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悪事で評価を下げてしまい、心が痛い

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私は先月、小さな悪事を働いて周囲の評価を大きく下げてしまいました。
悪事に悪意は無く、そもそも悪事である認識もほとんどありませんでした。

何よりも人からの評価を気にする小心者の私は羞恥心でとても胸が苦しいです。
誠実に謝罪し、贖罪し、失った信頼を取り戻すことが必要であることはわかっているつもりです。しかし引っ込みもつかず、とっくにばれているだろうに、私は今も言い訳と強気な態度を崩せません。

今回の件は、もはや収束に向かっています。
今更蒸し返して言い訳を撤回する意味は薄く、勇気も持てません。

自分に甘えていることも反省が感じられないことも重々承知しています。
しかし今は何も手につかず、羞恥で死ぬほど苦しい胸を内を強くもてるご助言を頂きたいです。人の噂も七十五日、などという都合のよい言葉でぎりぎり自分を慰めています。
どうか救いをいただけませんでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

救いとは、自分自身に正直で素直であることです。

ご自身が一番分かっていることは
>自分に甘えていることも反省が感じられないことも重々承知しています。

ゆえに、今回は上手く自分の都合で乗り切れても、次に重大なミスを犯した時、素直になれるのかどうかです。
本当の救いとは、誰かに救ってもらうのではなく、自分自身に正直で素直であることです。

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有り難し
おきもち

日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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質問者からのお礼

ありがとうございます。

>>本当の救いとは、誰かに救ってもらうのではなく、自分自身に正直で素直であることです。
身に沁みます。今回のことを大きな教訓として、自分に素直でいられるような生き方ができるよう心を入れ替えます。わかっているのです、わかっているのですが、罪を認め正直に生きるとはこんなにも辛いことなのですね…

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