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自己受容が難しいです

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こんにちは。高校三年生の男子です。

僕は昔から対人恐怖が強く、高校でしんどさがピークを迎え、1年生の三学期は不登校になってしまいました。その後は何度か欠席をしながら学校に通い続け、今に至ります。

そういう境遇の中で、最近、自己受容をしようと決心しました。激しい恐怖や怒りを感じるのは、自分で自分を許せていないからだと。
そういう事で、半年ほど前から自分の心を受け入れることを自分なりに続けているのですが、強大すぎる恐怖に困っています。それが、うちの犬です。小型犬のチワワです。
対人はもちろん怖いのですが、それと同等、もしくはそれ以上に怖いです。具体的に言うと、うなられたり、吠えられたりすると本当に怖くて考えることが出来なかったり、体が萎縮して固まったりします。汗も結構出てきます。僕に関係の無いことに吠えたりしている時も萎縮するようになってしまいました。またその影響で、外で他の方が飼っている犬に吠えられる時も怖くなってしまいます。飼い犬が吠えると僕の体の神経が敏感になり、吠える声だけでなく、だいたいの周りの音に対して体がビクッとなってしまいます。

こんなに小さくてちっぽけな犬が、僕の人生を軽く狂わす程の恐怖を与えてくることに怒りも同時に感じてしまい、軽い暴行に及んでしまったこともあります。そしてその後我に返って、こんな小さな犬に手を出してしまった自分が情けなくて泣いてしまうこともありました。それでもまた後日、その犬が吠えると、変わらず恐怖に支配されてしまいます。

対人恐怖も、飼い犬への恐怖も、僕自身の「自分を許せない」という性格から来ているんだと思います。僕の親は、周りの人の親と比べると比較的温厚で、僕が不登校になったり、それで勉強が疎かになったり、飼い犬に本気で恐怖していても僕のことを心配してくれました。
それでも何故か、僕には昔、どうしても生半可な自分を許せないという傾向が色濃くあって、対人にしても飼い犬にしても、嫌われることを許せなかったからこそ、ここまでの恐怖を自分で生んでしまったのだと思います。

ここまでは自分なりに考えてみたのですが、それでも飼い犬からの恐怖を拭えません。僕は一応、魂のカルマとか課題という考えを受け入れているのですが、この恐怖はやはり僕が自分で受け入れきらなければいけない僕自身の課題なんでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

誰だって時には嫌われるもの

ご質問ありがとうございます。
自分を許せない苦しみ、ですか。なるほど、そういうこともありますよね。
お釈迦様は言いました。「この世に称讃だけされる人はいない。この世に批判だけされる人はいない。」
誰でも時には称讃され、時には批判されるのです。
相手が犬でも動物でもクラスメートでも大人でも何でも。
犬もあなたに対して穏やかな時もあれば吠える時もある。
人間もあなたに対して穏やかな時もあれば怒る時もある。
あなただけでなく私だって誰だってそういうものです。
ですから「吠えられてもいい」「怒られてもいい」あるいは「吠えられる自分でもいい」「怒られる自分でもいい」と自分に言い聞かせましょう。自分を許してあげましょう。ありのままの自分を認めてあげましょう。
犬が吠える時は姿が見えないところに行けば泣き止みますし、餌でもあげたら大人しくなります。散歩して信頼関係を少しずつ築く手もあります。
人が怒る時は怒る理由を聞いて謝って適切に対応すれば怒らなくなります。もし言い掛かりで怒る時は会わないようにしたり、「何も悪いことはしていないぞ」という気持ちで堂々と接したら相手も近寄らなくなります。
犬に吠えられのも人に怒られるのも嫌われるのも自分が悪いわけではないという事を忘れずに堂々と適切に対応しましょうね。
ちなみに犬に暴力を加えると犬は恐怖心を覚えてますます吠えますから、優しく接してあげましょうね。
犬だけじゃなく人間も同じですよ。

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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