合わない話題がつらいです
職場の人の雑談内容が肌と価値観に合わず、疲れてしまいます。簡単に言えば芸能人の噂話や批判、政治への批判です。正直聞いていてとてもつまらないですし、気分が悪くてなんだかイライラしてしまいます。聞かなければよいのですが、事務所は狭いのでどうしても聞こえてきてしまいます。
一方の私はゲームが大好きなオタクで、いつもSNSで好きな作品やキャラクターについてオタク仲間と話しています。相手とお話をするならお互いにとって楽しいお話にした方がいいと思っているので、わざわざ楽しくない話題を振る思考が正直理解できません。なので食べ物の話といった軽めの話題にしか職場での雑談には反応しません。
ですが、最近自分がオタクコンテンツを楽しんだり、通して仲間内で楽しい会話をすることは現実逃避でしかないのではないかと悩んでいます。普通の人は人の悪口や政治に文句をつけることが好きなんだということを知っているので、それをやらない私は昔から周りに上手く馴染むことが出来ませんでした。
もういい加減自分にとって不得意な話題や人から逃げていないで、色んな人と話を合わせて上手いこと生きていかねばならないと思うのですが、同じ話題に乗るのは心苦しいので気が進みません。自分にとって負担になる会話でもきちんと受け答えし、ストレスを感じない精神力を身に付けるにはどうしたらいいでしょうか。ご教示のほどお願いいたします。
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受け流す気持ちで
こんにちは。
あなたは「職場の人の雑談内容」は、「芸能人の噂話や批判、政治への批判」であり、それをあなたは「つまらない」、「気分が悪」いと受け止めている。また「職場の人」に限らず「普通の人は人の悪口や政治に文句をつけることが好きなん」だとも思っている。
私も、「芸能人の噂話や批判」は好きではありませんし、「つまらない」と思います。「政治への批判」も建設的なものは良いですが、偏った批判ありきは好きではありません。また皆が皆、「人の悪口や政治に文句をつける」のが好きであるとは思いません。むしろ、そういうネガティブで、自分は正しい等の自己主張を聞き苦しいと思っているのは少なくないと思います。
「オタクコンテンツを楽しんだり、通して仲間内で楽しい会話をすることは現実逃避でしかない」と、自分の趣向が現実と遊離した非常に狭いところに行っているという一種後ろめたさから、その裏返しとして「普通の人」のように「人の悪口や政治に文句をつける」「会話でもきちんと受け答えし、ストレスを感じない精神力を身に付けるにはどうしたらいいでしょうか」問うているのでしょう。
先に述べたように、あなたが「つまらない」、「気分が悪」いと感じていることはそれはそれでよいと思います。つまり、その事実を押し殺して「ストレスを感じない」ようにする必要はないのです。
「相手とお話をするならお互いにとって楽しいお話にした方がいいと思っている」それがむしろ望ましい方向です。そう、「楽しいお話」を楽しくする。それこそが良い会話です。
「わざわざ楽しくない話題」を「楽しいお話」のように変換する必要はない。
ただ、そこには現実的に「受け答え」する必要性がある。
その場合は、無理に相槌を打たず、軽く受け流し、聞いているか聞いていないかを明確にしないような表情で、時々そうですかー、と応じるぐらいにしてはどうでしょうか。あまり反応しないぐらいで、気持ちに負担がかからない程度を心がけてはいかがでしょうか。
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございました。「自分の趣向が現実と遊離した非常に狭いところに行っているという一種後ろめたさ」という部分にはっとしました。自分が思う普通の人のようにならなければ社会でやっていけないと思っていたのはこの後ろめたさからでした。このことを気づかせてくださり、誠にありがとうございます。また苦しい気持ちを受け止めてくださりありがとうございました。適度に受け流し、聞き流していくことを意識してこれから過ごしていこうと思います。重ねてになりますが、誠にありがとうございました。