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相手を許して本当の自分になるには?

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家族仲良く幸せに過ごしています。でも夫には本来の自分ではない姿でいます。
本当は夫に頼りたい、甘えたいという気持ちがとても強いですが、結婚してから起こった二つの出来事が原因で夫に対して不安・疑心暗鬼・寂しさの感情が今でも根深く一人で悩んでいます。

一つ目の出来事はギャンブルで多額の借金をした事。もうどうしようもない、これでは自分はマズイと思い打ち明けた…と言われたのですが、同時に結婚前に作っていた借金がある事も暴露され頭の中は真っ白でした。義母にもお金を借り、どうにか支払いはしたものの我が家の貯金はその時にほぼなくなりました。

毎月の小遣いから少しずつ返済するという約束でしたが実際には難しく、大変な仕事をしている為私も無理を言えずそのままの状態です。本人も反省していたので私も忘れようと努力していたのですが、昨年また貯金から20万引き出されている事に気づき問い詰めると黙って使ってしまったと言われ、この時に信用はなくなってしまいました。

二つ目の出来事は、義兄に連帯保証人になってほしいと頼まれた時の事。何の為に借金をするか私はきちんと説明を受けておらず、理解できないうちは印鑑をつく事はできないと話すと夫はすぐさま義父に電話をして嫁の私が素直に納得しないと事情を説明。すると「○○家の恥だよな⁈」と私の事を義父に「恥」だと言い放っていました。それを聞いた時はあまりにものショックで、その後胃潰瘍にもなりました。

夫はとにかく親、兄弟を大切にする人です。それは私も同じなので理解できます。しかし、このような出来事から「何かあった時」に守ってもらえる…という安心感がありません。

私なら夫が私の両親に対して何か粗相をした時には少々の嘘をついてでも必死でフォローしていますが、夫は逆です。

この度義父が入院しました。夫は仕事の合間を縫って義母の通院に付き合ったりしています。本当なら代わりに私がしてあげたいのですが、これまで夫にされてきた事を思うと「放っておけばいい」と思っています。でも、そんな自分は嫌で仕方ないという気持ちもあり…。

私達家族の為に頑張って働いてくれている人ですし、私は夫が好きです。でも傷ついた事が頭から離れずクールに過ごしています。
心の持ちようが分からず悩んでいます。
どうすれば良いですか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自分を癒して自分に思いやりを向ける

フィールド 様 相談ありがとうございます。

あなたの話は筋が通ってます。だれでも、パートナーが知らずに借金を抱えれば、不信になりますし、連帯保証人なんてたとえ身内でも気軽なるものではありませんよね。破産したら大変ですもの。
また、義父にたいしても、親切にできない気持ちもわかります。
自分の家族優先のようにみえますからね。

それでも、あなたは、ご主人が好きで、信頼しようとしているのですね。素晴らしいと思います。
で、その心の持ちようは、自分を癒すことです。自分に思いやりを向けて、自分に優しくすることです。甘やかすことや怠惰にすることではありません。
まずは自分優先で癒すことをしましょう。そして自分に思いやりや優しさを持ち、丁寧に生き抜くことです。
自分の心にエネルギーを蓄えないと、また何かで不信に思わされるかもしれません。
自分に思いやりや優しさや愛情を向けて、心が満たされるようになると、他人を満たしたくなります。そうすると、他人の後ろめたい行動が事前に解ったり、他人があなたの満たされた心に触れたくなり、義家族ではなく、あなたが優先されるようになると思います。
そのためには、瞑想とか座禅とかヨガとか写経とかなんでもいいですが、まずは心を落ち着ける練習をして、そして誰かから(親友や恩師)などから思いやりを向けられたこと、優しくしてもらって感動したことを思い出して、その感覚に浸ることです。その感覚をよく思い出し、いつでも思い出せるように癖をつけると、だんだん自分に思いやりや優しさを向けているように感じていきます。
そうすると、思いやりが自分で他人でも向けられうようになっていきますので、不信にさせられるようなことが減っていくと思います。
思いやりの癖をつけて、心から温かい家庭を維持してくださいね。
思いやりが難しければ、またご相談ください。一礼

追伸:早速のお礼メッセージありがとうございました。
「自分への思いやり」をセルフ・コンパッションで検索すれば参考になる本がありますので、興味が湧きましたら読んでみてください。また何なりとご相談ください。この度のご縁に感謝申し上げます。再礼

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質問者からのお礼

心に染みるご回答ありがとうございました。何度も読み返してお言葉を噛みしめました。「自分への思いやり」など全くなかったと思います。いつでも、どんな時でも夫や子供の事ばかり考えて、自分の事は後回し…の日々でした。
これから自分に「思いやり」を向けられるよう、心を落ち着かせるところから始めてみたいと思います。
本当にありがとうございました。

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