こうきさん。お悩み拝見しました。めんどくさいムードが教室内ではびこっているようです。
その、ウザく感じられるクラスメートと同調する友達。どうしたものでしょう。二つポイントを挙げたいと思います。一つ目、「陽キャのノリだけがノリではなく陰キャのノリもノリである」ということです。陽キャのノリについていけないこうきさんがイケてない風潮ですが、それはその人たちだけの狭いコミュニティーにはびこっている風潮であり、一般的には、こうきさんと似たような陰キャのノリを持っている方もたくさんおられます。つまり、「陽キャのノリ至上主義」は完全な井の中の蛙なのです。陽キャのノリについていけないことがイケてないのなら、陰キャのノリについていけないこともイケてないことになりますよね。本来はどちらのノリに乗っても乗らなくても良いし、多様性がクローズアップされている現代において「陽キャ」「陰キャ」と単純に個人を二つのカテゴリーに当てはめること自体がナンセンス。こうきさんは陰キャでもなくてこうきキャですよ。アンチカテゴライズで行きましょう！陰キャ陽キャに縛られること自体が窮屈。「あー嫌だ嫌だ(ため息)」って引いた態度を貫きましょう。二つ目、陽キャ陰キャノリブームも一過性のものです。こんなめんどくさいブームは冷めた目で塩対応。勝手に鎮火していくと思いますよ。
going my wayでこの状況を乗り切っていただくことをお勧めします。

西原慎治

明光寺

#浄土真宗本願寺派寺院住職#社会福祉法人理事長#島根県

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拝見いたしました。
私は陰キャの中の陽キャで、高校の頃は陽キャに絡まれることが多かったので、お気持ちよくわかります。

「ノリに乗れないあなたが悪いです」
さて、こうお坊さんから回答されたらあなたはどう思いますか？
「ああ、じゃあ変えないとな」と翌日からノリに乗れますか？
私だったら無理です。
「いや、言いたいこと言う相手が、こっちのことも考えて発言するべきだろ」
と言い返したくなります。元陰キャですから。

同様に、おそらくあなたの中で答えは出ているのではないでしょうか。
「面倒だからノリには乗らない」。
これはこれで立派な意思だと思います。
ですが「授業に集中する」のであればノリを合わせて流すこともできるのではないでしょうか。

主に二つの目的が相反しているように思います。
「授業に集中したい」が最優先であれば、ノリを合わせながら意思を伝えることで回避することもできます。
「ノリに乗らない」が最優先であれば、授業に邪魔が入ると想定した上で集中する。
他にも交友関係など目的はあるとは思いますが、あなたにとって一番大事な目的はなんでしょう。
それによって行動と結果は変わってくるので、自己理解が大切です。
私は「授業の理解」が最優先だったので、一度だけノリにササっとのって、あとは無視してました。一度ノレば満足するような人でしたから、プライドは捨てました。

結局のところ、お互いの理解ができていないのだとおもいます。
あなたが本気で嫌がっていても、相手に伝わらなければそれは伝えていないことになります。
冗談と本気の区別を見分けるのは難しいです。
手を出さない程度に一度ブチ切れてもいいのではないでしょうか。
「こいつ、本気だな」と思わせられれば、こちらも強気に対処できます。

もちろん状況変化は起きるでしょう。
無視されるかもしれません。
プラスかマイナスか、どちらかに必ず変わります。簡単には戻せません。
だからこそ、自分にとって最優先すべき目的を知ることが大事です。
相手に伝える前に、自分の本当に望んでいることを確かめてみてください。

蛇足：
高校を卒業しても、世の中には陽キャがたくさんいます。
なので陰キャでありながら陽キャの対応を求められることは多々あります。
今のうちにでも対処法を身につけるといいかもしれません。

ゆうけい

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