虚業で食う飯は美味くない、でも飯は必要
課金ガチャで儲ける仕事を10年以上しています。
自分のことだけ考えて生きているうちは、楽しい儲かる恵まれた仕事だと思っていました。濡れ手で粟、ソシャゲバブルで成金、それこそ目指すべき人生の成功だと。
しかし子供が生まれて視野が変わった結果、アコギな虚業であるという事実が自分のなかで大きくなり、仕事が苦痛に変わりました。
子供が生まれると、直接的にも間接的にも、自分がいろいろな仕事・人々に支えられていると実感します。安価に素晴らしいサービスが提供されています。本当にありがたいことです。
それを享受する一方で、自分は何十万もガチャに使ってもらうことを企画して、「目標売上うん億目指しましょう」とか言ってるわけです。なにが高額課金層の離脱ケアだ、こんもんに何百万も使うくらいなら辞めたほうがその人のためだわ。と、青臭いことを思わずにはいられません。
身近な例としては、世のため子供のために頑張る保育士さんや教員の方と比較して、あってもなくてもいい自分の商売のほうがずっとラクに儲けているんです。おかしな世の中ですよ。
実のある仕事をしたいと思う一方で、住宅ローンや子供の養育費を考えると、動き出せない自分がいます。
転職しようにも、これまでの経験を活かそうと思うとアコギな商売ばかり目につきます。(出会い系ナンパアプリの仕事とか)
生き方をガラッと変えることは可能なのか。子供とローンをかかえてそんなリスクをとっていいのか。
このもやもやを晴らすため、なにかお言葉をお願いできないでしょうか。
虚業から足を洗って、意味のある仕事をしたい。でも今の恵まれた労働環境はなるべく維持したい。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
付け加えて
先の回答僧様のおっしゃる通りだと思います。
付け加えて、今、あなたが職業とその対価のアンバランスを感じておられることが重要だと思います。
仏教では、心を救う聖職者が一番尊いがこれは職業ではなく無料でやるべきもの(そのかわり無償の布施を堂々と受ける)、職業としては命をつなぐ食べ物を作る農業が一番尊くて、次に、食べ物を調理して食べられるようにしてあげる料理人が尊くて、医者は番外編で、病気の人にとって重要な職業で、後は、五戒特に嘘・騙しに関わらない限り同等と見ます。
しかし、今の日本では農業がなかなか高収入になりません。保育、介護、看護、さらに勤務医まで、命にかかわる職業なのに、どういうわけか低収入です。
そういうアンバランスを知ったうえで、まずはご自分の家族のために生活を支えれば良いと思います。
ついでに、貯えの中からいつでも困っている人に助けを出してあげられるよう心構えしておくと、仏教から見ても相当できる人という感じがします。
五戒を意識して
仏教で、在家信者でも守るべき戒(生活習慣の修行)は、五戒です。
5項目の戒め。
不殺生、不偸盗、不妄語、不邪淫、不飲酒。
つまり、あなたの仕事が、殺生・盗み・嘘・不倫・酒や麻薬等を自らやったり他人に勧める仕事かどうかが判断基準になります。
そう考えた場合、比較的、戒を破らなくてもできる職種のようにも思いますが、いかがでしょうか。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
法律と五戒守っている限り、あまり気にせず暮らしてみます。