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新婚1週間で2回離婚を仄めかされました

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いつもお導きいただき、ありがとうございます。

先週、半年間お付き合いをした彼と結婚しました。(6ヶ月目でプロポーズ、1年目の記念日に婚姻届提出)

今まで大きな喧嘩もなく、穏やかだったのですが、婚姻届を提出したその日に彼を今まで見たこと無いくらい怒らせました。

原因は私の態度で、友人から花束をお祝いに頂いたのですが、私が感動している横で淡々と食事の準備をしていたため、「感動しないの?」と聞いたことです。

彼から同じように感じることを強要しないでほしいと言われたのですが、「ごめん」と軽く謝ればいいレベルかと思い、しっかり向き合わず感慨に浸っていたら、「人間として最低だ。人間的に未熟だ」とすごく怒らせてしまい、離婚も仄めかされました。その日は初日にも関わらず、初めて違う場所で寝ました。

また、昨日彼の脚が好きで、綺麗だと思い、お酒を飲んだ勢いもあって、彼が嫌がるそぶりを見せたのにしつこく褒めてしまいました。
彼は自分の足をコンプレックスに思っていたようなのですが、私は気が付きませんでした。

彼は「嫌だと思うことをしつこく繰り返す事も人間として信じられない。俺には人間関係を自由に構築する権利がある」と離婚を再び仄めかされました。

嫌だと相手が思うことについてしつこくしてしまう事は半年前にも指摘を受けています。

指摘されたことに関しては誠実に謝り(繰り返してしまったので向き合えてるのか不安ですが)再度チャンスを貰えるようお願いしてきましたが、新婚1週間で2回も大きな喧嘩をし、離婚を仄めかされていることの異常や、簡単に(彼にとってはそれぐらい嫌なのだと言われたので、正直温度差を感じています)離婚を口にする彼にどのように接していけばいいのか分かりません。

安易に離婚を仄めかされたされたと思い、
その点を指摘したのですが、逆に事態を軽くみていること、そう思うほどの重大さだったと伝えられました。

離婚を仄めかされたことに大変傷ついていますが、彼のことが私は大好きで、何があっても離れる気はありません。

彼との信頼を再構築し、認めてもらうにはどのような行動や心がけが必要でしょうか。

それとも、もう関係修復は厳しく、手遅れなのでしょうか。

誰にも相談できません。
どうか、ご指導ください。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

まずは、貴方が変わるしかありません。

まず言えるこちは、恋愛中と結婚とでは、全く違うということです。
結婚は、現実に二人で共に家庭を築くことであり、共通の夢や希望を叶えていく、そしてより幸せな人生を送るということでしょう。

今までは何事も無条件に求め与えられきましたが、これからは無償に与えていくというスタンスに変えなければなりません。
しかも、恋愛中に少しでも気になることがあると、結婚と同時に、嫌な事は何十倍にもなります。それは彼も同じでしょう。

僅か1週間で、2回も離婚らしきことを言われたら、この先を思うと・・・・。
でも、彼のことが好きならば、彼が変わるのを待つのはではなく、自分を変えるしかありません。
夫婦とは、それぞれがある意味、鍛えられる存在です。心して決めたのですから、ある程度の覚悟をしていきましょう。

そして、どうしても無理なら、またここへ来てください。いいアドバイスが頂けるでしょう。

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日蓮宗のお寺で、名古屋市南区にあります。 ”お寺は生きている人のためにも...
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思いやりを大事にしてください

お悩みを書いて頂きありがとうございます。

新婚家庭に喧嘩はつきものだと思いますが、貴女の書かれた文章を読ませて頂き、貴女が今後気をつけた方が良いのではないかと思うことがあります。

少々辛口に感じてしまうかも知れませんがご容赦ください。

まず、全て逆の立場であったらどうであろうかと想像なさってみてください。
もちろん、逆であっても人間は感じ方や価値観は人それぞれですから、かなり違う可能性もありますが、それでもしないよりは随分違うと思います。

まず、最初の花束の件ですが、今は私が想像で彼の気持ちを逆に貴女に置き換えて書いてみます。全く違うかもしれませんが参考になさってみてください。

---
今日夫か好きな高いゴジラのプラモデルが夫の友人からお祝いに届いた。夫は感激している。私も喜ぶ彼を見るのは嬉しいのだが、夫がやる事になっていた食事の準備も放り出して、ひたすら感動しているようだ。
私はお腹が空いているのだが、夫の眼中にはお腹が空いている私は映らないようだ。まぁ、夫がそんなに感動に浸っているのも、夫の性分だろうし、お互い働いているのだから自分で食事の準備をしなければと思い準備をしていたら、夫から何でもっと感動しないのかと感情を強要された。夫の友人からゴジラのプラモデルをもらったのを、空腹を我慢してまでなぜ一緒に感動しなければならないのだろうか。
私はこれから、彼と共にある限り自分の感情に反しても彼の感情に忠実に従わなければならないのだろうかか?そのことが嫌だと言ったら、嫌だと言った言葉で傷ついたと言われた。どうしたらいいのだろうか?

---

といった感じになります。
一般的には男性にとって花束は特別なものではありません。貴女にとってのゴジラのプラモデルのようなものだと思います。

結婚は、それぞれの欠点を認め合うのが大事ですが、もしかして相手に自分を受け入れさせるのを当たり前に思い、ご自分が彼の気持ちを受け入れることはあまりなさっていないのではないですか?
親しき中にも礼儀ありという言葉がありますが、夫婦にも大事な言葉だと私は思いますよ。自分の気持ちを押し付けずに、相手はどう感じて、どう思うのだろうかと、相手を少しでも理解しょうと努力をなさるのが良いと思います。私の言葉で不愉快になられましたら、何卒お許しください。
合掌

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おきもち

仏道に入門して40年が経ちました。 死ぬまで修行を続けるのがお坊さん...
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今はそういう時期なんだと思ってください。

こんにちは。

恋愛結婚といっても実際にそれまで他人だった人間同士が一緒に生活を始めるわけですから、今はお互いそれなりにストレスもかかる時期だと思います。

進学・引っ越し・結婚・新築・出産・・・等々、人生には様々なイベントがありますが、一見幸せと思えるイベントも実は結構大きなストレスがかかっていることがあります。

男にとっては今後は自分だけではなく、家族という大きな「責任」を背負わなくてはならないわけですから、自覚のあるなしに関わらずかなり大きなプレッシャーとなっていることでしょう。
逆に言えばこの時期にこうしたストレス行動が出ているということは責任感があることの裏返しだろうかな?と個人的には思います。

3年くらい経ってもまだこんな些細な事で離婚を切り出すようなら、器の小さい男と言われても仕方ありませんが、きっとその頃には「そんな事もあったねー」とお互い笑い合ってお茶でも飲んでいる未来が待っているだろうと思い描いていましょう。

結婚生活は遠距離から俯瞰的に見るくらいにすると大きな衝突はないですよ。

2,3年後まだ小さいことでグダグダ言ってくるようでしたら私がダンナ君に喝を入れに行きます(笑)

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おきもち

一般家庭から真言宗のお坊さんとなりました。 お寺はありませんので普段は普...
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質問者からのお礼

鈴木海祥様

お言葉をいただき、ありがとうございます。

ご指摘いただいたように、思い返せば、自分がして欲しいことを彼に求めすぎていました。

自分が彼に喜んで欲しくて行った気遣いに対して、思ったリアクションを貰えなかったら不機嫌になり、結婚してからは家事や彼の仕事を支えていることに対し、感謝の気持ちが感じられないと不満に思い。自覚がないものの、自分と彼が同じ感じ方をしていないこと、また、同じ感じ方をするよう普段から心のどこかで強要してしまっていたのだと思います。

今回の経験を気づきと反省にして、お言葉を反芻しながら関係性の構築に努めたいと思います。

渡部 仁海様

お言葉をいただき、ありがとうございます。

今回のことで離婚してしまうのではないかと思ったのですが、優しいお言葉をいただき気持ちがとても楽になりました。

彼に誠意をもって謝り続け、私が変わるチャンスをいただきました。

実は結婚前にマリッジブルーになったのですが、結婚生活にプレッシャーを感じているのは彼も同じで、そのような緊張状態の中、デリカシーに欠ける行動をとり、彼を傷つけたことを後悔しています。

繊細な人を愛しました。
2・3年後に笑い飛ばしてもらえるよう、後悔し続け、信頼してもらえるように努力していきます。

もし、私に甘えが出てきたら改めてご相談させていただきますので、その時は私に喝を入れてください。

何卒よろしくお願い致します。

悟東 あすか様

お言葉をいただき、ありがとうございます。
また、プロフィールを拝見いたしました。
家事や介護など、お忙しいところ私のために時間を割いていただき、ありがとうございます。

仰る通り、彼の事を理解し、受け入れようと思う気持ちが全く足りていなかっと感じています。

正直、彼が怒った時、私は最初彼に対して開き直ってしまいました。
なぜ兄妹のように育った私の大事な幼馴染みの真心を私と一緒に大切にしてくれないのかと。

その真心を喧嘩の種にして欲しくないという気持ちがとても強かったのですが、思うとそれが共感の強要であり、幼馴染みが私とともに心から祝福してくれた、肝心の彼と向き合えていませんでした。

幼馴染みのことはもちろん大事なのですが、彼に同じ事をされたらとても悲しい気持ちになります。

彼をとても傷つけてしまいました。
この後悔と今回の厳しく、そして私を想ってくださった言葉とともに、これから彼と人生を歩いていきたいと思います。

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