亡くなった祖父と伯父の力…?
私は現在44歳になりますが
夫の度重なる浮気、借金、離婚…
シングルマザーとなりました。
私は普段「信心」という言葉とは程遠い生活を送っていると思います。
霊感のようなものも全然ありません。
そんな私ですが
嫌なことやしんどい事が沢山あって
「今度こそもうダメ」と思っても
結局いつもちゃんと何とかなって、
最悪の事態は免れていると感じます。
それは亡くなった祖父や伯父が見守ってくれているからではないかと最近思うのです。
伯父(父の兄)は、
姪である私のことを
小さい頃からとても可愛がってくれました。
いろんなところに遊びに連れて行ってもらったし、
両親に叱られた時は大泣きする私を
「怒られたんか?よしよし」何も聞かずに受け止めて慰めてくれて…思い出がたくさんあります。
伯父は15年前に亡くなりました。
祖父(母方)は
私が物心ついた頃には寝たきりになっていて
年に数回会う程度でした。
私が7歳の頃に亡くなり、
思い出はそんなにないのですが
祖父の若い頃がもの凄くイケメンで(汗)
その若い祖父の写真を今、
スマホの待ち受けにして毎日見ています
私には子供が二人おりますが
長女は猛烈な努力の末
旧帝大に進学し、学費免除です。
長男はまだ小学生ですが
毎日元気に学校に通い、友達にも恵まれています。
私の子供にしては本当にできすぎています。
仕事も悩んだり迷うことも多いのですが
悩みながらもなんとか切り抜けることができています。
人間関係も良好で、恵まれていると思います。
そしてこんなシングルマザーで
収入も多くない私が、
この度家を新築できることになりました。
子供たちに何か遺してやりたいと思って
ダメ元でにハウスメーカーに相談をし、
住宅ローンの審査かけたところ満額承認でした。奇跡だと思います。
なんだかんだ、私の人生上手くいっていると思います。
それは祖父や伯父が「みかんが悪いようにはならないように」と見守ってくれているおかげではないかと思うのです。
というか、そう思いたい自分です。
何かご回答を頂けたらと思います。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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八風吹けども動ぜず
曹洞宗の吉田俊英ともうします。質問、拝見いたしました。いろいろと辛いことも苦しいこともあったようですね。でも、仕事に励み、子供さんも立派に育ち、家計もしっかり遣り繰りされているのですね。立派だと思います。
そういう時、「いいことは自分の力、わるいことは他人の所為(せい)」という勘違いをする人間は多いです。私なんかもそういう勘違いしそうな一人です。その点、みかんさんは謙虚であり、立派です。「お蔭さま」という言葉を意味を正しく理解しています。私たちの命も、日々の生活も、いろんな御先祖様と社会のいろんな人々の恩恵の中で成り立っています。目に見える形で実感できる恩恵もあれば、目に見えない蔭(かげ)の部分でも大きな恩恵を受けて生きております。その蔭に感謝しての言葉が「お蔭さま」です。みかんさんは、その代表的な存在として、お祖父様と伯父様に感謝しておられます。とても良いことです。この気持ちをこれからも大事にして下さい。
さて、タイトルに書いた言葉ですが、寒山詩にある禅語です。八風とは、利益・衰退・陰口・名誉・賞賛・悪口・苦・楽の八つの風のことを言います。いろんな風が吹いても、動じるな。動じない心を持ちなさい。という意味の言葉です。八風は順風と逆風に分けられます。「逆風に負けるな。」という教えなら、わかりやすいと思います。「順風にも気をつけろ。動じるな。」という点が大事だと思います。何故なら、順調な時ほど慢心や驕りが生じやすいからです。油断や心の隙に付け込まれることがあるんです。注意が必要です。
家を建て替えるということは、「一世一代の買い物」ですね。ローンを組む。契約書を作成する。実際に工事が着工する。竣工引渡し・登記の手続き。経験したことの無いことが続きます。元請け業者だけではなく、いろんな下請け・関連業者が工事に参加します。誠実な業者であっても、不慮の事態に陥ることがあり、予定通りの工期で完成しない場合もあります。業者も商売ですから、基本的には最小の経費で最大の売上を目指します。業者によっては、作業工程の手を抜いたり、安価な材料を使ったり、追加工事を勧めたりという場合もあります。
一世一代の買い物だけに、注意が必要です。いい相談相手・いい御意見番が必要です。「疑い目で見ろ。」という意味ではありせん。慎重かつ冷静な目で、物事にあたりましょう。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました
「順風にも気をつけろ。動じるな。」の言葉にハッとさせられました。
うまくいっている時も、
その状況に惑わされることなく
目の前で起こっていることを冷静に見つめ
謙虚な気持ちを持っていたいです。
そして、これからも
祖父や伯父に静かに思いを馳せながら、
感謝とお蔭様の気持ちを忘れずにいます。
新築する自宅の契約に今日行ってきました。
私の父は長く建築関連の仕事をしているので
父にアドバイスを貰いながら
良い家が建てられたらと思っています。
ありがとうございました。