就活でついに心が折れそうです
私は現在、就職活動をしています。
今年の3月から始めたのですが、業界は主にITを見ています。
面接や書類で落ちてもここまで足を止めずに来たのですが、先日受けた企業の最終面接に落ちてしまい、心が苦しくなってしまいました。
最終面接で落ちたのはこれで2社目です。「ああ、またか」となりました。1度目ですら辛かったのに、2度目は尚更辛いです。
しかもこの時期、既に内定を持っている人は多いです。私の周りにも居るのですが、それだけでプレッシャーをかけられていると思う自分が嫌です。
もう10月。既に足を止めている場合ではないとわかってはいるのですが、次に踏み出すことが怖いです。
どうせまた落ちる、この人も私を採用する気がないと、面接を受けるたびに思ってしまいます。
親には「お前は甘い」と言われます。私自身もそう思ってはいます。おそらく受けた企業数は平均より少し上くらいですし、深く考えずに多くの企業にエントリーしました。
ですが今はそれすらも辛いです。落ちるのが怖いという思いが消えません。
どのように気分を一新すれば良いのかも、今はわかりません。どうすれば気分を一新できるか、教えていただけると幸いです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
事実だけを受け止めていきましょう。
企業の最終面接に落ちてしまい、心が苦しくなってしまったのですね。最終面接まで行けば受かることを期待してしまいますから、無理もありません。落ちてしまうと人格の全てを否定されたように捉えてしまうこともありますが、企業のニーズに合わなかっただけです。コロナ禍ですし、お友達や周りの人が決まってくると焦ってしまうこともありますが、ここは深く考え過ぎずに、トライされてはどうでしょうか。
深く考えずに多くの企業にエントリーされていたのが、今はそれすらも辛く、落ちるのが怖いという思いが消えないのですね。落ちることで、頑張って来られた気持ちがズタズタになってしまわれたのではないでしょうか。仏さまの知恵は何でも知っていることではなくて、事実を事実と受け止める勇気です。けしけしさんが辛いのは、内定されないことではなくて、けしけしさんが内定されないのに内定されたいと思われる思いが、けしけしさんを苦しめています。受かるまでは内定したいと言う思いは置いて、結果だけを受け止めていきましょう。
けしけしさんはアルバイトはどんなことをされましたか。お金を稼ぐと言うことは本当に大変です。入ったばかりでも、お金を頂く以上ミスは許されません。失敗された時どうされましたか。おうちではご自分のことは全部されていますか。ご自分の部屋以外にもお掃除したり、家族の食事を作ったりと、自立されていますか。
気分を一新されたいということなので、取り敢えずは就職活動は横に置いて、お部屋の片付けから始められてはどうでしょうか。お部屋が片付いていると出かけに忘れ物をしそうになっても、すぐ見つけられます。就職活動で使っている服をお洗濯したり、今まで就職活動で貰った資料で必要のないものは処分して、スッキリすれば気分も変わります。
人生設計ってありますか?
人生をその場その場で見ていくと、うまくいかない時、一気に辛くなります。
高校の美術の講師さんがが40歳くらいの最後のチャンスで教員採用試験に合格しました。よく諦めずに、とおもいます。医学部浪人、司法試験浪人などの人は何としても医師になりたい、弁護士になりたいというアスピレーションが持続しているようです。
もう亡くなった方ですが、いまも尊敬しているご住職がおいでになりました。朝日新聞の記者になりたくて試験に落ち、地方紙には採用になったので一年だけ働いて再度挑戦し、念願の朝日新聞に入社できたとおっしゃっていました。
今年はコロナ禍で就職試験に異状がありすぎです。こんな年に当たった方々は気の毒です。しかし、こればかりは何とも仕方がありません。個人の力を完全にこえていますからね。
ですが、これを機会に人生設計を立てる。景気に左右されずに生きるにはどうしたらいいか考え直してみるというのもよいと思います。
実は、お寺もこのコロナ禍でたいへんなんです。人が集まれないということはお寺の行事も行えない。法事もできないということです。大打撃です。
しかし、能力の高い人たちはインターネットを使って効果的に発信しています。困窮や苦難が人を変える、事態を打開する力にもなりうるのでしょう。私よりもずっと若いお坊さんたちが仕事の機会を失ったためにかえって活き活きとブレークスルーを目指しているのを見ていると、自分もしっかりしなきゃ、と思います。
人間の移動に制限が加わっている昨今です。IT業界にみなが期待しています。道はかならず開けます。しかし、一発解決できる必殺技ってないと思うんです。時代劇なんて見ないかもしれないけど、現実の生活の中に水戸黄門の印籠や遠山の金さんの桜吹雪はないですよね。一歩一歩、ステップバイステップで行くしかないと、自分に言い聞かせつつ、回答を書かせていただきました。
質問者からのお礼
ご回答してくださり、ありがとうございます。
確かに私は明確な目標などなく、のらりくらりと生きてきました。これを機に少しずつ、私の進んでみたい人生設計を考えてみたいと思います。
少しずつ気持ちも前向きになり始めたので、また就活も進めていきます。
本当にありがとうございました!
ご回答、ありがとうございます。
この土日で就活に関する資料で要らないと思ったものを一気に処分しました。
これまでは何かと必要になるのではないかと思い捨てられなかったのですが、捨てたらスッキリしました。
自然と気持ちも前向きになり、来週からまた頑張ろうという気持ちになりました。
これまで生きてきて今更ですが、思い悩んだ時の掃除が気持ちいいということに気づきました!!
また頑張りたいと思います。
ありがとうございました!!