夫の過去の行いが頭から離れない
結婚5年目を迎え、ここに来て突然、夫の過去の行いが気になり頭から離れなくなりました。
夫は40代ですが、中学生の頃、友達数人とロッカー荒らしをして、万引のような事をし補導されたそうです。高校になってからは興味本位で小さなタトゥーを自分で足に入れたり。。(結婚前に消しました)
これを聞いたのは付き合っていた当時であり、穏やかで優しい夫(当時は彼氏)がこんな行いをしたなんて信じられず、また信じたくなく、その後も大好きだったので過去を受け入れ結婚しました。
しかし今不妊治療をしており、子供を授かろうとしている今、ふとこんな夫、父親で良いのか不安になってきました。
結婚生活は本当に楽しく、会話も尽きず、家事や料理も進んでしてくれて、私や家族の事を本当に大切にしてくれます。出会って10年ですがまだまだ新鮮で楽しい気持ちです。
しかし実家に帰り両親に会うと、強烈に申し訳ない気持ちが湧き上がってきます。私は厳しく育てられた方です。母と夫は仲良くうまくいっていますが、この過去を知れば離婚した方が良いと言われるのは容易に想像できます。もしそう言われた時、私は母に従うような気がして、夫への愛も偽りなのかとひどく自信をなくしました。
職場や友人を見ても、一般的な伴侶を得て、幸せそうな人ばかりで羨んでしまい、なぜ夫はあんな事をしたのか、普通に生きてきて欲しかったと思うばかりです。
もうどうしたら良いのか分かりません。このまま結婚生活を続けても、事あるごとに過去を思い出し、辛いような気がします。全てを受け入れられない私は、夫にとって失礼な事をしているように感じます。離婚はしたくないけれど、しなければいけないのでしょうか。離婚したとしても、一生一人で虚しく生きていくだけだと思うと消えたくなります。もう自分の気持ちが分かりません。毎日考えてしまいます。どうかアドバイスをくださいますよう、宜しくお願いします。
自分に自信がない。他人が皆順調に見えてしまい、嫉妬してしまう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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今、のご主人を大切に
こんにちは、初めまして。
現在妊活中とのこと、ご心配も多いことでしょう。
お気持ちが定まらない中でのご相談かとおもいます。
私の結論は、表題の通りです。
今、のご主人を大切にしてください。
「結婚生活は本当に楽しく、会話も尽きず、家事や料理も進んでしてくれて、私や家族の事を本当に大切にしてくれます。出会って10年ですがまだまだ新鮮で楽しい気持ちです」、とあなたは今の結婚生活、ご主人について述べられています。素晴らしいではないですか。今、何か過去と結び付けられるような、不穏な何かが起きてはいないのでしょう?。
確かに、過去の補導歴は宜しくない行いでした。
しかし、「中学生の頃」とは、育った家庭環境、当時の人間関係が大きく影響していると思います。本人の責任がないとは言いませんが、その行いを40代になった今も引き合いに出すのは酷というものです。当時、それなりの償い(弁償、謝罪)をしたであろうと考えると、今更ながら問うべきことでしょうか。
誰でも、叩けばほこりが出るものです。
犯罪に類することもあれば、犯罪未満であっても深く人を傷つけていることだってあります。「職場や友人を見ても、一般的な伴侶を得て、幸せそうな人ばかりで羨んでしまい」と言われていますが、それは映画俳優の素敵なシーンだけを見てその人物そのものだと思うくらいに単純なものの見方です。
あなたは、ご両親にご主人の過去のことを知られたら・・・、と気にしておられます。ご両親を気にしないでもいい、とは言いませんが、先ずはご主人の方をこそ見て生活していただくのが宜しいと思います。
過去を承知で結婚されたのでしょう。
今更、やっぱり、はもう無しです。
言いたくなかったであろう過去を打ち明けて、全てを受け止めてくれとご主人は願い、あなたはそれを受け入れた。もう結論は出ているはずです。ご夫婦共同とはいえ、あなたが自らの手で結論を出したことの原点に立ち返って下さい。
どんなことがこの先あっても、
今、のご主人を大切に。
今、の結婚生活を。
質問者からのお礼
お忙しい中、ご回答いただきありがとうございました。
不妊治療が上手くいきそうな兆しがあり、それと同時に久しぶりにパニック発作も起きてしまい、色々重なり急に不安が芽生えてしまった中での質問でした。
釋様のお言葉に勇気をいだたき、このような不安があると夫に打ち明けました。過去の事は本当に申し訳ないとしか言えないと謝ってくれました。私もそれを承知で結婚したのに、、本当に私はずるく自分勝手な考えを持っていると反省しました。人と比べても仕方ないのに。私だって完璧な人間ではないのに。私も夫を必要としています。夫なしで生きていく事は考えられません。この先も「今」の夫を見て、ずっと支え合って生きていこうと思えました。
これからも何度も読み返します。本当にありがとうございました。