夫婦
結婚5年目です。
3歳の子供もおります。
うちの夫はきちんと働いてます。裕福な暮らしができてます。
ギャンブル、酒タバコないです。
ただ夫は子育ては女性、働くのは男性と思っています。
そこの価値観を擦り合わせることが難しいです。
夫は激務です。
5時に家を出て、22時に帰宅です。土日も仕事です。
夫が帰宅する頃には子供は寝静まり、いうこと聞かない大変な場面を見ていません。
私もたくさん、苦しいことがあって話したいけど、夫を寝かせてあげないと、怪我したり、事故したりしたらいけないからと我慢してます。
実家も頼れません。
朝から晩まで働いてるからお金に困らないんでしょ??
と夫はいいます。
たしかにその通りです。
だけど、苦しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
父親の役割は給料を運ぶだけではない
「子育ては女性、働くのは男性」という価値観に凝り固まっている人の目を覚まさせるのは、なかなか大変なことです。確かに、子育ては母親の方が大きな役割を果たすことも多いです。しかし、「朝から晩まで働いてるからお金に困らないんでしょ?」という言葉や態度でお子さんに接していくことは、お子さんの人格形成に悪影響を及ぼしかねません。
給料を運ぶだけで、子供が立派に育つなら子育ては楽です。でも、実際はそんな簡単なものではありません。鳥や動物だって、子に餌を与えるだけの子育てはしていません。親は外敵から身を守ることを子に教えます。そして、自分を餌を取ることを教えます。「ちゃんと給料を稼いでいるんだから、それでいいだろう。」なんて言っている父親は、少なくとも鳥や動物の子育てぐらいは見習うべきです。
人生の中で、親と子が共に過ごせる時間は意外と限られています。中学高校になると、勉強と部活に多くの時間を取られます。親と過ごす時間は激減します。高校を卒業すれば、進学するにしても就職するにしても親元を離れる場合が多いです。大学や専門学校を卒業し就職すれば、遠い街での一人暮らしとなる場合も多いです。
ですから、親が子供と長く過ごせるのは、幼稚園から小学校までです。『親の背中を見て子供は育つ』という諺がありますね。残念ながら、これは過去の時代の諺です。職業の大半が農民・商人・職人だった時代なら、子供は親の背を見て育つでしょう。今の時代のように、親の職業の大半がサラリーマンという時代では、子は親の背中を見る機会がありません。平日は無理でも、休日は子供と一緒に接する時間を取るべきです。どういう子供に育って欲しいか?どういう子育てをすべきか?ご夫婦でよく話し合ってください。
質問者からのお礼
吉田先生
お返事ありがとうございます。
私の感じていたことが間違ったことではないとわかり、安心しました。
夫婦でよく話し合う必要があることがわかりました。