母の死から前に進めません
母親が亡くなってから、気分のムラが抑えれません。
3年前に母親が亡くなりました。父親は私が高校生の時に行方不明になりました。ちょうど、母が亡くなった年に事実上の死亡となりました。
母の死因は、私を産んだ時に輸血した血液から肝炎になりました。知ったのは葬式の祖母の発言です。
ムラの原因はわかっています。「後悔」です。
母が倒れた日、用事から帰ってきた私は具合が悪そうに寝ている母が、一緒に横になるか、との誘いを断り彼氏との電話をとりました。母が倒れているのを発見したのは、仕事から帰ってきた姉です。
何回か倒れて入退院を繰り返してきたのに、何故あの時ついていなかったのか。初めて倒れてから聞いた母の病気を受け入れられず、弱い母の姿が見たくなく、医者に長くないと早く言ってくれなかったことに怒り、弱さを見せない母に怒り……。3年たった今も発作のように涙がでます。
結婚し、家を出たり……前に進んではいます。ですが、未熟な私は子供を作り育てる勇気もわいてきません。
償いとして、臓器提供をして死にたい、と考えたこともあります。飛躍していると思われると思いますが、色々悩んだ先の自暴自棄なのもわかっています。
自分がどうなりたいのか、何をしたいのか、わかりません。泣いたら支えてくれる夫には感謝しています。
何もしたくない日が続いたり、体調が悪いと嘘をついたりしています。
そんな私が、これ以上前に進めるとは思えません。
どう考えて進めばいいのでしょうか。
長文失礼しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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見守っています
その若さでご両親を失うのはとても辛かったことでしょう。
しかし、死は永遠のお別れではありません。
人は命が尽きる時、阿弥陀仏の導きによって極楽浄土に行くのです。
極楽浄土であなた達を見守ってくれているのです。
極楽浄土には苦しみがありません。
たくさんのご先祖様も一緒にいるので寂しくありません。
安心してください。
でも、少し悲しんでいるのではないでしょうか。
あなたがずっと後悔して悲しんでいることを見ると、お母さんは自分のせいで、あなたを悲しませていると思い、悲しんでいることでしょう。
お母さんを喜ばせてあげてください。
お母さんを安心させてあげてください。
自分の寿命を削ってまで産んでくれた事を感謝し、そして、お母さんから授かったその命と愛情を、あなたの周りの人の為に使いましょう。
あなたは今一歩一歩前進しています。
お母さんはその様子を見て応援していますよ。
あなたが幸せになる事がお母さんの望みです。
いつか、あなたが極楽浄土に導かれ、お母さんと再会した時、お母さんにしてあげられなかった事を、たくさんしてあげてください。
お母様の愛情
何年経とうが、大切な人は大切な人です。
大切な人が亡くなってから、ある方は「6年あっという間でした。」と、ある方は「12年経ったが未だにいろいろ思う。」と、またある方は「70年経とうが、その時の記憶が鮮明に蘇る。」と、おっしゃいます。
ニケ様が3年前お亡くなりになったお母様を思い出して、発作的に涙が出るのは、全くおかしいことではないと思います。それだけ大切な人なのですから。
人は必ず命が尽きてしまう時が来てしまいます。わかってはいても、なかなか受け入れることはできませんよね。
死という結果があるならば、様々な原因がございます。その原因は一つではございません。当然、ニケ様が気づいていたら助かったかどうかはわかりませんし、一切病気のことを話さず、気丈に振る舞われていたお母様を見て、気づくことができたかどうかは本当に難しかったでしょう。
何より、お母様のニケ様への大きな愛情を感じます。
お母様はご自分の命が尽きても、ニケ様に病気のことをお話しされませんでした。それは、お母様がニケ様に「自分が生まれた時のせいで、病気になった。」と、絶対思って欲しくなかったからだと思います。お母様もニケ様のせいで病気になったとは、一切お考えではないように感じます。
自分の命よりもかわいい我が子のためです。
お母様が安らかな世界でお望みなのは、何よりもニケ様の幸せです。過去には戻れません。現在どうしようもないことを悔やむより、少しずつ前を向いて歩んでいってくださることを、お母様も願っていると思います。この先、また発作的に悲しくなることもあると思いますが、ニケ様にはしんどい時に力になってくださる、素敵なご主人様もいらっしゃいます。ご主人様としっかり幸せになってください。お母様も、安らかな世界できっと見守ってくださいます。
質問者からのお礼
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
私の中で、見守ってくれているから頑張ればいい、という考えもありましたが、なかなかそう素直に受け入れられませんでした。
ですが、やはり自分じゃない誰かに言っていただけると違うものですね……。読んでいて涙が出てきました。
夫ではなく友達でもなく私の知らない誰かに悩みをぶちまけたかったんだと思います。
ご回答本当にありがとうございます。お言葉を読んで、ゆっくりかもしれませんが前を向いて行きます。また発作が起こっても、聖章さまのお言葉を読んで落ち着こうと思います。
三谷さま
お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
お言葉が身に染みて、涙が出てきました。
たしかに私が病気のきっかけになったのを知ったのは、母にとっては不本意だったと思います。20年以上一緒にいて少しも知りませんでした。一度原因を聞いたことがあります。
その時、母は「幼い頃滑り台から落ちて足を怪我した時」だと言っていました。たしかに母は歩くのに少し支障があるぐらいの傷を太ももに持っていました。
なので、それ以外の可能性なんて考えもしませんでした。
葬式の時に、泣く祖母が言っていたことが嘘なのかもしれません。嘘か本当かはどうでもよく、母の言葉、強さを胸に進んでいく努力をしようと思います。
本当にご回答ありがとうございます。