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突然訪れる火災の恐怖症

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私は、突然、火災の恐怖症になってしまいます。自分の家や知り合いの家が火事になったりという経験は無いのですが、ふとした時に突然自分の家が火事になるんじゃないか、家族を失ってしまうのではないかという不安に突然襲われます。
特に私が恐れているのがコンセントが原因となる火災です。ストーブやこたつは家を出る前、寝る前など家族みんなで確認しあって火災が起きないように予防しているのですが、コンセントはみんなあまり気にかけていません。また、私が住んでる家は築70年の古い家で、電気配線も古く、家電なども15年以上使っているものが多く、コンセントも差しっぱなしが多いです。今までどうして火事にならなかったのか逆に不思議にも思ってしまいます。
この不安に襲われると、火災を防ぐためのグッズを無意識に沢山買ってしまったり、家中のコンセントを家具をどけてまで掃除したりしてしまいます。夜も寝れなくなったり、朝起きた時に、ああ、家がある、良かったという安心を感じると共に、今日は火事にならないだろうかという不安に襲われてしまいます。この火事の恐怖症はずっと続く訳ではなく、ある程度時間が経てば何も感じなくなります。親にも相談するのですが、兄弟はみんな5年も経てば家を出るので工事などする必要はないだろうということや、そんな大袈裟に心配し過ぎだと言われます。どうしてここまで心配してしまうのかは自分でも分かりません。どうしたらいいのか分からなくなり、自分が異常に心配しすぎなのか不安に思い、相談させて頂きました。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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こんにちは。

 私は地元の消防団に入っているので、多くの火災現場を見てきました。あっという間に大切な財産や、場合によっては命も奪ってしまう火災は本当に恐ろしいものだと思います。あなたの火災に対する恐怖心も当然のものだと思います。家具をどかしてコンセント周りの掃除をする事は火災予防になりますし、万が一の時のために支度をしておくことも良い事だと思います。火災についてはどんなに気をつけても気をつけすぎるという事はありません。これからも充分に警戒しましょう。
 一方で少し気にしすぎで異常ではないかとご自分で感じているのですね。質問では「ずっと続く訳ではなく、ある程度時間が経てば何も感じなくなります」とあるので、心配はないと思いますが、その心配のせいで勉強や仕事が進まなくなってしまったり眠れなくなっているとしたら、一度お医者さんに相談しておくのも良いと思います。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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質問者からのお礼

こんにちは あれから恐怖心が出できたり出てこなかったりしますが生活に支障が出てくることは無くなっています。アドバイス、本当にありがとうございました!

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