元夫の孤独死をどう乗り越えるか
再度の相談です。
10年以上前に離婚した夫は孤独死し、約2ヶ月後に発見されました。子供と荼毘にふし、遺骨も引き取りました。
離婚の原因は、結婚当初同居していた義母の浪費癖と、その後元夫の浮気、私に相談無しの独立でした。
義母の浪費については元夫と話し合い、私たちの貯金で工面しました。その後義母とは別居しましたが、家賃滞納やお金の無心をされることもありました。私も仕事をしていましたし、一回の金額はそれほど高額ではなかったので、元夫には内緒で工面してきました。
その後元夫は浮気したことが発覚したのです。私は気付きませんでしたが、相手の方のご主人から告げられ知ることとなりました。
話し合い、やり直す約束をして新居を購入しました。私はすべてを許す覚悟でした。
しかし元夫は私に相談することなく独立を計画し、全て準備してから私に切り出してきました。
私はこれまで元夫を許してきましたが、そこで愛情が切れてしまいました。しかし子供もいるのですぐに離婚はせず、フルタイムの仕事に就いて、生活を支えるようになりました。
元夫の事業は3年後順調になりましたが、お金を持つようになって、人が変わってしまいました。私を見下す発言も多くなりました。
離婚は私から申し出ました。調停を起こし、養育費の額も決めました。元夫の仕事はその後しばらくは順調のようでしたが、東日本大震災を機に経営が難しくなっていったようです。養育費の支払いも止まりました。
私はフルタイムの仕事、日雇いでのアルバイトで、子供の教育費を貯めていきました。おかげで子供を私立理系大学院まで進ませました。
元夫には、当初憎しみしかありませんでした。
でも時々連絡を取り合うようになり、元夫は子供を本当に大切に思っていたし、経済的に支えられないことを悔やんでいることも理解できました。また、元夫が経済的に行き詰まっていることを知ってから、私は負債を整理できたなら、一緒に暮らしたいとも考えていました。
元夫との最期の会話の際に「離婚なんてしたくなかった」と伝えました。元夫はありがとうと言ってくれました。
体調が悪いと知っていたのに、私は何で元夫を病院に連れて行かなかったのだろう。私が見殺しにしたのではないかと、苦しい毎日を送っています。
どのように気持ちの整理をつけたらいいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
バイタリティが空回り
ご質問拝読しました。
ご主人さまはバイタリティがあり、
行動力、実行力がある方ですね。
アグレッシブですよ。
どんどん進めてしまう。
決して悪い方ではないですね。
人のいいところもある。
憎めない方です。
魅力的ですね。
ですからあなたも惚れていた。
当たったいたら大成功したかも、
しれませんね。
一か八かのギャンブルですよ。
上手くいかないのは、
見えていましたね。
理由は簡単。
天の利地の利を得ていないから、
わかりやすくいうと、
神仏の御加護をいただいていない。
何故か?
人の話を聞かない、
協力を得られない、
結果として上手くいかない。
この娑婆世界は、
一人では生きられません。
周りの皆さんに感謝、感謝、
頭を下げて、
協力してもらわないと、
何一つ上手くいかないのです。
ご主人さまは、
能力は高いし、
抜群に動く方ですよ。
しかし、周りの人間が面倒、
悪く言えば見下す、
ところがあったのかな、
と思います。
上手く行っている時はいいですが、
歯車が負に回りだすと、
まわり人間は手を貸しませんよ。
残念ですが、
そういうことかなと、
勝手に想像しています。
ご主人さまは、
周りから協力が得られないと
どうなるのかを、
骨身に染みて、
学んだのです。
ご主人さまは頭の良い方だから、
本人が一番よくわかっていますよ。
今世の経験を、
来世に活かしたらいいのです。
お一人で、
お子さんを立派に育て上げる、
という使命を果たされたんです。
御立派ですよ。
先般、ご主人とお別れされて、
30余年振りに、
お一人で亡くなられたとの
連絡を自治体から受け、
見寄りがないことから、
お骨をお引き取りになり、
ご自身のお墓に納骨された、
ご婦人から
法要を依頼されました。
主人が30年経ってやっと、
戻ってきたのよ。
しょうがないんだから。
供養してくださいよ。
とご依頼を受けました。
途中はなんであれ、
あなたのところに、
戻るべくしてご主人が、
戻られたのです。
それを受け入れて、
御供養したこれだけで、過去は振り返らず、
未来を見据えて、
明るく元気に、
幸せにお過ごしください。
それが何よりの、
御供養です。
過去を振り返るなんて、
あなたらしくないと、
ご主人言ってますよ。
笑顔、元気!
ご多幸を祈ります。
それた本当に悲しくて辛いですね。
またやり直したいと思っていただけに
余計に自責の念が募るのでしょう。
でも
あなたは悪くありません。
見殺しにしたわけでもありません。
今回のことは元夫の自業自得で
こういう運命だったのだろうと思います。
元夫が亡くなってから
お子さんと共に供養なさいました。
それで充分尊く有難いことです。
あなたが出来ることは
もう充分になさっています。
今後も法事を勤めてくださるなら
それで充分です。
質問者からのお礼
花山雲吉様
ご回答ありがとうございました。
確かに人の話を聞かず、突っ走る人ではありました。それを自業自得とは割り切るには、もう少し時間がかかりそうです。
元ご主人を亡くされたご婦人のお話には、心を大きく揺さぶられました。私も同じように、ようやくまた家族として戻ってきたのだと思いました。
まだまだ罪悪感をなくすことはできそうにありませんが、子供と一緒に供養していきたいと思います。
ありがとうございました。
和田隆恩様
ご回答ありがとうございました。読んですぐに泣きました。
過去には恨んだこともありましたが、それでもできることならば、もう一度やり直したかったのです。
だから余計にどんなに無念だったか、どんなに寂しかったかと思いを巡らせてしまいます。
これからは私ができる精一杯の供養をしていきたいと思います。
ありがとうございました。