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『母の日』と言う言葉が辛くて…

回答数回答 1
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3月に母が天国へ旅立ちました。

そのせいか『母の日』と言う言葉がとても重く、辛いです。

例え健在であっても亡くなっていても想う気持ちや感謝の気持ちに変わりはありません。

それでもなぜか胸の内が辛いです。

おかしなことなのでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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日にち薬

3月にお母さんが亡くなられたのですね。
ご冥福をお祈りいたします。
南無阿弥陀仏。
まだ四十九日前後でしょう。
気持ちが落ちつくまで時間がかかります。
でも、心は無常。
辛い気持ちは瞬間ごとに浮かんでは消えつつ、変化していきます。
雲は月を隠せても月を壊せない。
感情の雲が通り過ぎれば、満月のような静かな心がきっと顕れます。

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質問者からのお礼

願誉浄史様

お忙しい中、ご回答頂きありがとうございました。
とても深い言葉を頂き、心に響きました。

元々、父の日や母の日と言う言葉があまり好きではありませんでした。
学校のイベントなどで片親しかいない家庭の子を見て自分の立場に置き換えたら…と考えたことがありまして。
今回、母が亡くなって自分もその立場になったら感情が抑えれなくなってしまいました。

数日前に四十九日法要を済ませたばかりでまだ気持ちは晴れてはいませんが、おっしゃられた通り、満月ような静かな心が訪れることを信じて生きていこうと思います。

ご回答、本当にありがとうございました。

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