地元に帰ろうかな。
今年、コロナ禍で色々ありました。
私の中で大きかったのは祖父の死です。
去年から一人暮らしを始めました。最初は大阪と東京にも行きやすくて旅行も楽しめそう!と思いましたが、、、。今年は全くです。
そして、結局遠いのが仇となり祖父の葬式に参列できませんでした。
さらに、大学の恩師もなくなりましたが、県外の子はダメだと行けませんでした。
自分の夢のためでもなく、ただ楽しそうと決めた一人暮らしや初めて住みはじめた土地も全く魅力を感じなくなり、本当に大切なものは家族や今まで築いてきた友人だと気づいたような気がします。
そして、私自身も婦人科系の病気にかかり、心身ともにストレスを感じる毎日です。
まだ社会人2年目。決断するには早すぎるのでしょうか。地元に戻るというのはそれくらい大きな決断のような気もして...。慎重になるべきか悩んでいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
様子を見てはいかがでしょう
拝読させて頂きました。
そうですね…お祖父様や恩師の方の臨終やお葬儀にも立ち会うことができなかったのはとても残念でしょうし、辛い思いをなさったことでしょう。ましてこのコロナ禍で人々は分断されて孤立しがちですから余計にさみしい気持ちや後悔のお気持ちも募りますよね。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
先日うちのお檀家さんがお亡くなりになりやはりお孫さんは参列できませんでした。そのお孫さんは海外に留学なさっておられますから当然帰国することができないからです。ですから通夜や葬儀やその後の49日の法要もSkypeを使ってオンラインで参加なさいました。その場にいることはできなくても同じ時間を共に過ごし亡くなられたお祖父さまを心を込めてお送りなさりご供養なさっておられるご様子でした。
この状況下では誰しもが制限を受けて思うようにことは運びません、一つ何かをするにもいあれこれ右往左往してしまいます。とはいえお亡くなりになられた方々をご供養なさったりすることはできますし、その心や思いは仏様やお亡くなりになられた方々に必ず届いていくのです。
あなたもどうかお祖父様や恩師の先生に心を込めて手を合わせてご供養なさってみて下さいね。あなたのその思いは必ずお祖父様や恩師の先生に届きますし、必ず思いを受けとめて下さることでしょう。
これからもお祖父様や恩師の先生はいつもあなたを優しく見守っていて下さいますし、あなたを心から応援して下さることでしょう。
そしていつか必ずコロナウイルス感染症は終息します。それまでどうか心を落ち着けて穏やかにお過ごしなさってみて下さい。必ず安心してお墓参りに行くこともできるようになりますからね。
今後のあなたの人生ですからどうかあわてないで様子を見ながら落ち着いて行動していきましょう。急いては事を仕損じる、です。あなた自身の大切な人生ですからあわてずにじっくりと周りの状況もご自分の体調も鑑みて行動しましょう。今はあなたの心や体を休めてゆっくりと英気を養う時ですからね。
あなたは決して独りではありません。あなたはお祖父様や恩師の先生そして多くの方々に支えられ励まされてこれからも生きていくのですからね。
思い立ったが吉日かも
ぴょんさん、はじめまして。質問を拝読しました。
コロナ禍やおじいさまの葬儀に参加できなかったこと、病気の罹患などで地元に帰ろうかと迷っているのですね。
「思い立ったが吉日」ということわざがあります。おじいさまの逝去や病気の罹患は1つのサインなのかもしれません。
ぴょんさんの直感が「地元に帰った方がいい」と言っているなら、直感に従うこともありだと思います。
空海も自分の直感(使命)に従って中央官吏の道をあきらめ仏道を選びました。何かの後ろ盾があったわけでも、勝算があったわけでもありません。それでもなお直感に従いました。
将来は見渡せなくても心の声に耳をかたむけるときがあっても良いように思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。