検査・治療に立ち向かうのが苦しい
このようにお坊さんに相談できる機会を作っていただき、ありがたいです。
今、主に2つのことで悩んでいます。
ひとつは、虫歯の治療についてです。半年前くらいに局所麻酔をしたら、動悸や血圧上昇が急に起きて、治療できませんでした。すぐに循環器の病院で診てもらったところ、心臓に異常は見つかりませんでした。
しかし、その後、歯医者には怖くて行けなくなってしまいました。ただ、最近、その虫歯が痛くなってきたので、そろそろ治療したいと思うのですが、恐怖のために行けずにいます。
もうひとつは、胃カメラについてです。以前、胃カメラをした時に、とても苦しかったため、絶対に検査したくないと思っていたのですが、3ヶ月くらいずっと胃の調子が悪く、検査することになりました。あと2週間後に胃カメラをする予定なのですが、不安で不安で仕方ありません。
眠らせてもらいながらの胃カメラの予定ですが、眠る薬の副作用で何かあったらどうしよう?検査結果で異常があったらどうしよう?と、とても不安です。
できれば、虫歯治療も、胃カメラも受けて、すっきりと健康に過ごせるようになりたいとも思っています。
どうやったら、不安に打ち勝ち、治療や検査に立ち向かえるか、アドバイスをいただけたら幸いです。
よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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早期発見 早期治療
治療に対する恐怖は無いと言えば噓になりますね。
みかん0655さんのご心配も分かりますが、歯も、胃も重要な部分ですから治療や検査を受けて頂かないといけないと思います。
私も注射が嫌いだったのあまり病院へ行かなかったのですが、昨年、突然の大病をして入院しましたら、あらゆる検査の連続、採血は毎日、注射は当たり前、そして抗がん剤点滴と、5月~11月まで続きました。
こうなると注射が嫌いとは言っておられません。もう好きなようにして。となります。ゆえにすべてに抵抗を止めました。
最悪な状況になると為すがままになります。医師も看護師さんも信頼するしかありませんし、それしかないのです。そうなると今までの恐怖はどこかへ行ってしまい、次はこれ、明日はこれと言われても、どうぞ。となりました。
もし、歯の治療で恐怖ならば、医者を変えてもいいでしょう。同じパターンでは、またこうなると自分で暗示をかけてしまうからです。
胃の検査も、私は麻酔をかけられて行われたので、あっという間に終わりました。
副作用等、考えだしたら止まりません。ここは医師を信頼するしかありません。
恐怖とは相手が分からないからで、この治療は今の痛みや苦痛を取り除いてくれる、しかも快適にしてくれるから有難いと思えば、恐怖は消えます。
早期発見 早期治療これに限ります。
ぜひ、勇気を持って治療、検査を受けてください。なりよりもご自身が快適になるのですから。
質問者からのお礼
鈴木 海祥 様
「為すがまま」
「信頼する」
「この治療は今の痛みや苦痛を取り除いてくれる、しかも快適にしてくれるから有難いと思えば、恐怖は消える」
というお言葉が、特に心に響きました。
何度も読み返し、適切な治療や検査を受ける勇気にしていきたいと思います。
また、今回の悩みだけではなく、他の悩み解決にも通じるところがあると感じました。
日々、周りの方々を信頼し、感謝しながら過ごしていきたいものです。
貴重なアドバイスをありがとうございました。