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悲しいです

回答数回答 2
有り難し有り難し 6

友達と遠くへ遊びに行く計画を立てていました。
北海道に行く予定で楽しみにしていました。
ある日、旅行会社に予約を入れてもらおうと3人で行きました。(6人で旅行に行く予定)
そしてお金の話になり、格安ホテルの空きが少ないので、できればお早めに入金してくれみたいな話になり、行くなら安く行きたかったので、明日の13時に集合してくれっと6人に伝えました。
しかしその時間に来たのが自分1人しかいなく、30分待っても誰1人来ませんでした。
寝坊した、などの言い訳を3時間後に知らされ、イライラが治りませんでした。
そして電話が来て、イライラしながら電話に出ました。

電話では謝罪の言葉が一つもなく、第1声が「なんか怒ってる?」でした。
呆れて言葉も出ませんでした。
今後この人達と付き合っていけるか心配です。
どうすればよいのでしょ


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

モニタリング

 それは結構大変でしたね。イライラするのも分かります。
 でも「呆れて言葉が出ませんでした…」電話では、それ致命的ですよね。
 私からのお勧めは、「自分の感情をモニタリング」です。イライラしていたら、「ああ、俺イライラしてるな」と、一歩下がった所から認識しておく。その上で行動(例えば電話)する。
 「…なんか怒ってる?」「そうだよ、怒ってるよ、もう、何があったんだよ〜」辺りができたらベストかな、と思います。「怒っている」ことは、「オコッテイル」という言葉で伝え、後半で弁明の機会を与える。面倒くさいですが、今の人ってすぐ萎縮しちゃうから、勢いよく話すと何だかダメなことが多いんですよね。
 あなたのお話の通りに事が進んでいた、そして来なかった本人達は悪びれない。であれば、友達選びを考え直すか、「貴方が友達として育てる」…不遜に聞こえるでしょうが…の、どちらかだと思います。
 あとは貴方ご自身ですね。「13時に集合してくれ。みんな大丈夫?」と、その意志は確認したのでしょうか?「この人達と付き合っていけるでしょうか?」は、彼らだけの問題ではなく、貴方の問題でもある可能性があるのですよ。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

出会ってください! 本当に信頼できる人に

*たいちさま、このハスノハへ勇気を持ってお声かけを頂き、有り難うございました。
お便りが遅くなりました。お待たせしました。

友達との旅行の計画、山口から北海道というのは心うきうき、なおさら楽しみだったことでしょう。それなのに、誰も待ち合わせに来なかったその悲しみや怒り・情けなさは、より大きなものになってしまったのではないでしょうか。
私なら、「旅行を楽しみに、ずっと待っていたんだよ」と伝え、
「なぜ来なかったのか?」とたずね、
「ごめんな」という言葉を聞きたいと思います。

たいちさんは「この人たち」とどのくらいの期間友達づきあいがあったのでしょうか。
このことがあった後、たいちさんは、「この人たち」に会ったのでしょうか。
また、これからもつきあっていきたいと思っていますか。

これらの答えの中身によって、私の言葉も変わってしまうと思いますが、
その後も「この人たち」から謝罪の言葉が聞けないなら、
たいちさんにとって本当の友達ではなかったのではないかと思えてなりません。

でも、「人間は誰も信用できない!!」と慌てて結論づけるのではなく、
これから長い時間を掛けて、(数は少なくとも)本当に信頼できる人と出会っていただきたいと思います。

いつでもハスノハへおいでください。
たいちさんのこれからを応援しています。ご縁に感謝!!合掌

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有り難し
おきもち

個別相談可能
1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん」 大阪府茨木市出身。実家の西福寺で中高生を主体とする「るんびに太鼓」に所属、演奏・指導経験を通して、「人は、支えられてこそたくましく生きてゆける」と体感。青少年よみがえりの場「短期るんびに苑」にも関わる。   平成8年三次市・源光寺へ入寺。《様々な経験を持った人々が集い、信頼できる温かなつながりを育む》そのような交流館を目指して、赤ちゃんからご年配の方まで世代を超えた活動を続けている。寺院や福祉施設はもちろん、各地の学校や保育所、コミュニティーセンター・いきいきサロンなどに招かれ、「いのち・こころ・真実を見つめる」ご法話や講演を重ねている。また、「子育て支援」「アドバンスケア・プランニング」「グリーフケア」を柱にした研修会も好評。子どもたちと富士山登山を3度完遂。ご法話や講演などをご希望の方は、遠慮無くお声かけください。  グリーフケアアドバイザー1級 発達障害コミュニ ケーション初級指導者 つどい・さんあい運営委員
ご相談時間はご希望をいくつかお知らせくださいね。 ◆「絵本のお坊さん」として、絵本を通じて人生を見つめ直す活動を行っています。◆死別、離婚、退職、不安など、様々な喪失を抱える方のお話に寄り添い、仏道の教えを分かち合いながら心を癒すお手伝いをしています。◆資格:グリーフケアアドバイザー1級、発達障害コミュニケーション初級指導者。

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