一人暮らしが辛いです
昨年の4月から、大学進学と同時に上京し一人暮らしをしています。
新型コロナウイルスが流行するまでは、学業、アルバイト、趣味などをバランスよく行い、楽しい学生生活を送っていました。
元々一人でいることが苦手な性格なので、一人暮らしを始めて1~2日はホームシックになっていましたが、それよりも学生生活が充実していたため直ぐにホームシックは解消しました。
今年の4月には、新型コロナウイルスの影響で学校が休講になり、アルバイトを長期間お休みさせて頂き実家に帰省していましたが、つい先日大学で対面授業を行うためアパートに帰ってきました。しかし対面授業を行うのは週に1~2回で、なかなか友達と会えず、ずっと家に引きこもっている状態です。
そんな中、何もすることが無いため将来について悶々とし、何事もネガティブに考えるようになってしまいました。
アルバイト先には復帰の連絡をしても反応がなく、長期間休んでしまったために当てにされていないのか…と考え、生活での様々な手続きでも上手くいかず、親に迷惑をかけてしまう自分はなんてダメな人間なんだと深く落ち込むようになってしまいました。
実家に帰省していた期間が長く、その間両親ととても楽しく過ごしていたため、現在は毎日が辛く寂しく、様々な嫌なことが重なり朝から晩まで泣いてしまいます。
気分転換に遊びに行くことも出来ません。
両親に高い学費を払ってもらい、下宿代も払ってもらっているにも関わらず私は何をしているんだろう、なんのために辛い思いをして一人暮らしをしているのだろうと毎日考えています。
本当に自分はどうしちゃったのだろう、と自分で疑問に思うくらい酷く落ち込んでいます。
こんな私に何かアドバイスを下さると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分に思いやりや愛情の言葉をむけて
ふう 様 相談ありがとうございます。
一人暮らしのトラブルは、人生勉強と思って、上手くいかなくても、それが糧となると思いましょう。失敗は教訓として、心得ておきましょう。
そのことで、「親に迷惑をかけてしまう自分はなんてダメな人間なんだ」と思う必要はないという事です。
つまり、自分を責めることを止めましょう。
自分を「出来ない自分」と責めることで、気分がより落ち込むのです。
落ち込んだ自分は、外出や遊びに行くこともあまりしないようですが、
自分を責めることを止めて、失敗や上手くいかないことは教訓ととらえて
自分に、思いやりを向けていけばいいのです。例えば
「失敗はつきもの、いいんだよ」
「一人で頑張っているよね。人を頼ってもいいんだよ」
「大丈夫、安心して」「笑顔をだそう」
というような親友がかけてくれそうな言葉を
自分に向けていましょう。安心で安全で、落ち着くところにいるような感じで。
一人暮らしで、いつの間にか、癒されることを忘れているのです。
家族で居れば安心感が得られても、一人暮らしだと、不安が先に立つ時があります。そんなときこと、自分を癒すのです。
自分に思いやりや愛情の言葉をむけて。
ふう 様 なりの優しい言葉をメモして、自分に向けてつぶやいてくださいね。
親友や恩師は、貴女が辛い時、どんな言葉をかけて癒してくれるかな?
その言葉を、充分に感じてみましょう。
親友や恩師の声は、柔らかく穏やかな優しい音でしょう。
その音声に包まれて、感じてみてくださいね。
きっと大丈夫。今できることを、少しずつ出来るようになっていきますよ。
一礼