hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

気にしすぎな性格をなんとかしたいです。

回答数回答 1
有り難し有り難し 10

自分は気にしすぎな性格で良くも悪くも察しやすい人間なので少しでもなんかヤバそうだなとかキツそうだなと思うと回避または逃げてしまいます。 そこはなんとかしたいなと思ってますがなかなか変われません。なんとかして変わりたいです。 昔はこんな性格ではなかったのでどうしちゃったのかなと思います。 これがよくわかる例としては 新しい人間関係ができると最初は楽しくできるのですが時間が経ってある程度、仲が良くなると自分のことを裏で何か言ってるんじゃないか?馬鹿にされてるんじゃないか?自分のことをよく思ってないんじゃないかと勝手に気になって感じてしまい、その場を去ってしまいます。 リアルな人間関係でもネットの人間関係でもそうです。 ネットの世界ではオンラインゲームをするのですがそう感じてしまうと一緒にゲームをするのも億劫になってしまいます。 あとは新たな仕事でもそうです。 人間に対してもそう思ってしまい、仕事も最初からキャパオーバーでできそうにもないなと強く感じてしまうと辞めてしまい長続きしないです。 こんな性格を変えたいのですがどうしたら良いのでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

気を遣わずに相手と最初から接す心掛けを。

拝読させていただきました。

大人になり社交が増えていく人間関係の中で、仕事や立場が自身に付いていくことで、自身にバリアを張る傾向が強いものです。これは自身を偽っているのではなく、社会から作られた自己という存在が自然に作り出しているものでもあるのです。
ここで、大切なのは自分らしく生きるために、時間が経過した時に相手から裏をかかれているのではないかと思われないためには、最初から自分自身の思いをしっかり伝えていくこと、また相手の様子を伺って自分をそこに合わしていかない心掛けをしていくことです。
相手に合わせて、存在意義という自身を確立していくことは、長期になる場合は自分の心に疲労が作り出されます。また、相手に自身の偽りを作り出してしまっていることでもあります。
丁寧なことはとても良いことであるが、丁寧過ぎる態度がないでしょうか?継続することに疲れが生じるものであります。
接客業などで、一定の時間のみ対応する場合であれば、仕事と割り切ることができるものの、長期で仕事以外などでお付き合いしていく場合には、相手に気に入られたいからという気持ちは無くして付き合いをしていくことが大切です。
自然のありままを受け止めてくれる相手と人間関係を構築していくことが、本音と本音で話し合える良き関係を作っていくことです。
相手の評価を気にしない関係を。
慇懃無礼になっていないか、自己と少し向き合ってみる時間(瞑想)で、見えなかった自身が見えてくることもあります。

合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

祈るこころに佛心が宿る。 変化多き時代を生きる私たちにできること、それは...
このお坊さんを応援する

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ