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自分が病気なのか。心の持ちようについて

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39歳、二児の母です。

今思い返すと中学生くらいの時から強迫性障害と思われるような症状がありました。
大人になってからは同じ順番でメイクしないと気が済まない、アイシャドウ等は決まった回数塗る、このメーカーのメイク用品を使うと何か悪い事が起きる気がする等の強迫観念がありました。今はこれらにプラスして縁起強迫??と思われるものに非常に悩んでます。

10年ほど前に短期雇用で務めた会社があり、そこで働いてる時に彼氏と一時的に別れ(結局ヨリを戻して主人になりました)その数年後にまたそこで務めた時に今度は実家の愛犬が突然死しました。偶然といえばそれまでなのですが、この会社で働いてる時に大きな悲しい出来事が必ずありました。
そして、今年仕事を探してる時に求人誌(Aという名前とします)でこの会社が掲載されているのを見つけました。検索画面にたまたま表示されました。
それを見てからAに載っている求人に応募したらまた何か悪い事が起こるのでは、受かって働いたりしたら今度はどんな嫌な事が起こるのだろうと思って働く勇気が出ません。

結局応募だけはして、Aに掲載されていた会社に受かりました。このコロナ禍で採用していただけるだけ本当にありがたいと思っています。
ただ、あの会社が掲載されていた求人サイトに載っていた会社に受かったんだからまた何かある、という強迫観念がどうしてもなくなりません。

書いてる自分も書きながらバカバカしい、とは思うんです。
何言ってるんだろうと思います。
会社はとても親切で初回出勤日を引き延ばしてくれています(強迫観念で行けないとは話していませんが…)
このままずるずる先延ばしにしても何も解決しないのもよくわかっています。
でも、恐怖心がどうしても消えません。
どうしたらいいでしょうか。

実際、こういうジンクス??(ここで働いたら悪い事が起こる、など)のようなものは仏教の世界ではあり得る事なのでしょうか。
霊といいますか、悪い事が起こる組み合わせと言いますか…。
見えない力のようなものであり得るものなのでしょうか。

本当に苦しくて悩んでます。
どうか回答をよろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心の持ちようの問題なのでしょうか?

h.cさん、書き込みありがとうございます。

h.cさんは中学生くらいの時から、ご自身に強迫性障害と思われるような症状があったと感じるのですね。

大人になってからもメイクの順番などで、強迫観念があって、今現在、とても悩んでおられる。

求人誌に掲載されていた会社に採用されたけれども、10年ほど前に短期雇用で勤めた会社や、愛犬の死のことなどと、h.cさんの中では結びついていて、以前勤めていた会社も掲載されている求人サイトに、今回採用されたる会社も掲載されているから、何かあるのではという強迫観念が、h.cさんにとって、どうしてもなくならないものとなっているのですね。

そのことを、h.cさんご自身もバカバカしいと思うけれども、恐怖心が消えない。それでどうしたたら良いのか、というご質問ですね。

また、こういったジンクスのようなものは仏教の世界にはあり得るのか、併せて尋ねたい。h.cさんのお話をそのように私は聞かせていただきました。

h.cさん、辛い気持ちを抱えて生きておられるのですね。失礼ながら、私自身は強迫性障害になるとどのようになるのかはっきりとは分かりません。ただ、h.cさんの、自分でもバカバカしいのに恐怖心が消えないという状態は、私が想像するよるも、もっと辛いことなのだろうとh.cさんの言葉を通して私は感じています。

さて、早速、結論になりますが、もしかしたら既に行かれている可能性はありますが、一番すべきことは、専門の医療機関に相談することだと思います。私は素人ですので詳しいことは分かりませんが、強迫性障害は治療によって改善が見込める病気だと聞きます。

病気かもしれない、病気だったらどうしようという不安感もあるのかなとは思いますが、今の状態がはっきりわかることは、これからのことを考えるきっかけになり得ると私は思いますよ。

また、2つめの質問についてですが、それを仏教という人も中にはおられるかもしれませんが。私は仏教ではないと思います。信じることで、私をかえって苦悩の世界に迷わせるもの、それを迷信といいます。

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真宗大谷派僧侶。共に悩める場所を求めてこちらに参りました。
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質問者からのお礼

お礼が大変遅くなり申し訳ありません。
病院にかかったり投薬治療は受けていないのですが、カウンセラーの方に話を聞いてもらう機会があり、話を聞いていただけた事で働きに出る背中を押してもらい、現在仕事に無事行く事ができました。
ありがとうございました。

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