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消えたいです。

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もう半年ほど前になりますが、私の兄が自殺しました。
しばらくは茫然自失といった感じで、あまり現実味もなく葬儀など終わらせ、とにかく仕事に打ち込む毎日でした。
その間は家に帰り1人になったとき涙が勝手に溢れたり、言いようのない自己嫌悪に苛まれていました。
 

最近になって兄について頻繁に思い出すようになり、まるで首を絞められているような感覚と、朝起きた瞬間から激しい動機や倦怠感を感じるようになりました。
いけないとは分かっていますが、自殺を考えてしまいます。
幼少期より家庭環境は悪く、私にとっては唯一の家族といえる兄がいなくなってしまったことで、昔から抱えていた辛さなどと重なって、もう耐えられないのだと思います。生まれてきたことが間違いだったと強く思います。
 

しかし、どういった方法であろうと死ぬことはほかの皆様に大変ご迷惑をおかけします。なんとか心療内科に連絡はできたので、少なくともそれまでは生きなければと思います。
そうして生きる理由を無理に作って死のうとしない自分にも嫌悪感を抱きます。
 

こういった時、気持ちを静めて希死念慮をなんとかやり過ごす方法はないものでしょうか。
まとまりのない読みづらい文章で恐れ入りますが、お教えいただけますと幸いです。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

消えたいのですね

ねねさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。

半年前に、お兄さんが自死されたのですね。それから、ねねさんはしばらくの間、茫然自失としていて、現実味がないまま葬儀を終え、毎日仕事に打ち込んでいたのですね。けれども、その間、家で一人になった時には、涙が溢れてきたり、言いようのない自己嫌悪の気持ちが起こってきた。

最近、お兄さんのことを思い出すことが多くて、そのことで、ねねさんは、首を絞められているような感覚がしたり、朝起きた時に激しい動悸や倦怠感を感じるようになったのですね。そのことで、自死を考えられていると。

ねねさんは、幼少の頃より、家庭環境が悪くて、ねねさんにとって、亡くなったお兄さんが唯一の家族と言える存在だった。けれども、そのお兄さんが亡くなってしまい、ねねさんが昔から抱えていた辛さと重なって、耐え難いのですね。

生まれてきたことが間違いだったと、ねねさんは強く思っているのですか。

心療内科に連絡をとり、それまでは生きなければと考えておられるのですね。でも、そのようなことにも嫌悪感も抱くと。気持ちを鎮め希死念慮をやり過ごすにはどうしたら良いのか、ねねさんのお話をそのように聞かせていただきました。

ねねさんにとってお兄さんはとても大切な、ただ1人の家族だったのですね。ねねさんにとって大事な人だったのだろうということが、ねねさんの言葉から思い描かれます。

大切な人を失った時の気持ちや反応、起きることは人それぞれ異なります。過活動と行って普段よりも無理をして特定の活動に打ち込んだり、涙が勝手に出たり、自己嫌悪する気持ちが出てくることも、けっして変なことではありません。誰にでも起きうる、ごく当たり前のことです。

自己嫌悪の気持ちを抱くことは自然なことで、悪いことではありません。でも、そういった気持ちも含めて、ご自身のことを大切にしても良いのですよ。

生きようと色々手段を模索されている、ねねさんに私は敬意を抱きます。

これは提案ですが、自死遺族を支援する会があります。ねねさんのお住いの地域にもきっとあるんじゃないかと想像します。そういった団体を頼ってみるのはいかがですか?

一人で抱えるよりも、ねねさんの辛さを抱えやすくできるかもしれません。もしよろしければ考えてみてください。

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真宗大谷派僧侶。共に悩める場所を求めてこちらに参りました。
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あなたの思いをお話下さいね

拝読させて頂きました。
大切なお兄様がお亡くなりになりあなたは大変ショックを受けておられることでしょう、そしてさみしさや悲しみに心はおおわれてしまっているのかと思います。そしていっそのこと死んでしまいたいと思っておられ、その様な中でも周りの方々にご迷惑がかかると思い今必死に生きていらっしゃるのですね。あなたのその悲しみやさみしさの程は全てはわからないですが、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。

そしてお亡くなりになられたお兄様が必ず仏様に救われます様心から仏様にお願いさせて頂き、真心こめてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ

お兄様は必ず仏様がお導きなさって下さり、親しい方々やご先祖様方がお兄様をやさしくお迎えなさって下さいます。そして皆様と一緒に一切の迷いや苦しみからも救われて心から安らかになられ、心穏やかに清らかにご成仏なさいます。

お兄様はご先祖様方と一緒にこれからもあなたやご縁ある方々をいつも優しく見守っていて下さいます。あなたとお兄様とのご縁はこれからもずっと永遠に続いていくのです。

あなたのその悲しみは尽きることはないでしょう、どうかお兄様を心を込めてご供養なさり、そしてあなたの思いをそのままお兄様にお伝えなさって下さいね。お兄様はあなたの思いをありのまま全て優しく受けとめて下さり、あなたに寄り添いなぐさめて下さいます。

お兄様は与えられたご自分の人生を一生懸命に迷いながらも生き抜いていかれたのではないでしょうか?お兄様は沢山の方々とのご縁の中でかけがえのないその時を過ごされて天寿を全うなさっていかれたのではないでしょうか?
今は心安らかに皆様を見守っていらっしゃるのです。

いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時には必ずお兄様がご先祖様方と一緒にあなたを優しくお迎えなさって下さいます。そして共に喜び分かち合うことでしょう。
あなたの思いをここでも教えて下さいね。あなたをいつもお待ちしてますね。又宜しければ「分かち合いの会」等にもご参加なさってみてはいかがでしょう?
http://www.bouzsanga.org/
今はオンラインでも皆さんと分かち合いながらお話させて頂いています。

あなたがこれからもお兄様とのご縁を大切になさり、皆様と一緒に心安らかに生き抜いていかれます様心よりお兄様にお祈りさせて頂きます。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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