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お金に縁のない人生に悩んでいます

回答数回答 2
有り難し有り難し 16

初めて相談させていただきます。

子どもの頃、お小遣いというものはほとんどもらったことがなく、必要な物を買う時に必要な金額をもらっていました。
そのため、貯金というものはありませんでした。
親が預かっていたお年玉も、いつの間にか無かったことになっていました。

高校生になってアルバイトを始め、微々たる金額ではありましたが、貯金をすることができました。
しかしそれも、大学の学費と一人暮らしの初期費用として、上京直前に親に全て持って行かれました。

ほぼ無一文での一人暮らしスタート。4年間、常にギリギリの生活でした。
アルバイトをしてもなかなか自由にお金を使えず、生活費に消えていきました。
ブランド物の化粧品や洋服を当たり前のように買えて、旅行や食事も好きなようにできる同級生達が本当に羨ましかったです。

就職はできましたが、上司や先輩からのパワハラに遭い、心身を病んで早々に退職。
以来、アルバイトや派遣で食いつなぎ、途中、うつ病を患って働けなかった時期は借金もしました。やはり、貯金なんて夢のまた夢でした。

結婚後もアルバイトや派遣で働いてきましたが、うつ病や体調不良で退職したり、求職活動の期間が長かったりで、夫の貯金まで食いつぶしてしまいました。
そのため、夫が大事にしていた車も手放しました。
自分の家を持ちたい・子どもが欲しいという夫の夢や希望も、私が壊してしまいました。
夫を犠牲にしてまで、私が生きる価値や意味とは何だろうと常に考えてしまいます。

そして現在、事務のアルバイト6年目を迎えましたが、コロナ禍の収益悪化により、アルバイトは今年の夏で全員が契約終了。
転職活動中ですが、実力や経験の不足はもちろん、40代という年齢もあってか、軒並み不採用。

その時にできることを自分なりにしてきたつもりですが、やはり努力や工夫が足りなかったり、間違ったことをしていたのかと悲しくなります。
現在も、自分のできることをするべく、資格を生かした商品をスキル販売サイトで出品していますが、全く売れません。
何をやっても自分はダメだと情けなくなります。
人並みに働いて、人並みに稼いで、お金のことは気にせず大好きな夫と楽しく暮らしたい。それができず、悔しいです。

この「お金」という課題を克服するには、どのような心持ちやスキルが必要なのでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

私も金欠ですが

私も金欠ですから、自分はこうしてリッチになった、という回答はできません。

ただ、世の中にはインターネットを使った副業などで稼いでいる人も多く、そうした人々はユーチューバーでもある場合もあります。kyokoさんやマナブさんのチャンネルをみると具体的な方法を親切に公開しておられますよね。ご覧になっていますか?

どれくらいのお金が必要なのか分かりませんが、これ合法?というような合法的な方法で小遣い程度なら容易に稼ぐこともできるとお二人はおっしゃっています。

したがいまして、いろんな情報を集めてみられたら、と思います。

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私はお坊さんといっても、ひと様に何か答えらしいものを提示できるような立派な...
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生活スタイルを見直してみてはいかがでしょうか?

拝読させて頂きました。あなたが幼い頃から今まで生きていく中でとてもお金のことて厳しい生活をなさっていらしたことを読ませて頂きました。あなたの人生の中での金銭的なことでの辛いお気持ちは詳細にはわからないですけども、あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
今あなたとご主人様がどのような生活をなさっていらっしゃるのかわからないですけども、これからの未来のために様々できることはあるかと思います。
藤岡 師のおっしゃることを参考になさってもいいかと思います。今はいろいろな収入を増やす方法はありますからね。
また家計を見直してみることもいいかと思います。
或いはご主人様と一緒にこれからの未来や生き方つまりライフスタイルを見つめ直すこともありかと思います。

私のお寺は田舎ですから檀家さんや近所の人達や友人からお米や野菜や果物を沢山頂きます。また家でも菜園を作ってできた野菜を食べたり人に差し上げたりしています。それで全てが成り立っている訳ではありませんけども、スーパーで買うものばかりではないので金銭的にはたぶん変わってくると思います。
私は以前都心のど真ん中に住んでいました。ですのでその当時は何をするのもお金がかかって外に出なくてもお金は出ていくばかりでした。
ですから都心部と田舎暮らしではやはりお金の使い方が違うかもしれませんし、生活習慣も違ってくるようにも思います。
確かに田舎では都心部ほど仕事はないかもしれませんがけれど全くないわけではありません。それがいいか、あなたの生活に合っているのかはわからないですけどもまた違う生き方や考え方や価値観もあるかと思います。
一度ご夫婦でこれからのことをゆっくりとお考えなさってみてはいかがでしょうか?

あなたとご主人様がこれからの未来を心豊かにおおらかにお過ごしなさり、仲良く心から幸せに生きていかれますようにと心よりお祈りしてますね。

様々な人生や生き方を見つけてみて下さいね。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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