母との関係について
私はほぼ母子家庭で育ちました。
母が看護師だったため、小さい頃から将来は看護師になりなさいと言われてきました。
そのため看護学校に入学したのですが、勉強や実習等でだんだん鬱っぽくなってしまい学校に行くのが難しくなってしまいました。
正直母に学校を辞めたいと伝えるのが死ぬほど怖かったです。
辞めるくらいなら死んだほうがましかもしれないと思い、いろいろ調べたりもしました。
でも、どうしても死ぬことができず先に先生に伝えると母に連絡がいきました。
その際母から、本当に恥ずかしい。若いうちに苦労しなくてどうするの、お前なんか一生苦労して生きていけばいい、好きにすればと言われました。
小さい頃から、なんでうちの子はこんなんなんだろうとか結婚なんかしなきゃよかったとかよくひとりで言っているのを聞いていました。
その度に自分なんか生まれてこなければよかったって思っていましたが、今回のことで母は私のことなんて本当にどうでもいいんだなと思い始めました。
その後学校を辞め半年くらい引きこもり家族とも顔を合わせない日々を過ごしました。
お前はおかしいとかもう学生じゃないんだからタダ飯食えると思うなとかいろいろ言われて正直もう疲れて何回も自殺しようとして失敗して、生きてる意味がわからなくて。
このままじゃだめだと思い精神科に行き治療しながら仕事見つけて、落ち着いてきた頃に一人暮らしを始めました。
引っ越し先の住所も母に伝えてはいません。
LINEもブロックし、そこから数ヶ月後久しぶりに母からのLINEを見ると謝罪文が送られてきていました。正直それを読んでも私はどうしたらいいかわかりませんでした。
母との関係はもう昔みたいに、普通に話せていた頃のようには戻れないと思います。
許せる許せないとかそういう問題ではなく、私自身も自分の気持ちがよくわかっていません。今後母とどう接していけばいいでしょうか?それとももう親子関係は諦め極力母を避けた方がいいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を大切に扱うことを身に着ける
もも 様 相談ありがとうございます。
良く勇気を出して、お母様から離れて、仕事も見つけて一人で暮らすことが出来るようになりましたね。ももさんは相当頑張ったのだと思います。ですので今、無理をしてはいけません。
「もう親子関係は諦め極力母を避けた方がいいのでしょうか?」とすぐ結論を求めるようなことをする前に、「私自身も自分の気持ちがよくわかっていません」という状態なので、自分自身に思いやりや優しさをもう少し向けてみましょう。
直ぐにお母様に会うとか連絡するとかしなくてもいいと思います。
もし返信が必要なら「今はまだ、普通に話せないから、もう少し時間をください」として、自分を大切に扱うことを身に着けることをしてみてください。
というのも、幼少のころから思春期にかけて養育者との関係が不安定だと何らかの精神的な歪みのようなものが生じます。極端な場合は「愛着障害」と言われたりしますが、障害とまでいわなくても、何らかの「愛着スタイル」を持っているといわれています。この「愛着スタイル」の対処方法のひとつが、安心・安全感を得ることになります。
安心・安全感を得るには、自分で自分を癒すこと、自分に思いやりをむけて優しさや愛情で自分を満たすこと、心の温かさを感じる必要があります。また誰かといても傷つけられる心配がない、ということを充分に感じる必要があります。そして、他人といても共感できるようになると、自然とお母様と話が出来るようになってくるでしょう。
まずは、自分を癒すことから始めてください。ももさんは、どんなことで癒されますか?そして愛情や優しさを感じるときはどんなときでしょうか?それをイメージしていただいて、瞑想するようにその感じ、感覚を味わってみてください。
映画やドラマのシーンでも、大好きな歌でも構いません、その感覚、癒しや優しさ愛情の感覚に満たされることが大事なんです。続けていれば、だんだんと自分の気持ちが解ってきて、話せるようになれると思います。やがて大人同士の対等な親子関係が築けるときが来ると思います。参考にしてください。一礼
追伸:お礼メッセージありがとうございました。字数制限でこれ以上言えず足りないところがありますが、まずは安心する場所が出来たことは良いことです。安心感で満たされていけば大丈夫になると思います。困ったらまたご相談ください。再礼
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
母を前にすると喉が詰まったように苦しくなり言葉が出てこなくなることが多く、今はきっと時間が必要なのだと思います。
一人暮らしを始めてやっと安心して帰れる場所ができました。
自分を癒すとは考えたこともなかったので、これから少しずつ自分の周りに好きな物や好きなことを増やしていけるようにしていきたいと思います。
ありがとうございました。