夫婦二人共、病気になりました
去年の夏に、夫が橋出血で倒れました。
半年の入院を経て、自宅に帰ってきました。介護5です。
私は2015年から、癌治療を繰り返ししてます。今も抗がん剤治療中です。
夫は会社をやっており、実務の事は従業員の方がやってくれてますが、事務の方は私がやってます。
介護、仕事と重なり、不安な日々が続いてます。これからの会社の事も、仕事が出来ない状態の夫の事もどうしたらいいかわからないです。
毎日、毎日、過ぎていくのを待ってるだけで、心から笑う事もできません。
高校受験があるので、子供の事も心配です。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
明日できることは今日やらない
とても大変な状況だとお察しいたします。
私たちの人生は、できることをできる範囲でやるしかないですよね。
今、あなたもご主人もお子さんも、同時に複数の問題を抱えていらっしゃるでしょう。
しかし、私たちの心は映画のフィルムみたいに1コマに1つの画像しかありません。
心は、同時に二つのことを処理できません。
瞬間瞬間ごとに新しい心に生まれ変わり、一つ一つ(瞬間瞬間)の心にできる仕事は一つだけです。
まるで、1台のテレビで2つのチャンネルを同時に見ようとしても、片方の番組に意識が向いているときはもう片方の番組から意識が逸れてしまうかのように。
ですから人生は複雑に見えても、結局は今、目の前の宿題に集中するしかないのです。
そうやって宿題を一つ一つやっていく中で、どう考えても全部やるのは無理だと思えたら、手放す勇気も必要です。
思いきって何かを捨てる。
他人に任せる、行政に任せる、未来に託す(後回しにする)など。
浄土宗では、南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えれば必ず来世は極楽浄土に生まれられると考えます。
来世では必ず幸せになれる、人生のハッピーエンドは確定している。
未来・来世の希望を忘れずに
「全ての宿題を今やる必要はない」
「今は、今やるべきことに集中」
「明日考えれば良いことだから今日悩まない」
という頭脳の身軽さ、気分の明るさを重視しましょう。
仏様の智慧と慈悲によるご加護がありますように、祈念いたします。
質問者からのお礼
ご回答、ありがとうございました。
まだまだ、ひとつひとつ辛い状況ですが、目の前にあること、やれることをやってます。
でも、毎日、辛いです。
辛いと言えないのも、辛いです。