自己成長できず、苦しいです。
初めて質問させていただきます。
私は就職活動中の学生です。
今まで自分の人生について考えるのが面倒で、ずっと逃げてきました。
なので、就活の準備もろくにしてきませんでした。
もう3月に入り、1番頑張らなくてはいけない時期だというのに、頑張れません。
眠る前に「今日も自分は変われなかった」と考えてしまい、頭が締め付けられ眠れず、朝起きてもベッドからすぐに出ることができません。
私は小さい頃から優等生的な立場で振る舞ってきました。
頭は良くないのですが、通ってきた学校ではそこそこの成績を収めてきました。
よく友達と遊ぶ子供でもありました。
先生にも友達にも親にも「良い子」という認識をされていたと思います。
ですが、いつまでも成長しない不満ばかりを述べる情けない人間になってしまいました。
というのも、自分が変わろうと努力していないだけなのに、すぐ環境のせいにしてしまうのです。
私は母親と障害者の姉と暮らしています。
母は50過ぎで早出と残業の毎日で、疲れています。
姉は知的障害者で、今は障害者の作業施設で働いています。
幼い頃から障害者である姉中心の生活で、理不尽なことを色々経験してきました。
例えば、やった宿題を姉にビリビリに破られる、姉に対する不満を母に訴えても「病気だから仕方ない」と言われてしまうなど。
また、母の恋愛にも振り回されてきたと思っています。
どうして姉はワガママに育っても暮らしていけるのに、私は頑張らなきゃいけないのか。
母には、育ててくれた事実には感謝していますが、より良く生きるために努力する姿勢を見せてくれなかったので尊敬できないと感じてしまいます。
そして、いつまでも成長しない私にそんなこと言える権利がないとも思います。
現状から抜け出すためには頑張れば良いのですが、憎しみと絶望の気持ちを抱いてしまい毎日泣いてしまいます。
知人にも、「あなたは自分の問題がわかっているのにずっと変わろうとしない。人生についての真剣味が足りない。」と言われてしまいました。
本当にその通りだと思います。
もう成人していますし、自立するために自力で頑張るしか道はないと思います。
いつも感情に負けて、論理的に物事を考えて行動することができません。
ですが、ちゃんと自立するために頑張りたいです。
どうか背中を押して頂けないでしょうか。
よろしくお願い致します。
自分のことは棚に上げて、自分以外のせいにしてしまう 変わりたいのに、覚悟がない 嫌なことから逃げ、瞬間的な楽に流れてしまう 中身がからっぽなのに、自分を取り繕ってしまう
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思いやりを向けた時に人は前向きに変わる
ココ様 相談ありがとうございます。
プロフィールも読んだので、それも含めて、ココさんは、何でも一人で解決しようとがんばってきたんですね。小さい時から、お母さんにも、姉にも、父親にも頼る機会が少なかったから、自分を頼りにしていたから「良い子」でいたんだ。
だから、自分を責めちゃだめだよ。ココさんは、頑張ってきた人なんだから。
でも、いまは自己成長できていないと感じているんだね。
自立するために自力でと、やはり自分を頼りに頑張ろうとしているんだね。
ところで、人が前向きにポジティブに変わる時はどんな時だと思いますか?
それは、おそらく、他人から、思いやりや愛情や癒しを向けられた時だと私は思っています。温かい気持ち・心を受け取った時、人は変わっていくのだと思います。
そして受け取って、自分へ思いやりや優しさ温かさを向けた時に、ポジティブに心の変化が起きてくるのだと思います。
誰かに優しくされて、心が温かくなって、何かしてみたいとか、思ったことはないですか?人との繋がりで何かに感動したことはないですか?(単純なことでも思い出してみてください)。
なので、ココさん!!だれか信頼のおける人、親友でも恩師でも、そんな人に、自分の悩んでいる気持をただ聴いてもらって、ハグしてもらってください。それが無理だったら、カウンセラーやセラピスト、お坊さんでもいいので、傾聴してもらっってください。そして優しさに包まれたと感じて、それを受け取って、自立できていないと思ってしまう(ほとんどそれは環境のせいなので)自分を責めないで、思いやりや優しさ寛容さ、温かさを自分へ向けてください。
そうすることで、心も落ち着いて、余裕が少しずつ生まれて、自立に向かって進むことができると私は思います。
笑顔を出して、思いやりや優しさに目を向けてみましょう。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。どうぞ辛い時にはお気持ちをお話しくださいませ。優しさや思いやりを自分に向けるのは慣れが必要です。焦らずに、取り組んでいきましょう。そのために我々のような伴走者がいるのです。支えあえながら孤独を感じないようにしていきましょうね。再礼
質問者からのお礼
釋 孝修さま
回答ありがとうございます。
優しさに溢れたメッセージで、ぼろぼろ泣きながら読ませていただきました。
まだまだ辛い感情が出てくることもありますが、人に優しくされたことをエネルギーに変えて、少しずつ前向きに頑張りたいと思います。
ありがとうございました。