人の話しを聞くという事は…
お坊さんは
人の話しを聞く機会が多いですよね
その時
明らかにおかしい事を
正しい意見として
のべる人がいる時
どのような話し方、伝え方をしますか?
また、その人が言った話を否定をする時
どのような話し方をすれば
相手が嫌な思いをせずに、また
納得するようになりますか?
人の話を
聞き入れない人とかに
伝えるのは
難しい事ですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
説くは難し。聴くは、なお難し。
コトリちゃんさま
なごみ庵の浦上哲也と申します、よろしくお願いします。
「お坊さんは人の話を聞く機会が多いですよね」とありましたが、実はそれほど多くありません。というか、多くの僧侶は「聞き上手」よりも「説き上手」なため、途中から自分が話してしまう場合が少なくないのです。傾聴などの訓練を積んだ僧侶でなければ、そういった傾向の方が多いようです。
それはさておき、ご質問の件です。
コトリちゃんさんは、人からの話を受け止める機会が多いのでしょうか。そしてその話が、明らかにおかしい場合があって、対応に苦慮されているということでしょうか。
相手が思っていること、感じていることを変えるのは難しいことです。まず「だいたいにおいて無理なこと」と思っておいた方が、気が楽になるのではないでしょうか。特に、コトリちゃんさんが仰るような「人の話を聞き入れない人」に伝えるのは「まず無理」と思っておいた方が良いでしょう。
それを踏まえた上で、私の場合は話をじっくり聞いたあとで「〜〜さんはそのように思うんですね」「あなたはそう考えているんですね」という返し方をします。相手の意見は意見として尊重しつつ、自分は賛同していませんよ、というスタンスです。
また、効果は薄いかもしれませんが、持論が普遍的なものだと思い込んでいる相手に「あ、この意見・考えは、自分独自のものなんだな」と思わせられるかもしれません。
ご参考になりましたら幸いです。
質問者からのお礼
すごく参考になりました
これからも頑張ります!!
ありがとうございました