大学時代を後悔
いつもサイトを拝読しています。悩みが腑に落ちる感じがして、ありがたいです。
はじめて投稿させていただきます。よろしくお願いします。
社会人一年目です。大学時代の後悔がふつふつと浮かんできます。
主な後悔は、人間関係とゼミです。
私は、中高一貫校出身です。中学の時に、人間関係で失敗し、自分は嫌われ者だという意識の中で生活していました。実際、高校時代の嫌われ度合いはすごかったです。悪口もたくさん言われました。それから、人と関わることがとても怖くなりました。中高生活の中で、自分のダメなところを何度も何度も反省して、自分を責めながら生きてきました。余暇は大概自分の粗探しに消えていたように思います。
大学に入ってからは、やり直そうとと思い、サークルに入ったりして人との交流を広めたりしました。しかし、やはり、人の集団に入るのが怖く、サークルでも自分は多くの人と関われなかったという後悔があります。これが一つ目の後悔です。
二つ目の後悔はゼミです。
分野から選んだため、ゆるく、やることがあまりないゼミだとは知らずに入り、学びを深めることも、ゼミ生と交流を深めることもあまりできませんでした。
また、教授に嫌われている気がして、辛かったです。自分と話す時だけ、テンションが低いです。自分が怖がりながら話していたせいもあるかと思います。自分は、人を怖がっていて、無表情で関わりづらい性格だと思います。また、自分が嫌われても仕方ないことをした、と自覚していることもあり、自業自得だと感じていました。
ゼミ自体が居づらかったです。ゼミは全体的に、仲良いということはなく、サボっている人も多かったです。やることがあまりなく、中身がないゼミでした。本当は自分から勉強するのが大学だというのはわかります。しかし、まだ、学び方さえ十分にわかっていない状態だったのです。このゼミに入っていなければ、もっとよい学生生活が送れたのではと、後悔しても仕方ないことが頭に浮かびます。
昨年はコロナで学生生活がなくなってしまった(皆同じだとは思うのですが)ことから、消化不良や、後悔ばかり浮かんできます。自分が完璧主義なせいもあるかと思うのですが、この後悔の念をどうすれば良いのでしょうか?
読んでいただき、ありがとうございました。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
優しい人が傍にいたら。
わんわん 様 相談ありがとうございます。
「人間関係に上手くいかず、悪口を言われた。そして自分の粗さがしをした。すると人との関係に恐怖を感じるようになった。ゼミでも上手く関係を築けなかった。今は後悔をしている」要約しましたが、この状態は、わんわんさんのせいではない。自分が悪いのではない、自分を責める必要はないということを意識してください。
そもそも、人には、脅威を感じると避けるとか凍りつくという本能的な反応が備わっています。その反応に付随する感情は、主に怒り、不安、嫌悪です。
家族とも仲がいいとまでは言えない、そして、学生生活で、敵意を向けられたら誰だって、「人は危険であり、心と体を傷つけるものだ」と警戒することを意識せずに学習します。そうすると他人と付き合うことが不安になり、自己嫌悪になり、いつのまにか自分を責めるようになるのです。
では、この脅威を感じ、自分を責めて、後悔したり、怖がったり、凍りついたような状態から、変わっていくものは何かというと、優しさや愛情や思いやり、人との関係にあたたかさ安心安全を感じるということが必要になってきます。
それには、自分に思いやりや優しさを向けることです。自分で自分を癒すことをまず実践してみてください。心が落ち着いて安心できるものは何ですか?
例えば、触り心地の良いぬいぐるみを抱く、ホッとする飲み物(ココアなど)飲むとか。それから、わんわんさんにとって、もっとも落ち着き癒される場所をイメージしてその場所にいることを身体全体で感じてみてください。想像でいいのです。心地良い匂い、柔らかな風、大好きな色、花、風景、などです。さらにその中にあなたにとっても最も優しい人が傍にいてくれたら、あなたにどんな優しい言葉をかけてくれるでしょう。わんわんさんを信頼していつでも助けてくれる人です、架空でも構いません。その人のメッセージを受け取ってみましょう。
ゆっくりとした呼吸とともにイメージるすると、やりやすいと思います。
試してみてください。後悔が癒されると頑張ってきた自分を認めることができますよ。難しければ遠慮なくご相談ください。一礼。
追伸:早速にお礼メッセージありがとうございました。辛い時はどうぞメールにてご相談ください。字数制限でこの欄はここまで。ご縁に感謝いたします。再礼
もしなんて人生にはないですので
今までの人生を考えるとき、理想と比較してはいけません。どんなに楽しそうに過ごしてきたように見える人でも、理想と比較していたら負けるに決まっています。
人生にもしはない。それまで過ごしてきた人生は何不足ない満点の人生です。完璧です。後悔はせず、課題があればなおせば良いだけ。
そして、これからあなたがすべきことは過去のことを考えるのではなく、これからのことに意識を向けていきます。自分の価値観や不安などのフィルター越しに物事を見ないことです。嫌われている「かも」自分ダメ「かも」きっとそうに「ちがいない」こうした自分勝手をやめるのです。これはエゴとも言えますよ。かもしれないは、妄想です。それに振り回されて自らの首を絞めるなんてアホらしいでしょ。
人は怖くないですから社会人として多くの人の目を見て笑顔で話しましょう。困っている時はどんどん相談しましょう。
人の輪が広がりあなたが壁を作らなければ人は心を開いてくれます。
質問者からのお礼
ご回答ありがとうございました。
自分の気持ちに寄り添っていただけて、涙が出てきました。自分に優しくする、穏やかになれる状況を作って、自分だけでも自分の味方でいられるようにしようと思います。
邦元 様
ご回答ありがとうございました。
自分の〜かもがエゴであり、自分が我に振り回されていたことに気づけました。過去ではなくこれからに目を向けていきたいと思います。