きのきさん、おはようございます。コロナ騒動の中で無事に大学を卒業され、就職を果たされ、お仕事に頑張っておられるんですね。毎日の仕事が憂鬱とのこと、少ない文面ではきのきさんの現状を十分汲み取ることが難しいですが、今までやったことないことに対する不安が書かれていましたね。確かに学生時代と比較すると、社会人として働く日々は慣れないことの連続ですね。そこで、かつての高校時代を振り返ってみてください。「毎日同じことの繰り返しで、変化や刺激も少なく退屈だなぁ」と思ったことはなかったですか？何か変化や刺激がほしいと感じた時期はなかったでしょうか？人間とは、ないものねだりをしてしまう動物のようです。安定している時には刺激や変化が欲しくなり、変化や刺激が多い時にはそれに不安を感じ、安定を望むようになる。そんな繰り返しを続けているようです。また、ストレスについても考えてみましょう。きのきさんは、これまでどんなスポーツに取り組んできましたか。そのスポーツの基礎として筋力トレーニングをしたことがあるでしょう。実は、筋トレとは、筋肉にダメージを与えて、その修復力によって筋肉が太く強くなる力を利用しているのですね。きのきさんは、知っています。ダメージ（＝ストレス）がなければ、筋肉が強くならないことを。しかもスポーツを本格的に始めた頃は、楽しい時間よりも基礎練習でしんどいことや単調なことが多いことも知っています。人生の中で降りかかるストレスから避けるのではなく、心の筋トレだと思ってください。そして、基礎練習が楽に出来るようになった頃、競技そのものを楽しめるようになるように、就職したばかりの今「楽しく仕事が出来ない」と悩むよりも、今は基礎練習の時期だと思って、コツコツ毎日を積み重ねてください。「筋肉は私を裏切らない」という言葉がありますが、心の筋トレもきのきさんをきっと支えてくれます。

　新型コロナ影響下の私たちは、まさに変化のただ中を生きています。むしろ、この変化の中だからこそ、これまでの既成概念がひっくり返り、自分や社会がどのように成長していけるかを、不安もありながら楽しみに生きていこうと思うようになりました。また、そのように生きている人と出会うことが出来たら、きのきさんにも生きる力がみなぎってくると思います。
心身の健康を保ちながら、日々のチャレンジを重ねるきのきさんを応援しています。

げんさん

源光寺

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第１４代住職　別名「絵本のお坊さん...

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拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。

仕事のことでお悩みになっているのですね。

まず不安を感じるということは、本来は良い現象なんですよ。なんでも楽観的にやられてしまったら、失敗ばっかり起こってしまう可能性があります。不安を持つことで慎重確実となり失敗を回避することができます。

ただきのきさんの場合は、過敏に不安を感じてしまうことで、お悩みになっていると思われます。

この場合、不安を抑えるには、「失敗の対策を考え、今この瞬間に集中する」ことが鍵になってきます。

失敗の対策を考えたならば、あとは、なるようにしかなりません。雑念を捨てて、今この瞬間に集中させます。

もし集中する事ができない場合には、日々のトレーニングをやってみましょう。また会社で不安を強く感じたときも席を外し、このトレーニングをやってみると効果があると思います。

ただ最初のうちは、効果が分かりづらいかもしれませんが、やり続けると確実に効果があります。

具体的にはまず、外に出て五感で自然を感じます。東京であると自然が少ないかもしれませんが、公園などにいってみましょう。

日差しや風の音や木々や草花を五感で感じて集中させます。次に呼吸に意識を向けて４秒から５秒程度吐いて、４秒から５病程度吸ったりして、呼吸に意識を集中させます。

「不安を感じたら今できる対策を考えて、あとは、なるようにしかならないと、今取り組むことに集中する。」

ということができればだいぶ楽になると思います。

あと上司に関しては、特に嫌がらせなどのパワハラがあるわけではないので、仕事に集中すれば良いと思います。

ただパワハラのようなことをしてきたら、すぐに記録に残し、その上の上司に相談すればいいと思います。

慣れるまでは楽しいと感じることがほぼないかもしれませんが、慣れると楽しいと感じるときが来ると思います。

辛い心境だと思いますが、今は、集中あるのみです。

またお悩みごとがありましたら、ご相談お待ちしております。

優眞

倶生山 慈陽院 なごみ庵

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