回答 2
有り難し 33去年の12月、22歳の弟を突然の事故で亡くしました。私自身その二週間後に出産し、8ヶ月になる男の子を育てています。
当時よりも4ヶ月程立った頃から悲しみが酷くなってきています。十二指腸潰瘍にもなりました。
いるはずだった弟の遺影の前で子供といる毎日が辛く、今でも泣いています。
息子の存在は私の生きる理由となっています。でも毎日息子と弟のことばかり考えどんどん自分が消えていきそうです。弟がいない事を自分にわからせるかのように死目を想像したりします。丁寧に生き几帳面な子だったのになぜ。人望があり優しく自分の弟とは思えないくらい、尊敬で自慢の弟でした。生前は好きな人達と自分のしたいことを最後までできたと思いますが、どうして私じゃなく弟なのか。生きてることが辛く申し訳なくなります。
年末、弟が帰ってくるはずだった日に日付が変わった途端陣痛がきました。丸一日耐え、弟が事故にあったのと同じ時間に息子が生まれました。
夜中眠れず一階に降り弟の部屋にあった時計の前に座った瞬間秒針が止まり、弟がいるのだと感じ話しかけました。死に関することは無反応。会えなくても側にいてくれる？と聞いた瞬間に秒針がものすごいスピードで動いたのです。同じことが何度かありました。
泣いていると携帯からいきなり慰めるような音楽が流れたこともありました。
生まれ変わりなどはあまり信じられませんが弟が亡くなってから体験したことのないことが何度か起きていて気になります。
弟は側にいる、いたのでしょうか。
そう思える私もいれば、弟はもうどこにもいない、こっちでの記憶を消さないと仏様になれないと聞いたことがあるので何を信じたらいいのかわかりません。死んでも会えないかもしれないと思うと怖いです。弟がその未知の死をすでに迎えたということが怖いです。
私はこれから生きるのがただ怖いです。
息子をまともに育てられるのか
幸せだった家庭がなくなってしまった
夫への申し訳なさ
母が死んだ時一人取り残される不安
子供と兄弟の写真をSNSに載せている友達をみると羨ましくて虚しくなります。
綺麗な景色を見ても寂しく幸せと思えず
毎日底のない地獄にいるようです。
何もしてあげられなくてごめん
いつまでもこんな姉でごめんね
死んでしまった弟の為
残された家族、自分の為に
私はどうやって生きていけば良いのか教えてください…お願いします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏
合掌
弟さんのことを忘れる必要はありません。むしろ忘れないであげてください。(あなたの宗教宗派を知らないので私の浄土宗としての話になりますが)誰でも命が終われば浄土に行き菩薩様となりいつかは仏様になります。あなたの弟さんも同じです。今弟さんは浄土からあなた達を見守っておられます。あなたが話しかけたら弟さんはちゃんと聞いてくれています。それに浄土にはご先祖様がたくさんおられます。弟さんは1人ではありません。たくさんのご先祖様や仏様や菩薩様と一緒にいるのです。寂しくはないのです。ですから心配しないでくださいね。そしてどうかあなたの元気な姿を見せて弟さんを安心させてあげてくださいね。
いつかまた会えますように。
南無阿弥陀仏
あなたの弟さんが浄土にいる私の弟とも仲良くしてくれたらいいな。合掌
拝読させて頂きました。
大切な弟さんが突然お亡くなりになりあなたは深く悲しんでおられるのですね。そして何故なのかと深い疑問や後悔の念にさいなまれておられるのですね。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
お亡くなりになられた弟さんが仏様に救われます様心より仏様にお祈りさせて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
弟さんはその人生を皆さんと一緒に一生懸命に誠実に生き抜かれていかれたのです。そして様々な巡り合わせの中で様々な経緯がありその天寿を全うなされていかれたのです。今弟さんは仏様に導かれ親しい方々やご先祖様に優しく迎えられて心から安らかに一切の迷いや苦しみからも救われていき、皆さんと満たされてご成仏なさいます。
そしてこれからもあなたやご家族の皆さんそして新たに生まれたあなたのお子さんを優しくお見守りなさって下さいます。
あなたのその悲しみのお気持ちは消えることはないでしょう。どうかそのお気持ちをそのまま弟さんに手を合わせて心からお伝えなさって下さいね。弟さんはいつでもどこでもあなたやご家族の皆さんの思いを受けとめて下さいます。そして優しく慰めて下さいます。
弟さんとあなたやご家族の皆さんとのご縁はこれからもずっとずっと永遠に続いていくのです。あなたやご家族の皆さんやお子さんの成長を見守っていて下さるでしょうし、皆さんが仲良く幸せに生きていくようにといつも願っていらっしゃることでしょう。
あなたはこれからも弟さんと一緒に生きていくのですからね。いつもあなたのそばに寄り添っていて下さいます。
あなたやご家族の皆さんがこれからも弟さんとのご縁を大切になさりながら共に仲良く助け合い幸せに生きていかれます様切に弟さんにお祈りさせて頂きます。
三宅聖章様、Kousyo Kuuyo Azuma様
よく質問の回答を読ませて頂いていたお坊さんお二人から回答を頂けて嬉しいです。そしてこんなに丁寧に真面目に…本当にありがとうございます。
弟を亡くしてすぐに子供が産まれコロナになり一人子供と家に閉じこもり、どこか別の世界に飛ばされたようでした。弟の話しをできる人もいない、死について深く語ったり思いを聞いてくれる人もいない、旦那は黙って聞いてくれても向こうから何か言ってくれることはありませんから、何か誰か導いてくれる言葉を私はずっと求めていました。お二人の、弟は仏様になっている、寂しくしてないというお言葉。辛い気持ちを弟に話しかけていいというお言葉。向かいたくなかった仏壇の前に座って思うことを口にしてみました。悲しいけれど私自身少し楽になった気がしました。どれを、と厳選できないほど全ての文章が有難く、私を今日も救ってくれました。気持ちが荒んでいる時は、子供と散歩中、この橋から飛び降りれば、と何度も死を考えていました。8ヶ月間ずっとご飯は喉を通らず自分がなぜ生きているのか弟に会いたいと考えながら子育てに追われる日々をすごしています。こんな自分になってしまったことが今でも苦しいです。ですが、頂いた回答の文章を読むと私のドロドロとした黒い感情ではなくもっと綺麗な感情で弟の死に向き合える感じがします。スクリーンショットして保存させて頂いたので苦しくなれば読み返して乗り切ろうと思います。人の言葉はすごいなと思います。直接お会いした訳ではないのに私の命は二人のお坊さんに救って頂けたと思っています。三宅様の弟様も天国に居られるのですね…様々な経験をされ修行しお坊さんになられ、見ず知らずの相手を真剣に救おうとしてくれる…私もそのように生きて行きたいです。また質問させて頂くことがあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。本当にありがとうございます。
