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仲良くしたいけれど

回答数回答 1
有り難し有り難し 14

心の暗闇にいる友人の女の子を助けようとしましたが、こきおろすように罵倒され、疲れてLINEなどを断ちました。仲良くなろうと助けようと頑張ったのですが、結果私が悪者になってしまいました。後悔が残ります。夜中2:00頃に掛かっている非通知電話を見ると彼女かなと考えてしまいます。相手の気持ちもわかりませんが、どうやったら忘れられるでしょうか。時間でしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

時間をかけるなかで…

ご相談拝読しました。

恋愛相談のタグがついているということは、そのお相手をあなたは恋愛対象として見ていて仲良くなりたかったということでしょうか。そしてその相手から罵倒されるなどひどい扱いを受けたのですね。

「心の暗闇にいる」ということですから精神的に不安定な面もあったことと推察します。攻撃的になってしまう面もあったのでしょうか。

何とかしてあげたいというあなたと、そうでない相手とに気持ちのズレがあったのかもしれませんね。
人が人を助けるというのはとても難しい事です。相手の気持ちはわかりませんからね。
それに仏教的な視点から言えば、人であるということは煩悩の身であるということです。人は誰もが自分中心に考えてしまうということですね。そのような存在である私たちが本当の意味で人を助けるというのはままならないことなのかもしれません。

ところで、その相手というのはリアルでもお知り合いですか?もしもそうでないならばより気持ちのズレが生じやすい状態であったかもしれません。ネット上では自分の見せたい部分だけを見せることもできますからね。

さてさて、

>どうやったら忘れられるでしょうか。時間でしょうか。

とのこと。やはり時間が大きいでしょう。忘れるというよりは時間をかけてこの度の出来事を消化していく中で、忘れずとも受け止めていくことはできるようになると思います。

自分にとって不都合な出来事だったから忘れ去ってしまいたいというのでなく、この出来事も大事なご縁であったとこれからのあなたに活かしていけるといいですね。

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はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生経験も仏法聴聞も、まだまだ未熟な私ではありますが、皆様のお悩みに対し真摯に向き合い、共に悩み共に考えたいと思います。 お話しする内容は「こたえ」ではありません。仏法を聞いてもお金が儲かるわけでも、人間関係に恵まれるわけでも、病気が治るわけでも、何ものにも左右されない心の持ち様が手に入るわけでもありません。 仏法の救いとは悩みが私の思い通りに解決することでなく、どんな悩みも私の現実として引き受けて、悩みながらも生きていけることだと私はいただいております。 悩みを救う(解決する)のではなく、悩む人を救う(悩む私という存在を引き受けていける)のです。 「こたえ」ではなく、「問い」を共有することで、悩み苦しみを引き受けて生きていける一助となれれば幸いです。 【回答について】 後から読み返し、誤字脱字に気づいた際は訂正を入れます。訂正ではなく、お礼コメントへの返信のため追記する場合はタイトルに〔追記あり〕と記載します。 なお、タイトルも本文も字数制限があるため際限なく追記できないこともご承知おきを。
基本的には平日13時~15時のみ対応可能です。お寺の行事、急な法務で対応できない場合もあります。

質問者からのお礼

リアルに彼女です。
気持ちが楽になりました。
ありがとうございます。

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