恋人の職場文化について
恋人の職場文化に悩んでおります。
恋人が働いている業界は超体育会系の実力社会であり、セクハラやモラハラも未だに横行している様です。
たまに職場の話を聞くと「これが令和の時代の職場の話か?」と耳を疑うようなエピソードが飛び出てきます。
一方私は比較的大きな組織に所属しており、俗に言うホワイト職場で働かせて頂いております。
恋人自身は心も病まず、仕事に精を出しており、特に問題は無い様なのですが、
私がどうしても恋人の上司や職場を認める事が出来ません。
世の中には色々な価値観・文化がある。自分の考えだけが正義では無い。と頭では分かっていても、
ついつい恋人に対して「そんな職場環境はまともでは無い」「そんな上司は人として尊敬できない」と思ってしまいます。
人の仕事や上司を否定する事など許されないと堪えているものの、何かが胸につかえた様な感覚があり、
いつか言葉に出してしまい、喧嘩に発展してしまうのではないかと不安になっております。
どうすれば自分の度量を広げる事が出来るのでしょうか。
自分と違う社会・文化・世界にいる人をどう理解し受け入れれば良いのでしょうか。
以上、長い話を読んでくださりありがとうございます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
誰かが言わなきゃ変わらない
あなたの価値観を恋人に素直に言うのは、悪いことではないと思います。
直接会社に言うわけじゃないのなら。
それで喧嘩になりそうなら、すっと引き下がれば良いでしょう。
モラハラやセクハラがあるなら、誰かが声を出さないと変わらないでしょう。
第三者的な視点で、あなたの意見を恋人に言うのは、良いことではないでしょうか。
たしかに、プライドの煩悩は誰にでもあり、自分の職場をけなされることを「上から目線で批判された」と感じる人もいるかもしれません。
でも、正しいと思うことは言った方が良いと思います。
議論を闘わせることと喧嘩することは違います。
世界中に色んな価値観の人がいますが、価値観をぶつけ合って議論することを楽しめる間柄になれれば、楽しいと思います。
職場のあり方を批判することと、社員さんに怒ることとは別。
プライドの煩悩により、そのあたりがごっちゃにならないよう気をつけたいものですね。
政治的なデモなんかも、色んな主張をすることは良いと思いますが、他人の怒りの煩悩を誘発して仲間に引き入れるようなやり方は、良くないと思います。
怒りの煩悩はストレスにつながるので健康にも悪いですからね。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
どうしても我慢・納得・理解できない事をどうしたら飲み込めるのか、と悩んでおりましたが、ご指摘の通り「意見を述べる事」自体が悪い事ではなく、寧ろ良い事だと思います。
きっと「意見を押し付ける事」や「相手を攻撃する事」こそが悪いのだと思います。
恋人に対しても相手を認めつつ、私の意見を伝え相互に理解していける様、話し合いの努力をしてみようと思います。