仕事のミスを隠して、傷つくのは誰だ
こんはんば。
わたしは、広告代理店で働いています。タイトルにもあるように、昨日仕事のミスを隠しました。昨晩は寝付けず、今日も寝付きが悪く、気づけばこのことを考えてしまいます。
全てが終わった後にミスに気づき、1ヶ月前の仕事なので、正直取り戻しもできません。
先方にバレて迷惑のかかるミスなどは必ず報告をしますが、この件に関しては私の方でごまかす=嘘をつけば、まかり通るとわたしは判断しました。
上司は頭ごなしに怒鳴ったり怒ったりするタイプではないのですが、以前ミスを報告した際に、人格を否定するような怒られ方をしてから、少し怖いと思うようになりました。
前職でも、ミスした際に怒られたことが怖くなり、それまで当たり前のようしていた仕事に不安やプレッシャーに感じ、できなくなりました。その時のような恐怖が、今回の件で蘇りました。
自分が悪いこと、今回の件はバレないと判断したこと、ミスに気づいた時が遅すぎた事など、すべてに心が痛みます。
そして今は、隠したことが完全じゃないこともわかっているのに、怒らたくない気持ちが優ってしまい、運に身を委ねています。
自分への言い訳を並べてはなだめて、同時にそのおこがましさに悲しくなります。結果として、自分を傷つけているのは自分です。
人として、曲がったことをしてしまっているといった後ろめたさと、バレなきゃ嘘も方便と言い聞かせている自分が同時に存在することが辛いです。
こんな私ですが、これを機に今後はこのような嘘をつかないと心に誓おうと思います。反省もミスの対策も、自分の中でプランを立てました。今抱えている辛い気持ちも、時間がたてば風化していくと思って、今後の仕事を頑張ろうと思っています。
最低かもしれませんが、日に14時間など働いてる自分に対して、許したい言い訳がたくさんあるのも事実です。
先ほどから何度も、自問自答を繰り返すような相談の仕方で申し訳ありません。叱責・指摘またはアドバイスなどありましたら、ご教示願います。
傷つくことが怖い 人を傷つけることも怖い 自己肯定感が低い 特定の人に、精神的に執着してしまいやすい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【我慢】(七慢心)
日頃から、調子の良い時ほど自分なりの【インシデント対策】を考えておいてはいかがでしょうか?
人為的ミスは、
・やるべきことをやらなかった。
・いらんことをした。
たいてい、このどちらかで起こります。
かの弘法大師空海さんでさえ、筆を誤ったそうな。
だから、あなたや私がミスを犯さずにい続けるなんて、どだい無理な話です。自分は大丈夫…自分だけは失敗しない…自信を持つことは大いに結構ですが、これがバッチリな(つもりの)自分に自惚れてしまうと、それは【我慢】という慢心に変容します。こうなってしまうと、いよいよ他者からの責任追及などに付き合ってはいられないという態度に出ます。これが隠蔽や隠匿を生み出します。
あなたの邪の気持ちの正体は、【我慢】という慢心です。
自分は不完全である。自分は未熟である。
まずは、この真実にもう一度立ち戻れるといいですね。
質問者からのお礼
結局昨晩も眠れず、報告するかしまいかをひたすら考えてしまいました。我慢、慢心、これを読んで、その態度でい続けることの方が辛いのではないかと思っています。わたしは不完全であり、未熟であるので、間違いは起こす。そこにどう対処すべきが大事なのだとわかりました。一度隠してしまった身故、やはり報告すると信頼は失われてしまうと思います。でも報告しないでいると、わたしはずっとこの経験を引きずって仕事をすることになります。勇気をだして、我が身を振り返ります。貴重なお時間を私の悩みに割いていただき、ありがとうございました。