hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

将来が不安です。

回答数回答 2
有り難し有り難し 29

20代半ばの者です。
先日、母が心筋梗塞になりました。
手術は成功し、もうじき退院できるのですが、昨年は父が脳梗塞と心不全にもなり、この先の未来が不安でたまらないです。
父や母を失うのも怖いのですが、主人にまで先に行かれてしまったら私はどうしたらいいのだと不安で不安でなりません。

私自身持病もあり、調べると普通の人より10年程寿命が短いと出てきてホッとしてしまう自分もいます。でも不安なものは不安です。
考え始めるとキリがなくなり、最近無気力で家事もろくにできなくなってしまいました。
少しでも未来を明るく希望を持って生きていきたいのですが、どのような心構えで生きていけばよろしいのでしょうか、ご教授お願いします。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

世は無常で儚いものだが。虚しい諦めでは終わらない仏様のお救い

そうですね、考えると不安しか出てきませんよね。

誰だって、親は自分より先に老いていきます。病にも、かかるでしょう。自分の身だって、老い病んでいきます。たとえ、今 健康な立場にある人だって、いずれは、同じ道を辿り、いつかは命尽きる。これは私も同じです。

老病死を考えるから、生きることも考えるのでしょうね。生きる意義、とても大事なこと。

この世は無常であり、いのちは儚いものですが。
でも、虚しい諦めでは終わらない。終わらせないと、必ず救うぞと、はたらいてくださっている。それが仏様のお救いです。

老病死は必ずやってきますが、
不安ばかりでなく、ちゃんとたよっていける信仰があれば、それは安心にもなります。

これを機に、仏法に触れてみませんか。
安心の いのちの行方に、出遇っていただきたいわ。

お寺へ参られたり、お話を聞かれたりしてみましょう。その時間.空間、仏様のおそばが、不思議と安心に変わるかもしれませんよ。

私もそうしながら、歳を重ねています。
その現実がきたら、その時の自分に出来る周りの助けや社会福祉に頼ったらいい。手を伸ばしましょう。
心の拠り所には、仏様に手を合わせましょう。

{{count}}
有り難し
おきもち

個別相談可能
はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として、慌ただしく過ごしております。 ◆ゲートキーパー ご相談 駆け込み寺 (訪問は要予約。まずはメールでお問い合わせください) ◆ビハーラ僧、終末期ターミナルケア、看取り、グリーフケア、希死念慮、自死、産前産後うつ、育児、DV、デートDV、トラウマ、PTSD、傾聴、手話、要約筆記、電話相談員、小学校支援員としても、サポートしています。 ◆一般社団法人『グリーフケアともしび』理事長 【ともしび遺族会】運営 毎月 第1金・昼夜2回開催(大阪駅前第3ビル) 14:00〜,18:00〜 お問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com *この活動は皆さまのご支援により支えられております。ご協力をよろしくお願いします。 ゆうちょ銀行 口座番号 普通408-6452769 一般社団法人グリーフケアともしび ◆『ビハーラサロン おしゃべりカフェひだまり』 ビハーラ和歌山代表 居場所運営 問い合わせ申込⬇️こちらから griefcare.tomoshibi@icloud.com ◆GEはしもとサピュイエ 所属 (Gender Equality 誰もが自分らしく生きることができる社会をめざして)DV・女性支援 ◆認定NPO京都自死自殺相談センターSotto 元グリーフサポート委員長(2018〜2024) ◆保育士.幼稚園教諭.小学校教諭. レクリエーションインストラクター 10年間 保育 教育の現場で 総主任として勤めた経験も生かしつつ、お話できることがあれば 幸いです。 いつも あなたとともに。南無阿弥陀仏 ここでは、宗旨を問いません。 まずは、ひとりで抱え込まないで。 来寺お問い合わせは⬇️こちらから miehimeyo@gmail.com ※時間を割いて、あなたに向き合っています。 ですので、過去の質問へのお返事がない方には、応えていません。お礼回答がある方を優先しています。 懇志応援も宜しくお願いします。 ※個別相談は、hasunohaオンライン相談より受け付けています。お寺への いきなりの電話相談は受け付けておりません。また夜中や早朝の電話もご遠慮ください。 法務を優先させてください。
午後から夜の時間帯は都合がつけやすいです。特に21:30以降は、たっぷりとした時間が取れます。 ◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。 言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。 ◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。 ◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。 ◆ 終末期ターミナルケア、看取り、希死念慮、自死、グリーフケア、トラウマ、PTSD、子育て、産前産後うつ、不妊、傾聴、手話、要約筆記者 としても、サポート ◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。 (相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので) ◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )

不安と向き合う

ご両親が病気になられて、身内が死んでしまうのではないかと不安になられたとのこと。不安は私が起こそうとして起こるものではなく、自然に自分の内から沸き起こってくるものです。ですから不安は今の自分が本来でない予感だと言われています。不安になるとどうしてもまぎらわそうと思ってしまいますが、自分の不安と向き合うためにこうして投稿されていて、むむたまさんは前向きです。
人は100パーセント死ぬ存在です。どんなに愛していても年齢に関係なく死は訪れます。漠然と死んでしまうことが不安と言っておられますが、不安の内容を考えてみて下さい。例えばご主人の死によって精神的に頼れる人が居なくなるから、今後の生活が困窮するからなど、具体的に何が不安なのかを、おひとりおひとりについて不安の中身を考えることで対処方法がみえてきませんか。
不安と向き合うと自然に心は落ち着いてくるはずです。少し早起きしてたまってしまった家事を片付けてみてはいかがでしょうか。

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

お二方共、アドバイスありがとうございました。

現在少し時が経ち、前向きに生活する事が出来る様になっています。
あの頃は精神的に追い詰められて正常ではなかったのだと思います。本当にありがとうございました。

仏教の御言葉の本を持っているので、これを機にまた読んでみようと思いました。
本当にありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ