自分のことが嫌いで死にたくなる
半年ほど前から仕事がうまくまわしていけなくて悩み、4ヶ月ほど前、とうとう仕事が追いつかなくなってしまい、投げ出すように休職に入ってしまいました。
休職に入ってからは、気が休まるどころか、仕事にちゃんと戻れるのか、同期と差ができてしまわないか常に先が不安になりるだけでなく、休んでいるうちに、自分のできないことがどんどん見えてきてしまい(料理、家事、お金の管理など)仕事への不安だけでなく、生きていくことへの不安になってきました。
また、これといった趣味もないことや、周りの子達がどんどん綺麗になっていくのをみて、そのような面でも焦りを感じてきました。
仕事のことも、私生活のことも、一つ一つ失敗をしながら経験をして、少しずつできるようになれば良いというのはわかっているのですが、
何から手をつけていいのかわからなくなってしまい、結局何も行動できず変わらない自分を自己否定して逃げてしまいます。
休職をしているのに、意味もなく時間を無駄にしてる自分、自分で考えて動けない自分、そんな自分に嫌気がさすと同時に、先のことが不安なこと、何もかも楽しいと感じられないことが辛くて、生きているのが嫌になってきます。
両親ともに健在で、周りにも助けてくれる人が多く、幸せな環境なのはわかっているのですが、肝心な自分が変われないので、今後もずっとこんな思いをしていくのが嫌で死んでしまいたいと思ってしまう自分が情けないです。
本当は、仕事にも復帰して、周りの人を大事にして、元気に今後も生きていきたいですが、どんどん自分をダメにするような日々を生きてしまう自分が嫌で、この先もこうなのかと思うともう消えてしまいたいです。
支離滅裂な文章ですが、ご助言いただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自己否定から自己肯定へ
さなみ 様 相談ありがとうございます。
自分を責めてはいけませんよ。
仕事が回らなくなって、追い付かなくなったのは、どこかに焦りや不安、もしかしたら恐れが心に隠れていたからでしょう。
その状態では、脳が働かないから余計に仕事ができなくなりますよ。
なぜなら、脳は、不安や焦り、恐怖には自動反応して、凍り付いたり、逃げたりする反応を引き起こすからです。自動反応で逃げたから、それがもとで自己否定をするようになったんじゃないですか。だからあなたが悪いわけではありません。自分を責める必要はありません。
このような反応の時は、自分への思いやり、癒し、優しさ、温かさをむけることです。まずは、癒されることが必要でしょう。そして、他者から受けた慈悲的なことを思い出して、その時の感じを思い出しましょう。雰囲気とか心地よさとか心の温かさです。その感じを自分に向けてください。
それを繰り返し練習してください。
そして、急がなくてもいいと思います。自分のペースで、自分に思いやりや優しさをむけて、勇気が湧いてくるのを待ちましょう。自己否定からの変換ですから慣れが必要ですが、必ず変わります。誰にでも温かい優しい心はあるのですから。
こうして、癒されて自分に思いやりをむけることができると、他人にも思いやりを向けることができます。あなたにもできます。
これから復帰する仕事にも役立つはずです。
どうか、自己否定せずに自己肯定、自分への思いやり、セルフ・コンパッション(自分への慈悲)を実践してみてください。必ず役に立ちますから。
一礼