精神障害の兄について。
はじめまして。統合失調症の54歳の独身の兄を持つ妹です。私は結婚して実家を出て2人の息子を育て終え、隣町に住んでおります。
2年前から、両親がほぼ同時に認知症を発症してしまい、実家の生活が立ち行かなくなり、老人介護保険を使いながら、週に2、3度通って、、家の雑務をしています。
兄は4年前から仕事を辞めてしまい、無職で、母の年金で生活をしております。丁度その頃に、父と母のお金の管理も私がはじめました。その少し前に、兄は両親の通帳を把握してしまっていて、総額を把握しており、「俺は、年金もらうまでは、親の金で暮らす、もう仕事はできない」と腹を決め込んでいます。障害年金の手続きもしましたが、規定の漏れがあり、支給されず、
老齢年金をもらうまでは無収入です。
半年程前に、兄の様子がおかしくなり始め、父への暴力があり、パチンコやお店で警察からの注意を受けたり、夜中に火を焚いたりと、目に余る行動が増え、保護入院させました。そこに至るまでの私の精神状態も、かなりキツく、辛いものでした。
退院に向かい、行政を頼ってグループホームへの入所など、体験も含めてやってはみましたが、就労に向けての気持ちがない者はグループホームには入れないし、団体生活も無理という理由で断念。
本人の意向はとにかく、家に帰りたい、しかありません。
認知症の両親と兄が再度同居することは、とても危険な事であるし、私達夫婦は常に不安を持って生きていなければなりません。両親を施設にいれるには、年金の全てと貯金の切り崩しが必要です。
今、私が一番悩むのは、親なき後も、この兄の面倒を一生抱えなければいけないのか、という絶望感です。
兄が変わるのは無理としたら、私が変わるしかないと、ブッダの教えやマインドフルネスや心理学など、手当たり次第読み漁ったり、瞑想をしてみたり、私なりの努力はしていますが、あれから、気持ちが晴れることはありません。時々抗不安薬を飲みながら、私自身も鬱病になりえる不安も持っています。
兄の事で、息子達にも、迷惑をかけるのではないかと思うと、ゾッとします。
こんな気持ちの私が、今後、どんな心持ちで生きていったらいいのか、どうかご享受ください。
主人と20代の2人の息子、2人とも就職しています。今は、3人ぐらし。3年前から、隣町に住む私の実家の両親が、ほぼ同時に認知症を発症して、家には独身の兄がおりますが、精神障害者の為、介護保険を使いながら、週に2、3度、通い介護をしています。 私も週に5日、パートで仕事もしています。
ここから先の人生、両親の介護はするとしても、 障害の兄の人生まで背負わなくてはならないと思うだけで、とても暗いトンネルに入ってしまった感覚しかなくて、心の靄が消えません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親は親として。子の生活は社会福祉がある。民生委員に相談も。
難しいですよね。
本人(兄さん)の意思もありますものね。
ただ、親は親として、子の生活には生活の保護がありますから。親の年金は、親のために充てていけるように。子が取っていけるものではありません。
親の介護のために、いずれは入所が安心ですし、そのために年金を回されるほうがトラブルは避けられますよね。
資産も お兄さんが一人で暮らせる間は、生活のために使われたらいいですが。尽きれば、あなたが面倒を見るのではなく、生活保護の手続きで お兄さんが自立して暮らしていかれるが本来です。
地域には、民生委員もいます。その方々が、相談や援助への社会福祉の橋渡しになり、気にかけてくださいます。
その相談も、ご本人がされるべきですけれどね。
あなたが出来ることだけを、気にかけられたらいいのですよ。後は、お兄さん自身が生き方を決めていかれるべきです。
ご質問ありがとうございます。
たしかに自分の心を整えることは良いことではありますが、多くの場合は瞑想などで心を落ち着かせることができるのは瞑想している間だけだと思います。
それに瞑想だけではご家族の今後の生活の問題は解決されません。
先ずは障害者の支援に詳しいファイナンシャルプランナーを探して今後の親とお兄さんの生活について相談することをお勧めします。
お兄さんが障害年金を取れないか、生活保護はもらえないか、親を施設に入れた方がいいのか、親のお金の管理は誰がするのがいいか、遺産の相続はどう分配するのか、あなたがどこまでお兄さんのために動かないといけないのか、お兄さんに後見人を付けたらもう面倒を見なくていいか、などいろいろと相談しましょう。
その上でいくつかプランができたら次はファイナンシャルプランナーさんと親とお兄さんと集まってこのようなプランがあると知ってもらい親やお兄さんの意見や要望を聞いてみましょう。
そうすることで真っ暗な未来に少しは明かりが差すと思います。
また、法律的には自分の生活を削ってまで兄弟の面倒を見る義務は無いようです。
ですから、ちょっと深呼吸して気持ちを少しリラックスして、どこまで支援してあげられるかな?という心持ちで臨んだらいいと思いますよ。
話が進むことを祈っております。
質問者からのお礼
三宅様 ありがとうございます。ファイナンシャルプランナーは頭に浮かんでいませんでした。質問内容まで具体的に挙げて頂き、そこを明確にすることで、この先の不安が消えるかもしれません。事態は前進していませんが、少し私の心に明るい窓が見えました。ありがとうございます。
中田様
ご回答ありがとうございます。兄は病気という見えない盾を持ち、こちらはどこまで要求を呑んでもらえるか足踏みしながら支援を進めておりますが、病気の特性上、本人に病識がなく、家に帰るの一点張りのままです。それでも、私達夫婦が進めている事は間違いではないと背中を押していただいた気がします。ありがとうございました。