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お祓いしてしまいました

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今年死産をしており、その後内臓手術も受け、色々と災難なこともありお祓いを受けました。ですが子供を失ったのだから行くべきではなかったと主人に言われました。
私は悪いことをしてしまいました。
これでもしまた何か起きてしまったらと思うと不安で不安で仕方ないです…。
神聖な場所に子を失って良くないの(穢れ?)がある私にまた悪いことが起きてしまうのでしょうか…。色々と疲れてしまい、気になって仕方ないのです。もう遅いですが…。
教えて下さい、喪中にお祓いしに行くことはタブーですが知らずに行ってしまったために私には何かバチが当たってしまうのでしょうか。どうすればいいのでしょうか…。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏教は道理を説く

ご相談拝読しました。大変お辛い思いをなされましたね。深い悲しみや不安な気持ちをお察し致します。

お祓いをされたのですね。されたのは神社でしょうか?たしかに神道では死を穢れとして扱う思想も有るようです。どうしても詳しく知りたいのであればお祓いを受けたところで聞いたり、神道について学んでみるのも手でしょう。

さて、ここはお坊さんに質問する所ですので仏教の視点から考えてみます。

まず、仏教では死を穢れとは扱いません。もっと言うならば死を生と切り離して考えもしません。生あるものが死すのは道理であり、究極的には生死一如です。死して生まれるものがあるのです。人は死んで終わりではありませんし、死は忌み嫌うべきものではありません。

死産や病気や様々な災難も原因があって生じたことです。その原因とはバチとか祟りとか厄とか神罰とかそういうものではありません。

病気なら遺伝的要素や生活習慣や感染などが原因としてあるように、どんな出来事にも原因はあるものです。

しかしその全ては人知でわかるものではありません。その分からない部分をいわゆる神という絶対者の采配だと考える宗教もあるでしょう。穢れ思想や罰の思想もそうした延長線上にあると言えると思います。

仏教ではそうは考えません。物事は原因と条件がととのって結果が生じるという道理を説くのが仏教です。

「喪中にお祓いする」という原因と、「罰が当たる」という結果を結ぶには、前者の行為に怒りをなし罰を与える存在が必要ですが、仏教ではそうした存在を認めません。

人は様々な苦しい現実を受け入れられず、そうした形而上のものにまで原因を押し付けて考えたりしますが、そうすることは人生から主体性を失うことになります。

災難は祓おうとすると襲いかかってくる様に感じるもの。そうでなく、災難も原因があって私がいただいたご縁なのだと受け止めていくならば、苦しみの中にも主体性を失わないことによる確かな歩みが生まれてきます。

次に何か起きても罰などのせいにしない勇気を持ちましょう。このままずっと何かに怯え続ける人生を歩むのか、そうしたものから解放されて歩むのか。

焦って答えを出す必要はありません。ゆっくりと、悲しみや苦しみや不安と共存して歩んでいける主体性を確立していきましょう。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

大丈夫です。

ご質問拝読いたしました。
大変な思いをされましたね。
ワラをも掴む思いで、
神社にお祓いに行かれたのだと、
思います。
神さまも仏さまも、
私たち弱い人間を救うために、
まします。
満身創痍のあなたを救わずに、
誰を救うのでか?
神さまもすべてお見通しですよ。
本当に物忌で忌避されるのなら、
当日なんらかの障害があって、
お祓いできません。

服忌ブッキというのがあります。
奈良時代は「養老律令」、
江戸時代は「服忌令」、
明治時代には、太政官令として、
定められました。
忌中期間の目安です。
両親は50日、
子どもは10日です。
その間は、専ら故人を
偲びなさい。   
という期間です。
また、
神道では死を穢れとします。
穢れとは、気枯れ、
から来ていると言われています。
当然近親者が亡くなれば、
気持ちが暗く沈みます。
そういう時は 
控えましょう。
故人を偲びなさい。
いうことですね。
お話しを聞く限りでは、
10日は過ぎているので、
忌中にはあたりません。
また、
病気平癒のために、
厄祓いのために、
お祓いをお受けになったので、
これは全く問題ございません。
愚僧は、
今は、真宗の僧侶ですが、
長年修験の
真似事をしておりました。
当たらずしも遠からずだと、
思います。

神さまであれ、
仏さまであれ、
真摯に救いを求めるものを
救わずに、
誰を救うのですか。

あなたは、
必ず救われます。
大丈夫!
神仏の救いを信じて、
新たな一歩を、
進めてくださいませ。

またよくなったら、
御礼参りをお勧めします。
必ずよくなりますよ。

大丈夫!

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浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向きに楽しく愉快に生きていくためのヒントを自分自身も考え続けながら、また少しでも皆さんのお役に立てればと考えています。できるだけ、わかりやすく簡単にお答えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。現在も整骨院をやっていますが、医療福祉関係の仕事に長年従事してきました。他に、知的障がい者施設の仕事に関わらせていただいています。また、イジメや引きこもりなど子どもたちのために何かできることがないか、現在模索中です。フリースクールをお寺で開講予定しています。仏教特に浄土学は死ぬまで研鑽だと思っていますが、居眠り専門なのが、課題です。

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