早すぎる息子の死
先日2ヶ月の息子がお昼寝の途中に息を引き取りました。
死因はまだはっきりしておらず事件性も視野に入れられてしまったみたいで警察の方が間に入っている状況です。
私自身、仕事の為外に出ていた為発見したのは妻で、上の子の送迎を終え一通りの家事を終えた後、お昼寝をし目覚めた時には既に冷たくなってしまっていたそうです。
確かに第三者から見た場合、虐待を疑ってしまうのは分かっているのですが決して妻はそのような事をしないのは私が一番分かっています。
それなのにも関わらず子殺しをした親と疑いをかけられ愛する我が子の死を受け入れ悲しませてくれる時間を与えてくれない警察に何にも例えようが無い感情が込み上げてきてとても悔しい思いです。
妻も昼寝をした自分自身を責め立ててしまいそれに対し何と声をかけてあげていいものか分かりません。
我が子を失った。そんな時にこそ父である私がしっかりと構え、旅立ってしまった息子に失礼の内容精一杯頑張らなければならないはずなのに何もできない自分自身の力の無さが憎いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
警察には警察の仕事がある
仏教では、怒りの感情は悩み苦しみストレスの原因になると考えます。
つまり、警察に対して怒りの感情を抱くと、その怒りによるストレスであなた自身の苦しみが増えてしまうのです。
警察には警察の仕事があります。
警察官の中にも子持ちの人はいるはずで、あなた方ご夫婦の気持ちをわかってくれている警察官もいるでしょう。
ただ、職務上は必要なプロセスを踏まなければならないのです。
子供に限らず、高齢者が自宅で亡くなっ場合も警察の調査はありえます。
警察官に対して「暑い中ご苦労さまです」という慈悲の心を持てれば、苦しみは減ります。
斉藤和義さんの昔の歌の歌詞に、「誰も悪くはないさ きっとそういうものさ」というフレーズがありました。
警察の捜査のおかげで事件ではないことが証明される方が、結果的に良いと思います。
誰が悪いわけでもない。
ただ
起きてしまったアクシデントに対しては、しかるべき対処をしなければならないという事実があるだけなのです。
お子様のご冥福を願います。
南無阿弥陀仏。
あなた自身も悲嘆の最中です。
何もできないように感じてしまうのは
無理もありません。
赤ちゃんがそのように突然死してしまうのは
珍しくないように聞いています。
誰のせいでもありません。
そのような不幸が
あなた方家族に起こってしまって
掛ける言葉もありません。
どうぞご夫婦で支え合って
赤ちゃんの御供養をしっかりなさってください。