仏教の供養について
彼が亡くなってから自分なりに彼のコーナーを作り毎日グラスの水をかえ、朝晩お香を炊いて手を合わせて話しかけています。
花も飾って、飲みかけのお酒のボトルや写真を毎日眺めています。
自己満足ですが、本家以外でこんなことをしていたら彼が困りますか?
毎日やりとりしていたメールを見返して、本当に素敵な人だった、毎日楽しかったと心の支えにしています。
反面、これからの人生に絶望してしまい体に力が入りません。仕事以外の時間はただのろのろととぼとぼと泣きながら一人で過ごしています。
こんなこと考えてはいけないけれど、自分が生かされている理由がわかりません。
彼は生かされなかったのに何故私は生かされているのかと。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お浄土で彼と一緒に生きていくために、阿弥陀さまと出遇う縁
今までの質問も、読ませてもらいました。
愛する人が、そばにいない。
それが、どれほど辛く苦しいことか。
彼のコーナーは、あなたが彼と向き合える場所なのですよね。大切にされたらいいと思いますよ。
ただ、今の支えが大きな拠り所となっていくように、彼とまた遇いたい そう願うのであれば、たよっていただきたい仏様がいらっしゃいますよ。
お浄土の仏様.阿弥陀如来です。
小さな阿弥陀さまで構わないので、そっとコーナーにおきませんか。
私もね、大切な人との別れの中、
阿弥陀さまに支えられる毎日です。
南無阿弥陀仏(なもあみだぶつ)のお念仏は、
必ずまた遇えるの、阿弥陀さまの救いですからね。
仏様と一緒に、そのそばにいる彼を感じて。
あなたが、生かされているのは、いつの日か お浄土で彼と一緒に生きていくために、阿弥陀さまと出遇う必要があったからかもしれません。
どうぞ、お念仏を大切に。
いつの日か。彼と必ず。
どこでも何回でも供養をしていいのですよ
さや 様 相談ありがとうございます。
本家以外の所で供養をしても、全く問題はありません。
沢山、写真に話しかけていいんですよ。
供養をされる人は、どこでも何回でも供養をされれば喜びますから。
そして、貴女は、彼のいないことで、寂しさも感じているようですね。
死別に限らず、愛する人と分かれた時は、貴女の様に身体に力が入らなかったり、泣いてしまったりするものです。無理に耐えて頑張ろうとしないことです。
哀しい時は泣き、泣き切ることも大事です。話したいときは、心行くまで話していいのです。でもやがてその哀しみは、いずれ底を打つという事も心の片隅に入れておいてください。何かのきっかけに巡り合う時が来ますから。
それから、もう一つ心の中に入れてほしいのは、彼の人生を貴女の中で輝かせる為には、貴女が自分に思いやりを向けて、彼とのこれまでの事を寛容に受け入れ、自分を許し、しっかりと生きて、自分の人生を歩んでこそ、貴女の中で彼は輝き微笑むという事です。
生かされていることに理由を求めずに、生かされていることそのことが貴重で大切なことで命が輝くことだと思って、自分のやりたい事、どんな人生を歩みたいのかをしっかりと考えて歩んでください。
今すぐにとはいいません。まだ哀しみの中で動きたくない状態かもしれませんから、動き出せそうな時に、何かしら自分の事に取り組んでみてください。
さらにまだまだ、悲嘆にくれそうなら、グリーフケア専門のカウンセリングやセラピーを受けることをお薦めします。守秘義務をしっかり持ったケア専門の人で、暖かく優しく落ち着ける雰囲気で、貴女を包み込むような感じで話を聴いてくれる人を探してみてください。一人で落ち込むなら、助けてとケアを受ける方が必ず役に立ちますので、検討してみてください。
一礼
質問者からのお礼
中田様
ありがとうございます。
以前何かの時、彼の宗派が浄土真宗のお東さんだと聞きました。私も亥なので阿弥陀如来さまには縁があるのかもしれません。
きになるものがあれば彼の横に添えようかと思います。
いつかまた会えることを願って、手を合わせます。
釋様
ありがとうございます。
前回のお言葉をいただいて、気の済むまで彼の前で手を合わせて話しかけています。
今はこの感情のなかで静かにしていたく、誰とも会う気にならないのでこのまま過ごそうと思います。感情のコントロールに困ってきたら、専門の方を探してみようかと思います。
こちらでしか、本当の気持ちを発することができずなかなか辛いですが、彼が大切にしてくれた自分を私も大切にしてみようと思います。
身に染みるお言葉本当にありがとうございます。