです。ご恩を頂いた方に必ず返さなければならない事ではありません。道に落ちている空き缶やペットボトルをゴミ箱に捨てる事や、買い物に行った時に元に戻されていないカートを元の場所に戻すなど、沢山出来る事が周りにあります。決して無理をするのではなく行う事です。それが結果、徳を積むということにも繋がります。
過去でもない、訪れていない未来の出来事をふと・・思って考えるからそれらが不安や心配になってしまう。その未来でない、この二度とない今を生きているのです。過去にとらわれず、心奪われずに。自分を見失わずに、あなただけしかない良さがあります。その良さを活かして、素敵な笑顔で。ありがとうを徐々に増やしてあなたらしく人生と言う冒険旅行を仕合せに歩めますように、お祈り致しております。
合掌
質問者からのお礼
永寛様
私の相談に対するご回答をありがとうございます。涙が出るほど感動しました。
これから生きていく中で、コツコツと恩返しをしていこうと思います。
私と関わってくれた方々に幸せを届けられる人間になろうと思います。
そして、"反省し、もうしないと気づけたことが懺悔と一緒"という言葉に本当に救われました。
今生きていることに感謝して、今を生きることに集中して、たくさんの人に恩を返していきたいと思います。
素晴らしい言葉をありがとうございました。