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家庭が私のせいでぐちゃぐちゃ

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

他の質問にも書いたように私は父から虐待を受けていました。12歳くらいから会っていません。
私はそのことについて母をひたすら責めてきました。弟にも「お前は甘やかされてる」等をずっと言ってきました。
しかし、最近になってやっと母も私を守ろうとしてくれていたし、母の方が長い間辛い思いをしてきたと理解しました。
ですが、母はメンタル関係の病院に行き薬を飲むようになりました。弟も荒れています。完全に私のせいです。
この先、早ければ来月にも私はひとり暮らしを始めるか学校が紹介する寮に移ります。弟と母は地元を離れると思います。
母はこの家はもう終わりだろうと言っていました。
和解をする方法も分からない。取り返しのつかないことをしてしまいました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたは自分の夢を追いかけなさい

りんご様 相談ありがとうございます。

まだ、終わってはいない。
あなたは自分の夢を追いかけなさい。
その追いかける途中で、きっとお母様と修復できる時がくるでしょう。
希望はすてないことです。
そして、自分を責めないことです。
あなたがそのような考えや態度を取ってしまったのは、
あなたがそうせざるおえない、環境があったはずです。
人は成長するうえで、家庭の環境などで恐怖や不安を感じた時、どう感情を出し、どの様な態度をとれば自分が守られるのか本能的に学ぶのです。
ですから、自分を守るためにあなたは自然とそのような行動をしたのです。
だから自分を責めてはいけません。あなたが家庭をぐちゃぐちゃにしたのではありません。さらに、自分を責めても何の解決にもなりません。

自分の夢を諦めずに追いかけるなかで、社会との色々な接点を持つうちに、自分を責めずに、他人を責めずに、あなたは思いやりの向け方を学ぶでしょう。
自分と他人に思いやりを向けることを今度は学ぶのです。社会に一人で立ち向かううちに学ぶことです。
自分の中で、思いやりを育むことが出来てきたら、和解とか修復へ向かっていくでしょう。
それが短期間か長期間かわかりませんが、いずれそうなるでしょう。思いやりで繋がり、絆を再確認するときが。
今は辛くても、その時が来るのです。
私はそう思います。
希望を持ち続けてください。夢を追い続けてください。それがあなたですから。
一礼

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有り難し
おきもち

お寺の法務(法事などのご先祖の供養)と 唱題行・写経・法話・カウンセリン...
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質問者からのお礼

釋さん ありがとうございます
心が少し軽くなりました。やれることを探そうと思います。他の人を恨んだり妬んだりするのではなく未来を明るく出来るように行動したいと思います。

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