就職活動が上手くいきません
現在、就職活動を続けています。
今までにたくさん不採用になり、落ち込みから回復することができません。このままでは、いけないと思うのですが、やりたいことも出来ることも分からなくなり、無気力になってしまいます。最近になって、今まで一緒にずっと励ましあっていた双子の妹がよい企業に内定をもらいました。私の方が、就職活動に取り組んでいるつもりでした。今までに嫌な面接をいくつか経験しましたが、その時間は無駄だったのでは思うと辛いです。双子ということで、比較されることも多く、周りの目が怖いです。
リストカットで死ぬことは難しいと考えているので、最近は首をつる練習をしています。毎日、死にたいと言う思いが強く、泥沼に浸かっているようです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それでも人生にイエスと言おう
『夜と霧』の作者、フランクルさんの著作の一つに『それでも人生にイエスと言う』という邦訳タイトルの本があります。これは本来『それでも人生にイエスと言おう』と訳されるべきものらしく、したがって表題には「~と言おう」を用いています。
フランクル医師はいわずとしれたユダヤ人精神科医でナチスにより収容所に入れられ、奇跡的に助かりました。が、ご両親と奥さんは殺されました。
彼の周辺の人々も収容所内でたくさん死んでいったのですが、精神科医らしく生き残っている人と死んでいった人々との違いを考察していきます。そして、身体が頑健な人が生き残っているのではなく、肉体的にはひ弱であっても生き残って何かしようとする人や小さな喜びを見つけられる人が生き続けているという結論を得たのでしたね。
今年はコロナの影響で、最終学年に当たっている学生さんはみなたいへん苦しんでおられます。私にも大学4年の子どもがいますが、毎年だったらたくさんCAさんや旅行、ホテル関係に就職するはずなのに求人がない、といいます。そりゃ、そうですよね。残念ですが……。
あなたもこの情勢下では苦しいでしょうが、希望を持ち続けることが何より大切であるとフランクルは教えてくれています。
もう亡くなったお寺の住職さんですが、新聞記者をなさっていて方がありました。この方は、全国紙の〇〇新聞に是非、入社したかったけど採用されず、新卒時には地方紙に就職なさいました(新聞社ににゅうしゃできたのだから、あなたにとって別世界の話かもしれませんが)。それでも、是非、〇〇新聞にということで翌年、再挑戦なさって採用された、と何度かお話になっていました。もう亡くなった方で、いまも尊敬している方なのでこの回答のため、懐かしく思い出しました。
あなたは何のために就職面接を受けておられるのでしょう。もちろん就職したいからなのでしょうが、それだけだと卒業年次に就職超氷河期だと望みどおりになるのは困難です。こんな年でも妹さんが内定をもらっておられるから焦るお気持ちはよく理解できます。しかし、それはそういう「ご縁」だったからで、あなたの人生とは別の問題です。
首をくくろうとしている人に、夢だの、目標だのは逆効果かもしれませんが、景気や社会情勢に翻弄される生き方から脱却する思考をお持ちになっては如何でしょう。
苦しみを抜け出すには
拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。
就職活動がうまくいかずにお悩みになっているのですね。
今奇数さんは、死にたいほどつらいお気持ちにお悩みになっていると思われます。
そして「死」には、苦しみから開放する一つの手段であるかもしれません。
しかし「死」以外にも苦しみから抜け出す方法がいくつか存在をしています。
ただ苦から抜け出すには、少々時間がかかります。
そんな時間をかけるぐらいなら「死」を選ぶと言われてしまうと何も言えなくなってしまいますが、生きながら苦しみから開放されるというのは、なかなか心地が良い心境ですよ。
まず苦しみから抜け出すには、外界で起きた現象にたいして深く受け止めず受け流すということができるとかなり楽になります。。
また苦しいときというのは、新たな価値観に生まれ変わる時期でもあります。
新たな価値観になると今まで人生は、一本の道しかないように思えたのが、無数の道や可能性にも気づくことができます。
ここでは、文字数の制限や詳しい事情も分かりませんので苦から抜け出す方法を紹介することは、難しいので私のプロフィール欄のメールアドレスに連絡をいただければ紹介させていただきます。
またお悩みごとがありましたら、私でもhasunohaでもご相談お待ちしております。