この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お母さまのおはたらきは自由自在
ナオミ様、はじめまして、高山一正と申します。
浄土真宗本願寺派の僧侶として回答させていただきます。
ご往生なされたお母様を思い、4人姉妹の皆さまがそれぞれにお線香あげる場所を設けて大丈夫です。
お浄土で仏さまとして生まれたら、娑婆・穢土とも呼ばれるところで迷っている一切の衆生(縁ある皆さま)を阿弥陀仏の浄土に往生させるというお役目があります。
お母様は浄土に仏さまとして生まれながら、縁ある皆さまを救うために自由自在にはたらいてくださるのです。そしてそのはたらきは一瞬にして十方の世界に至ってなされ、しかも余すところがありません。一つの場所にとどまってそこの場所でのみはたらくというわけではないのです。お骨がある場所にとどまるわけでもありません。
いつだってどこだってずっとそばではたらいてくださり
手が合わさる私たちにお育て続けてくださるのです。
ですからそれぞれが思いを寄せるための空間をこしらえるのは勿論大丈夫なのです。それぞれにご本尊をお迎えするとなお宜しいかと思います。
南無阿弥陀仏
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有り難し
もちろん大丈夫です。
その尊いお気持ちを大切にしましょう。
変な例えですが
一つの口座が
どのATMからでも繋がるようなものです。
いつ
どこで
どなたが
お参りされても
御母堂さまには届いていますよ。
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有り難し
質問者からのお礼
とても分かりやすく教えていただき感謝します。やっぱり、心から故人を思う気持ちがあれば、あまり形式に、こだわらなくても大丈夫なんですね。ありがとう御座いました。