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母の死が辛すぎる

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有り難し有り難し 19

9月に母を亡くしました。
55歳でした。
癌とわかってから2年で逝ってしまいました。

母に依存して生きてきたので、いなくなってしまいこれからどう自分の人生を生きていけばいいのか分かりません。
自分のために生きていくのが嫌です。
母がいないこの人生を生きていくのが嫌です。
この孤独がこれから続くのかと思うと絶望でしかありません。

仕事が接客という事もあり、
ヘラヘラしながら何食わぬ顔で仕事し、家に帰ってきては涙が止まらず。
もう一度抱きしめてほしい。
ただただ会いたい。
声が聞きたい。
もう全てが終わって欲しい。
そんなことを毎日思うばかりです。
仕事の自分と家の自分のテンションの落差にもおかしくなりそうです。

病室で聞いた、母の寂しいという言葉が
頭から離れません。
ずっと付き添っていれば良かった。
もっと優しくしてあげれば良かった。

今更思っても遅い事は分かっていますが、
考えずにはいられません。

生きてるこの現実が辛いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いつも一緒です。

いー。さんのご心痛お察し申し上げます。
又、お母様のご冥福をお祈り申し上げます。

とても悲しくお辛い胸の内を表して下さいました。
いー。さんと同じくお母様も、今は同じように思っておられるでしょう。

人は、いつかはこの世を去ることをどこかでは分かっていても、現実に目の当たりにした時、それは自分であって欲しくないと誰しもが思います。
なぜ、どうしてと誰かに問いたくなりますし、神も佛もいないのかと嘆きたくなります。
今は、ただただ泣きたいだけ泣くしかありません。それしかありません。

お母様からすれば、いー。さんには本当に可哀そうなことをしたと思っておられます。でも、今は何もしてあげることはできませんが、しかし、常にすぐ傍に寄り添っていることも事実です。いー。さんが泣けば同じように涙し、笑えば一緒に笑います。
言葉としては語りかけることは出来ませんが、心の中では会話はできるのです。
時間はかかるかもしれませんが、やはり、お母様としては、いー。さんがこれからも楽しく生きてくれること、笑顔でいてくれることを願っています。
それぞれに人生にはすべきことがあります。そして経験しなけばならないこともあり、今回のお母様との別れも、その一つでした。
そして、この悲しみ辛さを経験したことで、さらに成長したことも少し先に分かります。お母様に今は感謝して、これからは。どこへ行くにも何事も一緒だと思ってください。

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質問者からのお礼

とてもあたたかいお言葉ありがとうございます。
どのお言葉も今の私に必要で大切な言葉だと思いました。
今は泣いてばかりで、母も泣かせてばかりですが、いつか本当に笑えるようになればいいなと思いました。
受け入れて生きていくにはまだまだ時間はかかりますが、たくさん考えて、母を思い出して生きてみます。
ありがとうございました。

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